浅間山を眺めに黒斑山へ
- GPS
- 05:15
- 距離
- 4.9km
- 登り
- 479m
- 下り
- 480m
コースタイム
自宅発5:00→8:00登山口駐車場8:50→10:15非難小屋→10:45トーミの頭→11:10黒斑山頂11:45→12:00コース分岐→13:20登山口駐車場
天候 | 薄い雲がかかっているもののおおむね晴れ |
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過去天気図(気象庁) | 2010年01月の天気図 |
アクセス | |
コース状況/ 危険箇所等 |
車道の雪を若干心配していたものの車坂峠直下まではアスファルトを覆う雪はなく快調に車を走らせることが出来きました。 登山道は踏み後はしっかりと固められており、ワカンどころかアイゼンも必要ないくらいしっかりしていました。ただ踏み後はずれると膝、腰まで雪に埋まります。 下山後は小諸まで降りて、懐古園前の草笛で蕎麦頂きました。 その後、布引温泉こもち(450円)で浅間山を目の前に露天風呂でゆっくり、なかなか良い施設でした。 |
写真
感想
今年初の山行は天気も良かったので、標高2,000m級で楽しめる山でも安心して行けると考え、2007年6月に登って浅間山の姿に感動した黒斑山に登ることに決めました。
車道の雪を若干心配していたものの車坂峠直下まではアスファルトを覆う雪はなく快調に車を走らせることが出来た。2007年にはなかった真新しい建物が駐車場に出来ており、中はとてもキレイで2階はちょっとした軽食スペース、グッツ販売されていて驚く。特にお手洗いはウォシュレット付の快適な環境だ。
車坂峠からは表コースを選択、この3連休晴天のためかたくさんの登山者に賑わっていた。登山道はしっかりと踏み後がついており、ワカンはもちろん必要ないが、軽アイゼンすらなくても登れるほど道が良かった。
表コースは高度を上げると東側以外の展望が最高に素晴らしい。向かいの籠ノ登山の奥には、昨年登った妙高、火打が見え。地平線には北アルプスの連なりが続く。空気が澄んでいるので槍ヶ岳の尖がりが視認できた。やはり槍が見えるとちょっと嬉しい。さらに中央アルプス、少し間近に八ヶ岳と大展望。
今回はアイゼンも必要ないくらいだと書いたが、購入したセミワンタッチの12本爪を試し履きしてみる。今までの2箇所止めよりも数倍早く装着が完了し、改めてワンタッチの威力を認識。12本爪というと歩きにくいというイメージだったが、全くそんなこともなくサクサクと進むことができ良い買い物が出来たことにニンマリ。
避難所付近に来るとトーミの頭に半分隠れながらも浅間山が顔を出す。もう一息登ると槍ヶ鞘から浅間山が一望できた。富士山に似た稜線のきれいな浅間山。土と雪が織り成す独特の縞模様は自然の神秘さを感じさせる。
そして黒斑山、蛇骨岳、仙人岳、Jバンドと連なる外輪山の姿も見事。南には秩父の連山の奥に富士山まで見えて感動。
トーミの頭まで若干の急登ではあるものの、比較的なだらかな登山道は相変わらず歩きやすかった。山頂へはほぼ予定通り到着。夏とは全く違う景色に見とれながら一時の休憩。眼下は急激に高度を下げるため、下の方の木々が模型みたいに可愛かった。稜線は風が強いが西側が樹林帯に覆われているため山頂は比較的寒くないのもこの山のポイント。
帰りは中コースから下山を開始したが、こちらはほとんどが樹林帯で展望は標高を結構下げた所までない。こちらのコースもよく踏み固められており、トレースをはずさなければアイゼンも必要ない。
ただ今回は時間に余裕もあるので途中からワカンの具合を試してみる。装着しているといつの間にかカモシカが数メートルの所にたたずんでいてビックリ。あちらはそんなことはお構い無しに脇を通り過ぎていった。結構人慣れしているのかな、ほほえましかった。
ワカンを装着したらいざトレースのない深雪へ足を踏み出す。この季節は雪が固くないため膝までは軽く潜る。下手するとワカンつけているのに腰まで潜る。数十メートル進むのも楽じゃない状態だが約30分汗をかきながらラッセルを楽しんだ。
黒斑山は冬こそ安心して楽しめる山ですわ。
登り初めから好展望、きっと今年も充実した山行が期待できそうですね。
黒斑山は、2年半ほど前(夏)に登ったときはガスガスで目の前に何も見えなかったとても残念な思い出のある山です。
浅間山の雪の縦縞模様、端正な形の山をいっそう引き立たせますね。
黒斑登って展望がないとかなりガッカリですね。
雪山を飾る雪の模様は富士山と浅間山が絶品です。
見ていて本当に飽きないですよ。
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