霧ヶ峰(伊那丸富士見台駐車場から)
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- GPS
- 02:53
- 距離
- 9.5km
- 登り
- 635m
- 下り
- 638m
コースタイム
天候 | 曇りのち雨 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2023年05月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
写真
感想
5/4の霧ヶ峰山火事から9日が経過した。23hで焼失面積は180haとのこと。地元の惨事をこの目で見ようと、今日は霧ヶ峰を歩きました。
焼失した境界をぐるっと一周、廻ってみました。焼け焦げた大地を歩くので、古いトレランシューズと、捨てようと思っていたゲーターでダメになっても良い格好でスタートです。
総距離は9.5km、南北に2.8km、東西に広いところ1km。面積は部分的にショートカットしたため、GPXデータから計算し(アプリが)163haでした。
延焼が止まった境界線は、自衛隊・消防署・消防団のご努力で延焼を食い止めたと思われる場所もあれば、自然の岩や石、また、登山道、森林により延焼が止まっと思われるカ所など、理由はさまざまでした。
いつもの草原の山行の場合は、顔にクモの巣がかることが多かったと思いますが、今日はそれが全く無く、昆虫やクモなどは犠牲になった証と思われました。
植生にとっては、焼けていないところも、今の時期、クマ笹の緑以外の緑はまだなく、霧ヶ峰はこれからが芽吹きの時期ですので、この時期で良かった。でも逆を言うと、枯草のこの時期だからこんなに延焼してしまったとも思いました。
10年前の山火事でも、自然の再生能力で、1ヵ月程度で緑が復活したようですので、芽吹きの時期、今回も自然の力を信じています。そもそも、以前は野焼きをやって、草原の管理をしていたこともあり、ネガティブな要素はほぼ無いと思われます。
霧ヶ峰の草原は標高と気候、地質等によって長い年月をかけて今があると思いますが、今回の不慮の山火事が、この草原にとってプラス効果となることを切に願います。
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