杉ノ沢経路-秦野峠-ヘイソ沢(上部)-日影山-神縄
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- GPS
- 08:23
- 距離
- 14.3km
- 登り
- 1,271m
- 下り
- 1,312m
コースタイム
- 山行
- 7:54
- 休憩
- 0:29
- 合計
- 8:23
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2014年11月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
自転車
05:30 自宅、駐輪場100円 05:40 町田 05:51 小田急小田原線、460円 06:10 本厚木 06:11 06:39 新松田 06:55、富士急湘南バス、520円 07:23 寄 復路 15:45 神縄 16:09(時刻表は16:13)富士急湘南バス、800円 16:50 新松田 16:53、小田急小田原線、快速急行、460円 17:38 町田 17:45 17:55自宅 |
コース状況/ 危険箇所等 |
杉ノ沢経路のミロク山荘〜秦野峠は廃道。道形、痕跡あり、踏み跡不明瞭箇所、一部崩落個所あり。渡渉箇所にピンクテープあるいは目印のある場合あり 昔の登山記録に旧経路が記入された地図画像を参考に http://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-51956.html ※追記:ミロク山荘周辺は、バイクトライアル用の練習場所に使用されている様子で、近くを通る場合には注意が必要です。 |
写真
感想
廃道となって久しい寄から杉ノ沢経路で秦野峠へ行ってみることにした。まだ、廃道と明記される以前、点線ルートではあったが、行って迷ったことがあった。いや、その後もう一度行っても迷ったはず。今と違ってずっと藪が深かったと思うし。状況は全然違うはずだが。今回は見通しが良いこともあり、大曲までは、一部不明瞭な場所もあるものの、たぶん旧経路を歩けたと思う。大曲から林道に上がったが、すぐに山道があった為それを登ってみる。途中、間伐作業をしていた為、戻るのも気まずいので、行けるとこまで行ってみるとP720に着いた。北西に進んで一つ隣の尾根を降りて、再び林道に出て、堰堤だらけの横を登って行くと、旧経路が出てきたのでそれをトレースして秦野峠まで歩くことが出来た。
下りは八丁集落を目指す、ヘイソ沢を下るつもりであったが、堰堤を4つくらい巻いただろうか、巻いた先も崖だった為、尾根を登り、林道に逃げた。本当に昔下ったのだろうか?と思うが、その頃は今回見た堰堤は出来ていなかったと思われるのと、数十年の水害により、谷は深くなっている可能性はある。改めて2万5千の地図をPCで家で見てみると、すでに左岸に点線の登山道が記入されていることが分かる。対岸から下れば、古い作業道があったのかも知れない。
ヘイソ沢から尾根を上がる途中、人が叫ぶ声と電子音とも、変わった音色の笛?とも良くわからない音が、断続的にしていたので、たぶん猟をやっていると思い、慎重に登って行く。林道に着くとそこに、軽トラとそこから大声で叫ぶ人がいた。荷台にはやはり、犬籠?が乗っかっていた。その脇を素知らぬ振りをして通り過ぎる。送電線がまだ先に見えたので、日影山よりずっと手前に上がることは予想通りだった。
ルートは変更し日影山に登り、三保ダム方面へ下ることにする。林道を1Kmほど進んで、日影山の取付部分まで来て、3個目のおにぎりを食べる。登り始めると、風が少しある。日影山は4回目か、前回来たとき、笹藪が煩くなっているのを感じたが、今回も最後の分岐までの下り部分で、道を見失ってしまった。登り返して復帰したが、大きな崩落部分に横から突入する勢いだった。三保ダムへの分岐からは歩いたことがなかったが、道の途中から、熊笹の群生が見られたのが、めずらしい。以前はどこの稜線も普通に熊笹に覆われていたのだが、ほとんど壊滅状態になって久しい。ここにこれだけ残っているのはなぜなのだろう? しかしこの貴重な熊笹なのに、測量なのか?標柱を立てるためなのか?刈り払いがつい最近行われたらしく、刈られた笹が無残に横たわっていた。関心のない人にとっては
全く普通の、何処にでもある笹藪にしか見えないのだろうが、丹沢山地の笹藪は絶滅の危機に瀕していると思う。
神縄トンネルのバス停に出る直前の鞍部の所に降りてきた所から、ちょうど車道を見たところ、バスが通り過ぎて行くところだった。あ、行っちゃった〜!仕方がないので、そこにちょうどあったベンチで、ゆっくりお茶を飲む。今回から、熱いお湯を魔法瓶に入れてきたのだ。
念のためバス停まで行って、時刻を調べると、やはり10分前に行ってしまったところだった。次のバスが1時間後なので、約50分ある。このバス停は日影なので、待っていると寒いだろうから、神縄トンネルを南に抜けて、バス停2つ歩いた神縄バス停で待つことにする。ちょうどトイレもあったが、水摂取不足のためか催す気配がなかった。トイレの前のベンチで最後のおにぎりを食べてお茶を飲む。
クマザサの薮は豪雪地帯のもので、首都圏近くの山は、笹薮が無いものだと思っていました。昔はもっとあったのですか。
ここらの山はおかげさまで、自由に移動ができて、北国とは勝手が全然違います。
雪が減ったせいか、鹿が喰ったせいなんでしょうか。
yoneyamaさん、こんばんは!コメントありがとうございます。
北国の猛烈な笹藪ほどではないですが、高校生の頃歩き始めた、丹沢を始め、奥多摩方面も、主要な登山道でも、両脇は笹に覆われていて、今みたいに、登山道から谷底まで見えるようなことはなかったです
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