冬の来る前のブンゲン/射能山 北西尾根〜品又峠周回
- GPS
- --:--
- 距離
- 7.8km
- 登り
- 692m
- 下り
- 685m
コースタイム
大長谷 渡渉 9:15
小ピーク(分岐?) 10:03
山頂 11:29-50 休憩
小ピーク 11:55-12:22 昼飯
甚吉岩 12:35
リフト最高点 12:53
旧リフト2個目 13:20
品又峠 14:10
日の出山展望台 14:10
品又峠 14:26
若竹荘 15:15
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2014年11月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
行きも帰りもうちのクルマ1台だけでした。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
全般的に、ルートはあまり踏まれてません。 ○若竹荘〜大長谷 若竹荘の裏山から、黒いパイプに沿っていきます。特に問題ないルートです。最初の渡渉で丸太橋のところで、黒いパイプから離れます。そこから2個目の渡渉をします。 ○大長谷〜北西尾根 二個目の渡渉から尾根を登るのですが、取り付きがよくわかりません。今回は、川下に左岸を下り、岩のあるところ(川合流手前)から尾根を登りました。 尾根は、おおむね道はわかりやすいですが、急です。 ○北西尾根〜山頂 尾根道はずっと登って行きますが、途中小ピークがあり下るところがあります。二つ目(だったと思う)の小ピークが、分岐ぽく、西向けと南東に尾根がありますが、左(南東)に向かいます。 徐々に、笹藪がひどくなり、頂上の手前は、笹のトンネルをかき分けかき分け進みます。 ○山頂〜リフト最高地点 山頂は、見晴らしよく、白山・貝月山・伊吹山が見えます。山頂から5分ぐらいのところにも、小ピークがあり、ここも展望はよいです。甚吉岩も見晴らしがいいです。 ○リフト最高点〜旧リフト跡 リフト最高点手前からスキーコースを歩きます。これ以降、笹藪とはおさらば。リフト最高点も景色はいいです。スキーヤーも白山を見ていたりするのかな。 ここから、スキーコースでいう天狗岩コース(10番リフト)〜チャレンジコース(9番リフト)のルートも通れますが、品又峠を目指し、旧リフト跡のほうに行きました。 旧スキー場の方面も、歩きやすいです。 ○旧リフト跡〜品又峠 旧リフトのコースに合流し、下ります。3回目の渡渉あります(小川)。基本的には旧コース上を通ります。 旧リフトの2個目のところで、尾根から離れるのが正しいようですが、調べたルートが間違っていたのか、尾根を進もうとして、旧リフト下の道というか、木の伐採しているところに入りました。結局、尾根沿いの道は見つからず、品又峠直前で、リフト最後のあたりの急降下のところに出てきて、引き返しました。45分の時間ロス。 ただ、誤ルートと思われる旧リフト2個目の乗降所のところは、白山方面よく見えます。 ○品又峠の日の出山展望台 品又峠まで、スキーコースを降りるとすこし登って、日の出山(品又山)の展望台があります。1045mのところで見晴らしはよいのですが、あまり落ち着かないので、すぐ降りてきてしまいました。(高所が怖いせいか・・・) ○品又峠〜若竹荘 品又峠から、スキーコースで言うアルペンコース〜しゃくなげゲレンデ(8番リフト)を通ります。途中下り道の左手に、岩を抜ける窟というか水路があり、小さな滝があります。このあたり、ゲレンデの下を大きなパイプというかトンネルで、左手の川が右手にきたり、川というか谷は、いろいろ手が入っているみたい。 ずーっと下って、スキー場のレストハウスのあたりに来ます。スキー場OPENに向けて、いろいろ工事をしているようでした。そこを抜けて、若竹荘の前をとおり、駐車場へ。帰ってきてもクルマは1台だけでした。 コース前半の山頂までですが、基本的に湖北の山は、北に向いて登ることが多い(伊吹山も横山岳も金糞岳も)のですが、ここは南(南東)方面に登ります。なんかお日様の方向もいつもと違う雰囲気でした。(スキーコース内には、北に向いて川が流れる「逆川・さかさまがわ」というのもあるようです。) コンパス、地図は持っていくようにして、把握しながら登りましょう。 |
写真
感想
滋賀県で3番目に高いとされるブンゲン/射能山(1259.7m)に行ってきました。この前行った金糞岳(2番目に高い1317m)の先に白倉岳(1270.7m)のほうが、高いような気がするのですが、世間一般では3番目なのだそうです。よくわからない・・・
山自体は、前半の山の中を登るのと、後半のスキー場内を下るのとで変化にとんだ山歩きでした。
前半は、はっきり言って、道はかろうじてわかるような感じで、小枝や笹などが多数かぶさっており、歩きにくかったです。道も結構急です。山頂直前の背丈ほどの笹を掻き分けるのも、厳しいです。もう、木々も葉を落としていたので、日差しの明るい中歩けましたが、葉が茂っているときは、大変だろうなと思います。
しかし、そこを抜けると、やはり第3位?の山頂で、見晴らしはよく気持ちいいです。山頂からすこし行った小ピークや甚吉岩、リフト最高点などからの景色は、天気もよかったこともあり、白山方面の見晴らしがとてもよくて、苦労の甲斐がありました。
後半は、スキー場のコースを歩けば、何も問題ありません。私は、どこかで勘違いをしていたのか、調査が甘かったのか、品又峠に下るところで、尾根道を歩くように計画をしてしまって、旧リフト下の小さい木や小枝を刈ってあるところを歩きにくいながら歩いてしまって、挙句に、旧リフトの急坂下りのところで限界を感じ、スキーコースに引き返しました。45分くらいロスしてしまいました。
もう少し、手入れがされていればとても気持ちいいコースと思いますが、藪が好きな人にはこのくらいがいいのかもしれません。
また雪で埋まってくると、ぜんぜんイメージが違ってくると思います。このあたりは、雪深いところですし。
(ちなみに1Wほど前には初雪だったそうで、山頂あたりは多少積もっていたようです。若竹荘のおばちゃんは、若竹荘のあたりは霙が降ったといってました)
それと、奥伊吹はやっぱりクマ注意ですね。幸いにも出会いませんでした。
コメント
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yo_yonedaさん、こんにちは−
出ませんでしたね、よかったですね。
白山も綺麗です。
積雪期のブンゲンに何度か登りましたが、良いですよ。
一度渡渉して、その後はそのまま適当に急斜面を直登ました。
この辺り、少しわかりにくいですね。
とにかく斜面を登ったら尾根に出るので安心ですが・・・
単独はチョット怖い感じですよ。
yoshikun1さん、こんばんわ。
奥伊吹で、クマが一番出そうなところですが、幸いにも、でてきませんでした。
今回ブンゲンは、人が少ないだろうなと思って、ラジオがんがん鳴らして行こうと思っていたのですが、ラジオをどこに片付けたかわからなくなって、結局、鈴だけでした。
(山行だけじゃなく天災も考えて、探しておかなくては・・・)
ブンゲンは山行記録でみても、あまり出てこないですね。yoshikun1さんの記録も参考にさせてもらいました。
踏み跡が少なくって、いろいろ迷いながら行きました。渡渉の後のところが特にわかりにくかったです。積雪時は、踏み跡でなく、地形とか判断材料が少なくなるので、もっともっと経験を積まなければ、と思います。
結局、今回は、登山客には一人も会いませんでした(若竹荘のおばちゃんと、後半、スキー場の準備してる人には会いましたが)。単独行は、自分のペースで、登れるとか、花・風景・写真を楽しめるとかありますが、確かに怖いところはありますよね。
でも、この3連休みたいに気持ちいい天気だと、いろんな山で、いろんな風景見てみたいし・・・。霊仙山も行きたかったんだけど・・・
ひと月前の横山岳からの白山は雪がなかったですけど、今回は白い白山が見られました。これからどんどん、湖北の山も白くなってくるんでしょうね。
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