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記録ID: 551533
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ハイキング
霊仙・伊吹・藤原

冬の来る前のブンゲン/射能山 北西尾根〜品又峠周回 

2014年11月22日(土) [日帰り]
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GPS
--:--
距離
7.8km
登り
692m
下り
685m

コースタイム

若竹荘     8:55
大長谷 渡渉  9:15
小ピーク(分岐?) 10:03
山頂      11:29-50 休憩
小ピーク    11:55-12:22 昼飯
甚吉岩     12:35
リフト最高点  12:53
旧リフト2個目 13:20
品又峠     14:10
日の出山展望台 14:10
品又峠     14:26
若竹荘     15:15
天候 晴れ
過去天気図(気象庁) 2014年11月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
奥伊吹スキー場の駐車場を利用。アルカンデ(動く歩道)の直下。
行きも帰りもうちのクルマ1台だけでした。
コース状況/
危険箇所等
全般的に、ルートはあまり踏まれてません。
○若竹荘〜大長谷
 若竹荘の裏山から、黒いパイプに沿っていきます。特に問題ないルートです。最初の渡渉で丸太橋のところで、黒いパイプから離れます。そこから2個目の渡渉をします。
○大長谷〜北西尾根
 二個目の渡渉から尾根を登るのですが、取り付きがよくわかりません。今回は、川下に左岸を下り、岩のあるところ(川合流手前)から尾根を登りました。
尾根は、おおむね道はわかりやすいですが、急です。
○北西尾根〜山頂
 尾根道はずっと登って行きますが、途中小ピークがあり下るところがあります。二つ目(だったと思う)の小ピークが、分岐ぽく、西向けと南東に尾根がありますが、左(南東)に向かいます。
 徐々に、笹藪がひどくなり、頂上の手前は、笹のトンネルをかき分けかき分け進みます。
○山頂〜リフト最高地点
 山頂は、見晴らしよく、白山・貝月山・伊吹山が見えます。山頂から5分ぐらいのところにも、小ピークがあり、ここも展望はよいです。甚吉岩も見晴らしがいいです。
○リフト最高点〜旧リフト跡
 リフト最高点手前からスキーコースを歩きます。これ以降、笹藪とはおさらば。リフト最高点も景色はいいです。スキーヤーも白山を見ていたりするのかな。
 ここから、スキーコースでいう天狗岩コース(10番リフト)〜チャレンジコース(9番リフト)のルートも通れますが、品又峠を目指し、旧リフト跡のほうに行きました。
旧スキー場の方面も、歩きやすいです。
○旧リフト跡〜品又峠
 旧リフトのコースに合流し、下ります。3回目の渡渉あります(小川)。基本的には旧コース上を通ります。
旧リフトの2個目のところで、尾根から離れるのが正しいようですが、調べたルートが間違っていたのか、尾根を進もうとして、旧リフト下の道というか、木の伐採しているところに入りました。結局、尾根沿いの道は見つからず、品又峠直前で、リフト最後のあたりの急降下のところに出てきて、引き返しました。45分の時間ロス。
 ただ、誤ルートと思われる旧リフト2個目の乗降所のところは、白山方面よく見えます。
○品又峠の日の出山展望台
 品又峠まで、スキーコースを降りるとすこし登って、日の出山(品又山)の展望台があります。1045mのところで見晴らしはよいのですが、あまり落ち着かないので、すぐ降りてきてしまいました。(高所が怖いせいか・・・)
○品又峠〜若竹荘
 品又峠から、スキーコースで言うアルペンコース〜しゃくなげゲレンデ(8番リフト)を通ります。途中下り道の左手に、岩を抜ける窟というか水路があり、小さな滝があります。このあたり、ゲレンデの下を大きなパイプというかトンネルで、左手の川が右手にきたり、川というか谷は、いろいろ手が入っているみたい。
 ずーっと下って、スキー場のレストハウスのあたりに来ます。スキー場OPENに向けて、いろいろ工事をしているようでした。そこを抜けて、若竹荘の前をとおり、駐車場へ。帰ってきてもクルマは1台だけでした。

 コース前半の山頂までですが、基本的に湖北の山は、北に向いて登ることが多い(伊吹山も横山岳も金糞岳も)のですが、ここは南(南東)方面に登ります。なんかお日様の方向もいつもと違う雰囲気でした。(スキーコース内には、北に向いて川が流れる「逆川・さかさまがわ」というのもあるようです。)
 コンパス、地図は持っていくようにして、把握しながら登りましょう。
アルカンデに一番近い駐車場に到着。
アルカンデに一番近い駐車場に到着。
スキー場の広い駐車場に止めます。ほかには、誰もいない。
スキー場の広い駐車場に止めます。ほかには、誰もいない。
アルカンデの下をくぐります。
アルカンデの下をくぐります。
若竹荘の右手を登ります。
登って歩いていると、若竹荘のおばちゃんがいたので、挨拶。取っ掛かりの道を教えてもらいました
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若竹荘の右手を登ります。
登って歩いていると、若竹荘のおばちゃんがいたので、挨拶。取っ掛かりの道を教えてもらいました
若竹荘の裏山より
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若竹荘の裏山より
裏山。このあたりから配水の黒いパイプを目印に歩きます。
裏山。このあたりから配水の黒いパイプを目印に歩きます。
パイプに沿って歩きます
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パイプに沿って歩きます
丸太橋。弱ってそうなので、左手の石を渡渉(1回目)。
丸太橋。弱ってそうなので、左手の石を渡渉(1回目)。
わたったところに案内板。ここでパイプと分かれます。
わたったところに案内板。ここでパイプと分かれます。
すぐに、2回目渡渉。
すぐに、2回目渡渉。
渡った先の尾根の取り付きがわかりません・・・。赤テープあるけど、底から先の道がわからない。
渡った先の尾根の取り付きがわかりません・・・。赤テープあるけど、底から先の道がわからない。
結局、川下に下りました。
結局、川下に下りました。
岩のあたりが登りやすそうなので、ここから尾根をとおります
岩のあたりが登りやすそうなので、ここから尾根をとおります
案内板がでて、大丈夫そうなのがわかります。
案内板がでて、大丈夫そうなのがわかります。
尾根道を登ります
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尾根道を登ります
途中、火の用心看板が多数あります。
途中、火の用心看板が多数あります。
火の用心
ここら辺は、南むけて歩きます。
ここら辺は、南むけて歩きます。
木の上にあるのは、クマだな(熊棚)。奥伊吹はクマが多いので、今日も鈴は2連装です。
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木の上にあるのは、クマだな(熊棚)。奥伊吹はクマが多いので、今日も鈴は2連装です。
小ピーク(二個目)。ここで、左の尾根筋へ。このあたりから方向は南東へ
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小ピーク(二個目)。ここで、左の尾根筋へ。このあたりから方向は南東へ
笹が多くなってきます。
笹が多くなってきます。
ブナの中歩きます。
ブナの中歩きます。
遠くに白い山が見え、頂上へのテンションあがります。
遠くに白い山が見え、頂上へのテンションあがります。
頂上手前は、笹や小枝がぼうぼう。
頂上手前は、笹や小枝がぼうぼう。
かろうじて、道がわかる
かろうじて、道がわかる
最後のほうは、笹のトンネルです。
最後のほうは、笹のトンネルです。
山頂到着。山頂は開けて、景色がいい。
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山頂到着。山頂は開けて、景色がいい。
あちら、白山。山が白い。
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あちら、白山。山が白い。
こちら、貝月山。
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こちら、貝月山。
こっち(右端)は伊吹山と手前に虎子山。
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こっち(右端)は伊吹山と手前に虎子山。
こちら、金糞岳。琵琶湖側
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こちら、金糞岳。琵琶湖側
白山側をすこしアップで。下に見えるのはリフトの最高点。
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白山側をすこしアップで。下に見えるのはリフトの最高点。
能郷白山。
伊吹山はこちらか見るとこんもりしている。その下の山は虎子山かな
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伊吹山はこちらか見るとこんもりしている。その下の山は虎子山かな
三角点タッチ。三角点は大切に。
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三角点タッチ。三角点は大切に。
すこし行って小ピークへ来ました。ここで昼飯
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すこし行って小ピークへ来ました。ここで昼飯
ここも三角点は大切に。
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ここも三角点は大切に。
ブンゲン山頂とその向こう伊吹山。ブンゲン頂上は笹ばかり。
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ブンゲン山頂とその向こう伊吹山。ブンゲン頂上は笹ばかり。
虎子山〜伊吹北尾根(国見岳ー大禿山−御座峰)〜伊吹山。北尾根もまたいってみたいな。
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虎子山〜伊吹北尾根(国見岳ー大禿山−御座峰)〜伊吹山。北尾根もまたいってみたいな。
山頂〜リフト最高点の途中の甚吉岩。
山頂〜リフト最高点の途中の甚吉岩。
甚吉岩からみるブンゲン頂上と小ピーク。逆光ですいません。
甚吉岩からみるブンゲン頂上と小ピーク。逆光ですいません。
甚吉岩からみる金糞岳
甚吉岩からみる金糞岳
岩の上から見下ろしてみる。
岩の上から見下ろしてみる。
第10リフトのところに来ました。
第10リフトのところに来ました。
第11リフトと白山、左のとんがっているのが蕎麦粒山(たぶん)。
第11リフトと白山、左のとんがっているのが蕎麦粒山(たぶん)。
こちら、湖北の奥深い方面。国見岳とか上谷山。
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こちら、湖北の奥深い方面。国見岳とか上谷山。
旧リフト目指します。平坦な道。
旧リフト目指します。平坦な道。
旧リフトが見えてきました。
旧リフトが見えてきました。
3回目の渡渉()
旧リフトの下を歩きます。
旧リフトの下を歩きます。
旧リフトの二つ目の乗降口からは、北がよく見える。
旧リフトの二つ目の乗降口からは、北がよく見える。
金糞岳もよく見える
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金糞岳もよく見える
やっぱり、気持ちいい能郷白山。
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やっぱり、気持ちいい能郷白山。
気持ちいい白山。
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気持ちいい白山。
気持ちいい別山。
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気持ちいい別山。
そのまま、リフト下を行ってしまいました(間違い?)
そのまま、リフト下を行ってしまいました(間違い?)
リフトの急坂に出てしまい、下るのは困難。引き返します。
リフトの急坂に出てしまい、下るのは困難。引き返します。
旧リフトの2個目のところを降りず、左のスキーコースを降りればよかった。
旧リフトの2個目のところを降りず、左のスキーコースを降りればよかった。
品又峠に着いて、コース間違いを振り返る。リフトのところは引き返した道。右に見えるのがスキーコース(降りてきた道)。
品又峠に着いて、コース間違いを振り返る。リフトのところは引き返した道。右に見えるのがスキーコース(降りてきた道)。
日の出山。
展望台。
展望台から金糞岳。
展望台から金糞岳。
スキーコース(アルペンコース)を下ります。
スキーコース(アルペンコース)を下ります。
コース下りの左手に窟があります。
コース下りの左手に窟があります。
窟の出口は滝になっている
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窟の出口は滝になっている
スキーコースをどんどん下ります。
スキーコースをどんどん下ります。
スキー場はOPEN控えて準備中。
スキー場はOPEN控えて準備中。
奥伊吹スキー場案内。
奥伊吹スキー場案内。
石碑もあります。
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石碑もあります。
若竹荘に戻ってきました
若竹荘に戻ってきました
駐車場。あいも変わらず1台だけ。
駐車場。あいも変わらず1台だけ。
帰り道、猿がご挨拶。
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帰り道、猿がご挨拶。
猿が見送ってくれました。そのほかに写真はないけど、帰りの道路に鹿もいました。(どんな田舎やねん)
でも、クマの出迎えはなかったことに感謝。
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猿が見送ってくれました。そのほかに写真はないけど、帰りの道路に鹿もいました。(どんな田舎やねん)
でも、クマの出迎えはなかったことに感謝。

感想

 滋賀県で3番目に高いとされるブンゲン/射能山(1259.7m)に行ってきました。この前行った金糞岳(2番目に高い1317m)の先に白倉岳(1270.7m)のほうが、高いような気がするのですが、世間一般では3番目なのだそうです。よくわからない・・・

 山自体は、前半の山の中を登るのと、後半のスキー場内を下るのとで変化にとんだ山歩きでした。
 前半は、はっきり言って、道はかろうじてわかるような感じで、小枝や笹などが多数かぶさっており、歩きにくかったです。道も結構急です。山頂直前の背丈ほどの笹を掻き分けるのも、厳しいです。もう、木々も葉を落としていたので、日差しの明るい中歩けましたが、葉が茂っているときは、大変だろうなと思います。
 しかし、そこを抜けると、やはり第3位?の山頂で、見晴らしはよく気持ちいいです。山頂からすこし行った小ピークや甚吉岩、リフト最高点などからの景色は、天気もよかったこともあり、白山方面の見晴らしがとてもよくて、苦労の甲斐がありました。
 後半は、スキー場のコースを歩けば、何も問題ありません。私は、どこかで勘違いをしていたのか、調査が甘かったのか、品又峠に下るところで、尾根道を歩くように計画をしてしまって、旧リフト下の小さい木や小枝を刈ってあるところを歩きにくいながら歩いてしまって、挙句に、旧リフトの急坂下りのところで限界を感じ、スキーコースに引き返しました。45分くらいロスしてしまいました。

 もう少し、手入れがされていればとても気持ちいいコースと思いますが、藪が好きな人にはこのくらいがいいのかもしれません。
また雪で埋まってくると、ぜんぜんイメージが違ってくると思います。このあたりは、雪深いところですし。
(ちなみに1Wほど前には初雪だったそうで、山頂あたりは多少積もっていたようです。若竹荘のおばちゃんは、若竹荘のあたりは霙が降ったといってました)
 それと、奥伊吹はやっぱりクマ注意ですね。幸いにも出会いませんでした。

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コメント

ここはいますよ〜!?
yo_yonedaさん、こんにちは−
出ませんでしたね、よかったですね。
白山も綺麗です。

積雪期のブンゲンに何度か登りましたが、良いですよ。
一度渡渉して、その後はそのまま適当に急斜面を直登ました。
この辺り、少しわかりにくいですね。
とにかく斜面を登ったら尾根に出るので安心ですが・・・

単独はチョット怖い感じですよ。
2014/11/25 21:00
Re: ここはいますよ〜!?
yoshikun1さん、こんばんわ。
奥伊吹で、クマが一番出そうなところですが、幸いにも、でてきませんでした。
今回ブンゲンは、人が少ないだろうなと思って、ラジオがんがん鳴らして行こうと思っていたのですが、ラジオをどこに片付けたかわからなくなって、結局、鈴だけでした。
(山行だけじゃなく天災も考えて、探しておかなくては・・・)

ブンゲンは山行記録でみても、あまり出てこないですね。yoshikun1さんの記録も参考にさせてもらいました。
踏み跡が少なくって、いろいろ迷いながら行きました。渡渉の後のところが特にわかりにくかったです。積雪時は、踏み跡でなく、地形とか判断材料が少なくなるので、もっともっと経験を積まなければ、と思います。

結局、今回は、登山客には一人も会いませんでした(若竹荘のおばちゃんと、後半、スキー場の準備してる人には会いましたが)。単独行は、自分のペースで、登れるとか、花・風景・写真を楽しめるとかありますが、確かに怖いところはありますよね。
でも、この3連休みたいに気持ちいい天気だと、いろんな山で、いろんな風景見てみたいし・・・。霊仙山も行きたかったんだけど・・・

ひと月前の横山岳からの白山は雪がなかったですけど、今回は白い白山が見られました。これからどんどん、湖北の山も白くなってくるんでしょうね。
2014/11/26 2:00
プロフィール画像
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