一切経山[魔女の瞳] de 山荷葉(サンカヨウ)
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- GPS
- 05:35
- 距離
- 9.9km
- 登り
- 430m
- 下り
- 433m
コースタイム
- 山行
- 5:04
- 休憩
- 0:30
- 合計
- 5:34
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2023年05月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
雪は殆ど溶け、避難小屋、鎌沼畔の一部、鎌沼分岐の側が少し雪がある程度です。チェーンスパイクもアイゼンも必要ありません。 |
その他周辺情報 | 森の旅亭 マウント磐梯 https://mount-bandai.co.jp/ 日帰り入浴 10:30〜16:00、大人700円 |
写真
標高1,948.8m。微妙に2,000mに届かない歯がゆさ。分かります分かります。私もあと1cm欲しいです。
それにしても風強い強い。冷たい風が9割。温(ぬる)い風が1割。とにかく風が強い。ウインドブレーカー大活躍です。帽子飛ばされないように注意しましょう。
ちなみに風が強いので、山頂は虫少な目です。
一切経山から五色沼を見下ろして…うん、雪ないね。真っ青です。そして風が強い。湖面が波打って景色が反射されない…。
風景を反射していない青い湖面というのもステキです。
コレくらいは私でも知っています!
時折咲いていますが、蕾も多いです。もう少しすると満開が見られるかな?
この時期に見るサクラもいいですよね。白い花びらにピンクのアクセント。可愛いです。
数輪咲いていました。この花、結構好きです。
猩々袴の「猩々」は、中国の礼記に登場している想像上の生き物。赤い顔をし人語を解し、お酒が大好きだそうです。
猩々の赤ら顔に似て名付けられたそうですが…コレは酔っ払いの顔ということでしょうか?
花言葉は「希望」だそうです。
ちなみに「飲み過ぎに気を付けて」という花言葉もあるそうです。猩々の赤ら顔から来てる花言葉なんでしょうねぇ〜。
皆さん、飲みすぎ注意です!
鎌沼から浄土平ビジターセンターへと戻る途中、他の植物に紛れて数株咲いていました。
初めて見るサンヨウカ。花も可愛いけど葉っぱも独特。ワサビの葉を連想するのは私だけ?何か美味しそう…。
エンレイソウも種類があるらしく、
・砥石の延齢草(トイシノエンレイソウ)
・深山延齢草(ミヤマエンレイソウ)
・日高延齢草(ヒダカエンレイソウ)
・紫延齢草(ムラサキエンレイソウ)
・大花延齢草(オオバナノエンレイソウ)
コレは紫延齢草(ムラサキエンレイソウ)ですね。
白く見える花びらですが、実際に白いワケではないそうです。花びらの細胞の隙間に光が入り込み、光が散乱して白く見えるそうです。なので雨などが降って隙間が水で満たされると光の散乱が起こらず、透明に見えるそうです。
1度、透明になった花も見てみたいですね。
装備
個人装備 |
メッシュインナー
長袖シャツ
ウインドブレーカー
防寒着(ダウン)
グローブ
ズボン
靴下
登山靴
ゲイター
ザック
レジャーシート
笛
ヘッドランプ
行動食
飲料
日焼け止め
保険証
携帯(GPS/地図/ コンパス/カメラ/計画書)
時計
サングラス
タオル
ストック
モバイルバッテリー
マスク
チェーンスパイク
|
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感想
8:00頃、浄土平ビジターセンターに到着。
駐車場空いてます…。GWのあの混みようは一体何だったんだろう…。
てんくらの予報はA。天気は曇り。確かに雲もありますが青空が見えます。日焼け対策はしっかりしましょう。
準備を済ませ一切経山へ向かって出発です。ちなみに噴気孔からのガスは本日も絶好調。時折ジェット噴射のような音まで聞こえます。(シュゴォ〜ゴォ〜ゴォ〜)
空いているので周りキョロキョロ、咲いてないかなぁ〜とゆっくり歩くことができました。ちなみに今回の目的は2つ。
・魔女の瞳(五色沼)を見よう!
・サンカヨウ(山荷葉)を見よう!
酸ガ原分岐から酸ガ平の途中、少しだけ雪に覆われていました。でもアイゼンもチェーンスパイクも必要なし。登山靴だけでOK。中にはスニーカーの方もいました…。
酸ガ平避難小屋の谷間にも雪…ほぼシャーベット…が残っていましたが、ココもチェーンスパイク必要なし。距離も短いし斜度もないですからね。
酸ガ平避難小屋から一切経山山頂までは乾燥気味。そして風が強い。途中、虫も多い。ちなみに山頂は逆に風が強すぎて虫いませんでした。
山頂から魔女の瞳が見下ろせる斜面側に移動すると…見えました。本日、ガスもなくくっきりです。ついでに雪もありません。風で波打ってるため、湖面に反射する風景なし。結果、本当に青一色の瞳です。
ちなみに山頂は冷たい風が9割で寒い。日差しは温かいので薄手のウインドブレーカーがあれば問題ありません。それと薄手のグローブも!
暫く魔女の瞳を眺め、下山することに。
ちなみにこの時は家形山へ向かう人は少なかったように見えます。
酸ガ平避難小屋まで戻り、木道歩いて鎌沼へ。GWにはあった雪が殆ど消え、湖畔の木道を歩くことができました。楽だけど…ちょっと寂しい。
その代わり、木道沿いに白くて小さいお花、ヒメイチゲ(姫一華)に出会うことができました。癒されるぅ〜。
風も少し穏やかになったので、湖畔でランチ。最近のランチ、ちょっと方向性が変わってきました。以前はおにぎりやサンドウィッチ、カップ麺だったのが…今はSOYJOY。コレ1〜2本でいいんです。
ちないにこの日は「ホワイトチョコ&レモン」と「バナナ」。2本で246kcal。セブンイレブンのツナマヨおにぎりが258kcalなので、ソレ以下。別にカロリーを気にしているワケではないが、おにぎり以下…。しかも、普段は1本しか食べないことも…。まぁその分お菓子とか食べてますけど(苦笑。
鎌沼から浄土平ビジターセンターへ戻る道は辛い。幸い今回は雪も殆どないのでソコは楽なんですが…段差に次ぐ段差。腰膝への負担が…。更に滑らないようコケないように注意しつつも花探し。とかいいつつ、私には花を見つける才能はないらしく、メンバーが発見してくれるんですが…。
湖畔でも見かけたヒメイチゲ(姫一華)、サクラ、ショウジョウバカマ(猩々袴)。
更には今回の目的の1つ、サンカヨウ(山荷葉)。
そしてムラサキエンレイソウ(紫延齢草)。
更に浄土平ビジターセンターから樋沼に向かうと、サンカヨウ(山荷葉)とムラサキエンレイソウ(紫延齢草)が沢山咲いてる。
そして兎平駐車場から樋沼入口までの車道脇には、サンカヨウ(山荷葉)が群生している。まだ蕾のモノもあったけど、多く咲いていました。コレは感動です。
ホント、可愛い花々が見れて最高でした。
帰りは「森の旅亭 マウント磐梯」へ。浄土平ビジターセンターから約17km南下した箕輪スキー場の近くにあるホテル(?)で日帰り入浴(700円)。
見た目は寂れたホテルですが、湯は文句なし。源泉は安達太良連峰「高峰鉄山(1,709m)」の湯脈より湧き出る単純泉を加水加温なし、100%源泉掛け流し。露天は薄く水色に見える湯で、熱め、温めの2つ。アメニティなどは充実していませんが、湯だけで入る価値あります。
山歩きで疲れた体を癒すには最高の湯でした。
( ´Д`)=3 ふぅ〜
サンカヨウの花は葉っぱの割に小さくて、儚い感じがいいですね😃
真っ白に見えるけど、ほんとうは白ではないんですね!😆😆😆
コメント、ありがとうございます。
そう、メンバーに教えてもらいましたが、山荷葉(サンカヨウ)の花は白じゃないそうです。
帰宅して調べたら面白い花でビックリ。
是非、雨に濡れて透明になった神秘的な山荷葉を見てみたいですよね!
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