ボジョレーを背負って谷川岳へ！（天神平〜谷川岳〜茂倉岳〜土樽駅）

2014年11月21日(金) ~ 2014年11月23日(日)

• GPS: 47:39
• 距離: 11.3km
• 登り: 1,016m
• 下り: 1,660m

コースタイム

1日目

• 山行: 3:41
• 休憩: 0:16
• 合計: 3:57

11:11 天神平
12:11 12:22 熊穴沢避難小屋
13:34 13:39 天狗の留まり場
15:08 谷川岳・肩の小屋

2日目

• 山行: 4:11
• 休憩: 1:36
• 合計: 5:47

6:36 谷川岳・肩の小屋
6:48 6:53 谷川岳（トマノ耳）
7:53 7:54 谷川岳
9:19 9:31 ノゾキ
10:04 10:17 一ノ倉岳
10:58 12:03 茂倉岳
12:23 茂倉避難小屋

3日目

• 山行: 3:38
• 休憩: 0:02
• 合計: 3:40

7:40 茂倉避難小屋
9:04 9:06 矢場ノ頭
10:44 10:44 茂倉新道登山口
10:48 10:48 蓬峠分岐
11:20 ゴール地点

天候

21日　快晴
22日　快晴
23日　ガスのち雨

アクセス

利用交通機関：

電車 ケーブルカー（ロープウェイ／リフト）

往路
土合駅から谷川岳ロープウェイまで徒歩（下り列車を利用すると、ホームから駅の改札口まで486段の階段を登ることになるので、水上駅からバスを利用した方が早い）

復路
土樽駅（本数が少ないので注意。茂倉小屋に時刻表あり。越後湯沢まで路線バスもあるようだが、乗り場が良く分からなかった。）

コース状況／危険箇所等

土合駅に登山ポストあり。

天神平〜天神尾根分岐　トレース多数
天神尾根分岐〜熊穴沢避難小屋　山スキー1、つぼ足1
熊穴沢避難小屋〜トマの耳　山スキー1
トマの耳〜茂倉新道1218P付近までトレースなし

その他周辺情報

酒風呂 湯の沢（越後湯沢駅構内）800円
居酒屋・ひょうたん瀧（越後湯沢駅西口徒歩３分）〜地酒、海鮮料理の店

写真

11/21 9:56

土合駅、下りのホームはトンネルの中。

11/21 9:57

これが噂の階段。

11/21 10:01

途中には休憩用のベンチもあります。

11/21 10:04

準備運動には十分すぎるほど汗をかきました。

11/21 10:13

モグラ駅、なるほどねぇ。

11/21 10:20

4月に登った白毛門へはここから行きます。

11/21 11:10

ロープウェイでらくらく天神平へ。

11/21 10:58

ラッセルを覚悟してまずは腹ごしらえ。

11/21 11:13

青空の下いざ出発！

11/21 11:44

この辺はトレースばっちり。

11/21 11:59

景色を楽しみながらどんどん進みます。

11/21 12:12

熊穴沢避難小屋の手前で先行者に追いつき、とうとう山スキーのトレースだけになります。ひとりで30分以上もラッセルしたという先行者はここで撤退を決意。とっても助かりました。
ここから輪カンをつけてスキーのトレースを追います。

11/21 12:41

暑さと不安定な雪質に体力を奪われ、休みがちになります。
がんばれ自分！

11/21 12:49

鎖場も雪に埋もれています。

11/21 13:03

景色はさわやかですが、前進するのに必死です。

11/21 13:36

天狗の留まり場付近で、下山する山スキーの方とすれ違いました。トマノ耳までトレースをつけていただいたとのことです。

11/21 13:52

迫力ある俎�堯�

11/21 14:34

なかなか先が見えませんね。

11/21 14:35

主稜線の向こうには苗場山が見えます。

11/21 14:43

天神ザンゲ岩で一服。

11/21 14:54

広い雪田の先に指導標らしきものが…

11/21 14:57

11/21 14:57

振り返ると、歩いてきた道のりが見渡せます。

11/21 15:16

肩の小屋に到着。
無理をせずに本日のお宿はここに決定！

11/21 15:26

小屋の前にはドーンと主脈縦走路。
来年こそは行きたいな。

11/21 16:28

気づいたら夕日が雲の中に沈んでいました。

11/21 16:41

スーパーで売っていたペットボトルのボジョレー・ヌーボー。
これは山用だと勝手に思いこんで即買い。

11/21 18:36

ラッセルに苦しむ中、何度途中で飲んでやろうと思ったことか。
明日に備えて飲みほしておきます。

11/22 4:02

朝食はおでん。こちらもラッセルの足かせになりそうなのでたいらげておきます。

11/22 4:34

氷点下1度。以外に暖かい。

11/22 6:28

小じんまりとして（ひとりでは十分広すぎますが）快適でした。
お世話になりました。

11/22 6:29

感動の瞬間。

11/22 6:32

今日はこの景色をひとり占めです。

11/22 6:33

オレンジ色に染まる肩の小屋。

11/22 6:35

朝焼けの主脈を背に出発。

11/22 6:43

まぶしいぜぃ。

11/22 6:44

トマの耳山頂と白毛門・笠ヶ岳・朝日岳。

11/22 6:44

赤城山〜榛名山のシルエットがくっきり浮かぶ。

11/22 6:45

肩の小屋を見下ろす。

11/22 6:45

山頂を目指します。

11/22 6:49

トマの耳到着。

11/22 6:51

白毛門。4月にはあちら側からここを眺めて「かっこい〜」と叫んでいました。
その奥に平ヶ岳から燧ケ岳、至仏山が見えますね。

11/22 6:51

天神平と赤城山。

11/22 6:52

肩の小屋方面には、西上州の山々。

11/22 6:52

主脈縦走路。

11/22 6:52

これから向かう、オキの耳と一ノ倉岳・茂倉岳。

11/22 6:56

さあ、ここからはトレースなし。まっさらな雪の上に足跡つけちゃいます。

11/22 7:22

振り返ってトマの耳。

11/22 7:46

オキの耳登頂。

11/22 7:47

オキの耳からトマの耳を振り返る。

11/22 7:47

主脈縦走路と苗場山。

11/22 7:47

馬蹄形と上越国境の山々。

11/22 7:48

燧ケ岳と至仏山。

11/22 7:48

上州武尊岳とその両側に奥白根山・皇海山。

11/22 7:51

苗場山の向こうに見えるのは後立山連峰か？

11/22 8:00

富士浅間神社奥の院。

11/22 8:05

一ノ倉岳の断崖絶壁。

11/22 8:06

エビの尻尾。

11/22 8:14

巻機山と越後駒ケ岳、中ノ岳。

11/22 8:19

憶出の碑。

11/22 8:24

ダイヤモンドオキの耳？

11/22 8:25

人はいないけど、動物のトレースがいっぱい。

11/22 8:39

日差しが強くなってきたのでしばし休憩。

11/22 8:43

これからずっと左手に主脈縦走路を見ながら歩いて行きます。

11/22 8:58

一ノ倉岳の登り返しが辛そう。

11/22 9:02

ひぇ〜。落ちたら大変。

11/22 9:07

凍りついた鎖場。今回一番危険に感じた場所です。

11/22 9:29

一ノ倉岳の登りでは、何度も休憩しながら這いつくばって登ります。

11/22 9:29

燧ケ岳と至仏山を眺めながら一服。

11/22 9:54

オキの耳を振り返って一服。

11/22 9:55

燧ケ岳と至仏山でまた一服。
少しずつ高度があがっているのがわかりますか？

11/22 9:55

湯檜曽川と武尊山方面。

11/22 9:56

あっちには落ちないように！

11/22 10:07

やっと着いたぁ、一ノ倉岳。避難小屋は入口が雪でふさがっています。

11/22 10:12

オキ・トマと肩の小屋。

11/22 10:13

巻機山と越後駒ケ岳、中ノ岳。

11/22 10:15

中芝新道は行きません。

11/22 10:17

動物のトレースについて行けば迷いません。

11/22 10:23

稜線歩き楽しそう！

11/22 10:26

先行者一頭のみ？

11/22 10:30

わーい、まっさらだぁ。

11/22 10:30

気分爽快！

11/22 10:32

主脈縦走路。
こっちからは万太郎山、仙ノ倉山から平標山まで見渡せます。

11/22 10:50

まだまだ雪が少ないですね。

11/22 10:58

おっと、茂倉岳気づかずに過ぎるところでした。

11/22 10:58

ここで雪を融かしてラーメンを食べよう！

11/22 11:00

本日歩いた道のり。

11/22 12:08

肩の小屋があんなところに。

11/22 12:22

屋根が見えてきました。

11/22 12:24

茂倉小屋到着。

11/22 12:25

絶好のロケーション。

11/22 12:25

時間がたっぷりあるので、トイレの雪かきします。

11/22 12:26

明日下る稜線。ちょっと怖い。

11/22 14:16

茂倉小屋の茂ちゃんで〜す。

11/22 16:21

今夜はパスタと玉葱スープ。

11/22 16:27

夕日がきれいです。

11/22 16:27

今日もひとり占め。

11/22 16:27

明日もがんばろう。

11/23 7:39

ひとりには広すぎる小屋でした。
お世話になりました。

11/23 7:39

ガスガスです。

11/23 8:03

慎重に下りましょう。

11/23 9:05

矢場の頭。

11/23 9:44

1300m付近で茂倉岳に向かう男性にお会いしました。2日ぶりの人との会話にちょっぴり感動！

11/23 10:00

1200mを切るとめっきり雪が少なくなります。でもすごく滑りやすいので注意。

11/23 10:29

パーキングエリアが見えてきました。

11/23 10:38

登山口到着。

11/23 10:42

広い駐車スペースに、先ほどお会いした方のものと思われる車が1台のみ。

11/23 10:47

橋を渡って、蓬峠との分岐を土樽方面へ。

11/23 10:59

安全登山の広場に吾策さんの銅像。

11/23 13:56

無事に下山しました。

11/23 12:24

本数が少ないです。

11/23 12:26

行動食の残りを食べながら電車を待ちます。

11/23 12:28

後で気づいたが、トイレに行っている間に臨時列車があったみたい。

11/23 16:34

namagennsyuさんと合流して、下山後のお楽しみは越後湯沢駅のぽんしゅ館。
この後、駅前の居酒屋でおいしい地酒をいただきました。

装備

個人装備

長袖シャツ 長袖インナー ハードシェル タイツ ズボン 靴下 グローブ アウター手袋 防寒着 雨具 ゲイター ネックウォーマー 毛帽子 靴 ザック 輪カンジキ アイゼン 昼ご飯 行動食 非常食 飲料 水筒（保温性） サバイバルシート（レスキューシート） 地図（地形図） コンパス 計画書 ヘッドランプ 予備電池 GPS 筆記用具 ガイド地図（ブック） ファーストエイドキット 日焼け止め 保険証 携帯 時計 サングラス ゴーグル タオル

感想

hanaabi

　4月に白毛門から谷川岳を眺めて、主脈縦走か、馬蹄形かといろいろ悩んでいるうちに雪山シーズンに突入。本格的な厳冬期前にとチャンスを窺っていたところ、この連休中の天気が良さそうなのでこの山行を計画。ただ、レコによる谷川岳の情報が少なかったので、現地に着いてからも決行するか悩みました。あとは天気の良さに後押しされて実現することができました。
　計画では茂倉小屋一泊の予定でしたが、肩の小屋でもう一泊刻むことによって、気持ち的にも体力的にも余裕ができて、結果的に良い山行ができたと思います。

コメント

hitoyoma

単独行で小屋２泊とはさすがだね！
ご無沙汰です。単独行で小屋２泊とはさすがですな。２日間は天候にも恵まれたようで最高の稜線歩きができたみたいですね。青空のもと見渡す遠望や秋色の朝焼けと夕焼けに染まる山々なんて、写真で見ても感動的なので実際に見たら、それはもう言葉にならない景色なんだろうね。晴天の中の雪山歩きは、静かで気持ちいいよね。でも、谷川岳でもこの時期になると登ってる人はほとんどいないんですね。また装備も重そうだね。だから酒の量は少なめにしたのかな。その分３日間の山歩きの後、越後湯沢で日本酒三昧とは、さすが身体も内臓も強靭だね。私はあれから山はご無沙汰です。痩せろと言われたのに、まったく逆の道を歩んでいるのでせめて走ろうかな。ちなみに、トレイルランニングの大会はどうだった？またの報告を楽しみにしています。それでは、また！！

hanaabi

Re: 単独行で小屋２泊とはさすがだね！
hitoyomaさん　御無沙汰です。
２日間にわたって晴天に恵まれたのはホントにラッキーでした。雪を纏った山々を眺めながらの稜線歩きも最高だったし、泊まりの楽しみは何と言っても朝日と夕日。それに天空に広がる無数の星と遠くに見える街の灯もあってとても感動的でした。
金曜日に登り始めたので人が少なかったけど、翌日のレコを見るとたくさんの人が登っていたようです。装備は30リットルに詰め込んだので、それほど重くはなりませんでした。hitoyomaさんと行くときはいつも大荷物だからね。それに、朝日連峰のときに教えてもらったエマージェンシーシートが今回大活躍しました。
今度は雪山にも行きますか？hitoyomaさんみたいにスキーブーツで登る根性はないけどね(笑)

lupinus

素敵~☆
美しい写真がいっぱい。うっとりです (*^^*)
谷川岳に行ったのは真夏だったので汗だくでしたが
冬はまったく景色が違いますね。
本当に素敵です。

それにしてもタフですねー。
荷物は何キロくらいですか？
２日振りに人と会話とか！ (*_*)
男性と女性じゃ違うだろうけど
１人だと数百メートルの山でも寂しくなってしまう私とは大違いです(^_^;)

雪山 どうか気をつけて歩いてくださいね。

hanaabi

Re: 素敵~☆
lupinusさん　こんばんは。
４月に白毛門から谷川岳を眺めた時に、今年は行くぞと決めていたのに、暑い時期はなぁとか人が多いときはちょっととか贅沢を言っていたらこの時期になってしまいました。
でも、冬は空気が澄んで遠くの景色を見渡せるので大好きです。技術がともなわないのでこれからの時期は里山中心になりますが、残雪期になったら場所を選んで雪山を楽しみたいと思ってます。lupinusさんのホームグランドの安達太良山も、くろがね小屋泊で狙ってますよ。
今回は軽量化を意識して３０ℓに詰め込んだし、結果的に１日の歩行距離も短くなったので、重さは感じませんでした。人気の谷川岳で１人になるとは思ってなかったので、さすがに寂しかったです。２泊目は話し相手が欲しくて茂ちゃんを作っちゃいました(笑)