巻機山(パラグライダーで下山)
- GPS
- 06:06
- 距離
- 17.6km
- 登り
- 1,462m
- 下り
- 1,833m
コースタイム
天候 | 曇りときどき晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2023年05月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車
復路:上田小学校付近 -(近所の人の車)-> 塩沢 -(電車)-> 東京 ※ 昔はバスで日帰り登山ができたらしいが、いつからかバスの本数が減って非現実的になってしまった。現在はマイカー/タクシーを使わない場合、バスか徒歩で前日に登山口まで行く必要がある。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
上部に登山道の浸水あり |
写真
装備
個人装備 |
登山靴
スニーカー
ザック
ピッケル
チェーンスパイク
ツエルト
防寒着
ヘッドライト
予備ヘッドライト
予備電池
iPad
スマホ
カメラ
モバイルバッテリー
食料
パラグライダーセット(翼
ハーネス
緊急パラシュート
バリオ)
救急セット
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備考 | 22kg強 |
感想
巻機山には以前から登ってみたいと思っていた。ネットの記録を見るとまあまあ残雪がありそうだったのでパラグライダーを持参することにした。
【アクセス】
六日町から登山口までのバスは始発が遅く最終便が早いため、標準コースタイムで歩く想定だと日帰りは無理。そこで前日5/27の夜に上越国際スキー場から徒歩で3、4時間ほどかけて登山口付近まで移動した。これにより収まりかけていた靴擦れがぶり返してしまった。
【登山】
巻機山と言えばきれいな木道の写真とともに紹介されることが多いので登山口からずっと整備された階段や木道が続くものと期待していたが実際はかなり標高が上がるまでは普通のゴツい登山道でかつ樹林帯で展望も悪かったため序盤は失望しながら歩いていた。下りは足へのダメージが懸念されるため徒歩での下山はあまり考えたくなかった。睡眠不足と靴擦れのせいかペースがなかなか上がらなかった。
最上部まで行くと期待していた絶景を見ることができた。巻機山分岐付近にちょうどよく雪渓が残っておりパラグライダーで離陸できそうだった。割引岳へ行くか迷ったが疲れていたのと余計なところに手を出している間に状況が変わってパラグライダーの離陸ができなくなるということが過去に何度かあったため今回はパラグライダー下山を完遂することにこだわって割引岳は見送ることにした。
【下山】
分岐付近から飛んで上田小学校付近の水田のあぜ道に着陸した。そこから最寄りのバス停まで歩くつもりだったが、驚くべきことに水田の持ち主の方が車で塩沢駅まで送ってくださった(最初車で近づいてきたときは怒られるかと思った)。本当にありがとうございました。
【その他】
今年の4月にパラグライダーを購入し「独学でパラグライダーを習得して登山(下山)道具として運用することは現実的か」という検証をしてきた。今回5/27,28に谷川岳と巻機山で相次いで成功したことは一つのマイルストンとして捉えている。自分はパラグライダーのスキルという観点ではまだ初心者ではあるが今後機会があれば登山のためのパラグライダーの購入、練習、運用、リスク、デメリット等について思うところを書きたいと思う(需要があるかは不明だが)。
ありがとうございます。パラグライダー背負っての大源太山通過は中々大変でした笑
パラグライダー下山は登山経験者だと一度は考えそうですが、日本の場合パラグライダーコミュニティと登山コミュニティのオーバーラップが小さくて登山サイドにパラグライダーの情報があまり入ってこない印象です・・・
ヤマレコのメールにあったリンクから「パラグライダー運用について」拝見しました。
当方、大学時代に少しパラグライダー経験あり、山は1年前から始めたばかりの者です。
両者をセットにするというのは考えた事が無かったので、Sugiyamaさんの記事に驚きました。
独学については賛否両論ありそうですね。。
登山も、パラも、無理せず頑張ってください。
ありがとうございます。パラは低山とは言え常に山から飛ぶのにあまり普通の山から飛んでみようと思う人がいないのは意外に感じます。
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