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記録ID: 5554429
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ハイキング
尾瀬・奥利根

未丈ヶ岳

2023年05月27日(土) [日帰り]
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GPS
07:15
距離
10.6km
登り
1,156m
下り
1,158m

コースタイム

日帰り
山行
5:48
休憩
0:57
合計
6:45
距離 10.6km 登り 1,161m 下り 1,159m
7:01
34
7:35
7:36
88
9:04
9:15
5
9:20
9:21
101
11:02
11:38
63
12:41
6
12:47
12:55
51
13:46
0
13:46
泣沢登山口
天候 晴れ
過去天気図(気象庁) 2023年05月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
奥只見シルバーラインの泣沢待避所からシャッターを開けてトンネル外に出る
シャッター外に駐車できる広場あり、200mほど先に未丈ヶ岳登山口あり(残雪が消えていれば)。
コース状況/
危険箇所等
標高1300m以上で登山道に残雪が現れるが急傾斜でなく距離が短いのでアイゼン無しでも可。気温の上昇とともに虫が対策必要。
登山道ではスマホは圏外
奥只見シルバーラインの泣沢待避所(左)
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奥只見シルバーラインの泣沢待避所(左)
シャッターを開けて外に出る
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シャッターを開けて外に出る
開閉レバーの上に小さなロックレバーあり(常時開)
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開閉レバーの上に小さなロックレバーあり(常時開)
外の広場からトンネルを見る。例年はもう少し残雪が残っているが。
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外の広場からトンネルを見る。例年はもう少し残雪が残っているが。
トンネルから2〜300m歩いて未丈ヶ岳の登山口へ
トンネルから2〜300m歩いて未丈ヶ岳の登山口へ
右手にはゼンマイ小屋があり煙が出ていた
右手にはゼンマイ小屋があり煙が出ていた
登山口のポスト、数台の駐車スペースあり
登山口のポスト、数台の駐車スペースあり
地形図では分かりにくいが、最初に現れる泣沢支流へ降りる斜面。両岸が深く切れ込み険しい、ロープあり。
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地形図では分かりにくいが、最初に現れる泣沢支流へ降りる斜面。両岸が深く切れ込み険しい、ロープあり。
泣沢支流の渡渉地点。右岸に渡り、そのまま沢沿いのヘツリ道が少々続く。
泣沢支流の渡渉地点。右岸に渡り、そのまま沢沿いのヘツリ道が少々続く。
次の泣沢の渡渉地点(右岸→左岸)。
次の泣沢の渡渉地点(右岸→左岸)。
左岸に上がってしばらくするとヘツリ道が始まる。崩落した区間が数カ所あり。先人のステップが切ってあるが土のため崩れやすい。(雪渓がなく水位が低ければ泣沢を下降した方が安全のような気がする)
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左岸に上がってしばらくするとヘツリ道が始まる。崩落した区間が数カ所あり。先人のステップが切ってあるが土のため崩れやすい。(雪渓がなく水位が低ければ泣沢を下降した方が安全のような気がする)
最後の泣沢の渡渉地点。鎖を頼りに左岸から右岸へ。水位は長靴でギリギリだが岩がヌメリ滑りやすい。登山靴なら脱ぐしかなさそう。
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最後の泣沢の渡渉地点。鎖を頼りに左岸から右岸へ。水位は長靴でギリギリだが岩がヌメリ滑りやすい。登山靴なら脱ぐしかなさそう。
渡渉地点から上流方向。まだ部分的に雪渓が残っている。
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渡渉地点から上流方向。まだ部分的に雪渓が残っている。
鉄橋までは穏やかな登山道でほっとする。
鉄橋までは穏やかな登山道でほっとする。
黒又川に架かる鉄橋。「くの字」に曲がっており中央部は怖そう。
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黒又川に架かる鉄橋。「くの字」に曲がっており中央部は怖そう。
鉄橋から上流方向。
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鉄橋から上流方向。
下流方向
対岸の標柱のある広場(未丈ヶ岳の西尾根末端 昔は三又口小屋があったようだ)。
対岸の標柱のある広場(未丈ヶ岳の西尾根末端 昔は三又口小屋があったようだ)。
しばらくダラダラとした登りが続く
しばらくダラダラとした登りが続く
花崗岩の風化した明るい登山道、左奥が未丈ヶ岳。(元サイズ)
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花崗岩の風化した明るい登山道、左奥が未丈ヶ岳。(元サイズ)
一直線に奥へ延びる黒又川、左方向に「みかぐら沢」が分岐。
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一直線に奥へ延びる黒又川、左方向に「みかぐら沢」が分岐。
奥に未丈ヶ岳が見えるが、実際にはかなり遠い。手前は974m峰。
奥に未丈ヶ岳が見えるが、実際にはかなり遠い。手前は974m峰。
登山道脇に点々と咲き乱れるヤマツツジ
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登山道脇に点々と咲き乱れるヤマツツジ
長い尾根上の明瞭なピーク、974m峰(前ノ沢峰)
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長い尾根上の明瞭なピーク、974m峰(前ノ沢峰)
広場の端まで来ると未丈ヶ岳の全貌が
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広場の端まで来ると未丈ヶ岳の全貌が
少し下った鞍部、松の木ダオ。左上に974m峰を振り返る。
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少し下った鞍部、松の木ダオ。左上に974m峰を振り返る。
しばらく登り返すと穏やかなブナの斜面へ。木陰が心地よい!
しばらく登り返すと穏やかなブナの斜面へ。木陰が心地よい!
たまたま見つけた古い切り付け。「民宿 樹湖里」と刻まれている。
たまたま見つけた古い切り付け。「民宿 樹湖里」と刻まれている。
徐々に標高を上げていくと左後方に丸い「四十峠」を望む。古い地図では「三角山」となっている。
徐々に標高を上げていくと左後方に丸い「四十峠」を望む。古い地図では「三角山」となっている。
標高1300mを超えると残雪が現れるように
標高1300mを超えると残雪が現れるように
登ってきた尾根を振り返る。左上に裏越後三山、中段右にたどってきた974m峰。
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登ってきた尾根を振り返る。左上に裏越後三山、中段右にたどってきた974m峰。
荒沢岳〜中ノ岳〜越後駒ヶ岳
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荒沢岳〜中ノ岳〜越後駒ヶ岳
越後駒ヶ岳 拡大
残雪期に人気の日向倉山
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残雪期に人気の日向倉山
登山道を完全に覆う雪堤、山頂はもうすぐ。
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登山道を完全に覆う雪堤、山頂はもうすぐ。
四十峠、毛猛山塊、浅草岳方面パノラマ(元サイズ)
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四十峠、毛猛山塊、浅草岳方面パノラマ(元サイズ)
黒又川下流方向 拡大
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黒又川下流方向 拡大
眼前にどっしり現れた、早春の様相の未丈ヶ岳(元サイズ)
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眼前にどっしり現れた、早春の様相の未丈ヶ岳(元サイズ)
山頂直下では、まだ見ごろのアズマシャクナゲ
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山頂直下では、まだ見ごろのアズマシャクナゲ
登山道脇にはカタクリが
登山道脇にはカタクリが
笹薮を抜けると静かな未丈ヶ岳の山頂に飛び出す
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笹薮を抜けると静かな未丈ヶ岳の山頂に飛び出す
山頂北側の笹薮を少し進み北方面パノラマ(元サイズ)
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山頂北側の笹薮を少し進み北方面パノラマ(元サイズ)
山頂東側に広がる大雪渓(草原)に降りてみる
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山頂東側に広がる大雪渓(草原)に降りてみる
山頂を振り返る
東方向パノラマ(元サイズ)
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東方向パノラマ(元サイズ)
南方向パノラマ(元サイズ)
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南方向パノラマ(元サイズ)
(拡大)三岩岳〜中門岳・会津駒ヶ岳、手前に丸山(奥只見丸山スキー場)
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(拡大)三岩岳〜中門岳・会津駒ヶ岳、手前に丸山(奥只見丸山スキー場)
山頂より下山開始。雪が消えたばかりの斜面に咲くキクザキイチゲ。
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山頂より下山開始。雪が消えたばかりの斜面に咲くキクザキイチゲ。
タムシバと毛猛山塊
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タムシバと毛猛山塊
尾根の下部ではヤマツツジが満開
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尾根の下部ではヤマツツジが満開
最初に現れる渡渉地点、それほど増水はしていない。
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最初に現れる渡渉地点、それほど増水はしていない。
次の渡渉地点も問題なし
次の渡渉地点も問題なし
登山ポストを過ぎればスタート地点は近い
登山ポストを過ぎればスタート地点は近い
下山後、銀山平へ寄り道
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下山後、銀山平へ寄り道
ログハウスエリア より中ノ岳〜駒ヶ岳
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ログハウスエリア より中ノ岳〜駒ヶ岳
荒沢岳も
白銀の湯で日帰り入浴
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白銀の湯で日帰り入浴
露天風呂からも駒ヶ岳が見える
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露天風呂からも駒ヶ岳が見える

感想

今年になってからの未丈ヶ岳の無雪期の記録がまだ掲載されていないようなので、久しぶりに懐かしく登ってみた。
登山道の難点はやはり、鉄橋までの泣沢の急峻な谷間に付けられたヘツリ道の通行と渡渉にあると思われ、それが理由で敬遠されているのかもしれない。元々鉱山道やゼンマイ道として山の玄人が通った道が登山道に利用されてきた経緯がある。

鉄橋から山頂までは登りやすい尾根道が始まる。最初の974m峰まではだらだらとなかなか標高が上がらないが、時々花崗岩の風化したザレ場から見える残雪模様の峰々と満開のヤマツツジに励まされる。松の木ダオ(鞍部)を過ぎて登り返せば涼しいブナの森。やがて徐々に標高を上げ潅木帯へと変わり、山頂を目前に斜度がきつくなる。
人里離れた奥只見の未丈ヶ岳山頂は静寂がただよい、東面の大雪渓からは丸山岳から駒ヶ岳の南会津主稜線や猛々しい毛猛山塊、荒沢岳を一望することができた。

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コメント

ここ、今季のリストアップに上がってたのでありがたいです。歩かなければ感増すばかり也。

虫といえば、先々週に椿ヤブでやれれたっぽい、首の後ろ右半分が痒みを伴う湿疹。
以前秋の粟の新ヶ沢ルート未整備時代に「チャドクガの毛虫」。あれほど痒みは酷くなかったんですが。
蚊取り線香の山版「森林香」を今季から使いはじめます。ネット付き帽子もコメリで買って試してみようかな。
2023/5/30 7:28
コメントありがとうございます。
未丈ヶ岳で出没した虫はハエに混ざってブユもいたようです。ハッカスプレーは一時的にはかなり効果ありますが持続性があまり良くないみたいです。
夏になってアブが出てきたら「虫除けオニヤンマ君」を試してみようかと思っています。
チャドクガはかなりの厄介者ですが薮こぎをするものとしては毛虫系には気を付けたいものです。
2023/5/30 21:04
プロフィール画像
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