三本木〜権現山〜三ッ森北峰〜大寺山〜尾名手尾根

2023年06月04日(日) [日帰り]

• GPS: 08:27
• 距離: 23.9km
• 登り: 1,605m
• 下り: 1,599m

コースタイム

日帰り

• 山行: 7:04
• 休憩: 1:23
• 合計: 8:27

距離 23.9km 登り 1,605m 下り 1,599m

6:18 三本木バス停
6:26 6:30 ゆずりはら青少年自然の里
7:06 堂所
7:40 7:43 二本杉山
7:51 ニツクラ山
8:05 寺ノ入山
8:30 雨降山
8:42 ナベワリ沢ノ嶺
8:50 大窪沢ノ頭
9:02 9:15 権現山
9:40 9:41 オクノ沢ノ嶺
9:58 10:04 麻生山
10:12 10:14 尾名手峠
10:36 11:13 三ッ森北峰
11:27 大ダルミ
11:41 11:47 大寺山
11:57 11:58 チョウナ沢ノ頭
12:14 ヌカホヤノ頭
12:30 12:32 尾名手山ノ神
12:38 12:39 分岐
13:16 13:23 平野田休養村
13:38 腰掛集落
14:09 初戸バス停
14:37 日寄橋バス停
14:45 三本木バス停

ヤマレコアプリでログを取りました。

天候

晴れ時々曇り

アクセス

利用交通機関：

自家用車

駐車場（登山口ナビ）：県道18号 芦瀬（三本木バス停）の路肩スペース
https://tozanguchinavi.com/pref/yamanashi
https://tozanguchinavi.com/trailhead/trailhead-1136

バス：阿寺沢〜三本木
（土日）阿寺沢 10:43、15:33、16:21・・・三本木まで 16分
https://www.fujikyubus.co.jp/regular/#section-5
https://www.fujikyubus.co.jp/pdf/rosen/uenohara/uenohara-iio_202304.pdf

コース状況／危険箇所等

不明瞭箇所あり

・三本木〜二本杉
踏み跡明瞭です。案内板もたくさんあり迷いません。

・尾名手峠〜三ツ森北峰
岩肌の痩せ尾根アップダウンとなり険しいです。踏み跡は明瞭です。

・三ツ森北峰〜大寺山
三ツ森北峰直下は登って来た東側の尾根と同じように険しかったですが、次第になだらかになっていきました。踏み跡は薄目。P1200は行く手に対等な尾根が二つあり、直進方向が支尾根、左方向が行くべき本尾根でした。ここは要注意。

・大寺山〜阿寺沢（尾名手尾根）
踏み跡は薄く不明瞭。踏み跡が無い箇所が半分くらい。テープあり。基本尾根筋を通ればいいので踏み跡が無くても問題ないです。ただしP1207やP1098とその手前など、支尾根と本尾根の区別がつきにくい所があったので、地図やテープを確認しながら進みます。P957（山ノ神）より下は踏み跡が明瞭で迷いません。伐採地に出ると踏み跡が消えますが伐採地の縁に沿って下りれば踏み跡が復帰します。
それより下の麓はこの時期草が繁茂して分かりづらく感じますが、踏み跡自体はしっかりしてました。道なりに進むと最後に舗装路への下り口が段差が激しく（2m超）難所でした。少し手前に分岐があったので、そちらへ行けば納屋かどこかに出たのかもしれません。草の枯れる冬季なら分かり易いかもしれませんが、登山道でも何でもないのでむやみに出入りするところではないと感じました。全くお勧めしません。

写真

6/4 6:13

今朝は上野原から北上、三本木バス停脇の路肩スペースに停めさせていただきます。なんか空が変だな

6/4 6:18

ゆずりはら青少年自然の里へ通じる遊歩道から出発です

6/4 6:30

本館らしき建物の裏手から登山道。身支度を整えて、いざ

6/4 6:53

熊除けのドラム缶のよう。叩こうかと思ったら、ちょうど蜘蛛が出てきたので止しておいた

6/4 7:06

室所という平らな場所に出た

6/4 7:15

案内は随所にあり踏み跡も明瞭で迷いません

6/4 7:39

ライトグリーンが日に透けて若々しい

6/4 7:40

二本杉到着。手前の門柱のような2本が由来だろうか？いや、奥の寄り添った2本だろうか？

6/4 7:56

縦走路に出ると傾斜は緩み、しばらくゆったり歩く

6/4 8:47

いつの間にか林相が変わる

6/4 9:02

権現山直下はレンゲツツジが盛り

6/4 9:04

権現山。調べたら10年ぶりだった

6/4 9:06

南側真正面には富士山が見えるはずだがあいにくの雲隠れ

6/4 9:07

北側はド快晴。正面は三頭山？奥は雲取山だろうか

6/4 9:07

東側にも展望あり。レンゲツツジとクロアゲハに目がいく

6/4 9:15

山頂はこんな感じ。15分ほど過ごしたが、まさかの貸し切りだった

6/4 9:18

山頂直下で相次いでソロ2名とすれ違う。今日は最初で最後、それっきり誰とも会わなかった

6/4 9:49

新緑が瑞々しい

6/4 10:04

初めて来た麻生山。木々に囲まれて静かな感じ

6/4 10:08

今日はレンゲツツジがたくさん咲いていたが、位置が高くなかなか接写できなかった。やっと撮れた

6/4 10:13

駒宮分岐。今日歩く予定の尾名手尾根とはずいぶん位置が違うが、地図を見ると尾名手川の源頭のようだ

6/4 10:22

尾名手峠を越えると急に険しくなる。滑らないように慎重にいく（振り返って撮影）

6/4 10:35

息を切らしながら急登を登りきると、三ツ森北峰。来れて嬉しい

6/4 10:38

ここは南側の眺望がすばらしい。富士山は残念だが晴れてることに感謝

6/4 10:40

で、名物の怪しい鏡

6/4 10:40

バックり割れてる。痛そう

6/4 10:40

こんな重いものが過酷な山頂でよく維持されてるね何年も。しかもこの反射率。誰かが磨いているのかね？

6/4 10:54

久しぶりにお湯を沸かしてカップ麺。やっぱり山で食べると美味い

6/4 11:13

山頂はこんな感じ。40分ぐらい過ごしたが誰も来なかった。広くはないが静かでいいところ。また来たい

6/4 11:20

三ツ森北峰直下は痩せ尾根でザレてる

6/4 11:29

次第になだらかになる

6/4 11:41

のっぺりしてるが辛い登りを登りきると大寺山。三ツ森北峰が混んでたらここでゴハンでも良さそう

6/4 11:47

大寺山からは尾名手尾根へチャレンジ。ここからが今日の核心部だ

6/4 11:54

いきなり灌木が繁茂していて焦ったが一部だけだった

6/4 12:00

下調べでは踏み跡明瞭とあったが、踏み跡が無い部分が多い。しかし尾根筋がはっきりしていて迷いやすいところは少ない。テープもあるので参考にする

6/4 12:14

楓の新緑は涼し気だ

6/4 12:32

可愛らしい石のほこら。山ノ神だった。尾名手の読みは「おなで」なんだな

6/4 12:33

山ノ神の直後、広くなっていて迷った。ここはGPSを確認して右へ行く。ここ以降、急に踏み跡が明瞭になった

6/4 12:39

尾根筋から左へ別れるところ。写真は尾根筋を見てる。踏み跡は明瞭、テープも複数あってここでは迷わないと思う

6/4 12:44

ここまでなだらかに下ってきたが、ここから九十九折に急降下する

6/4 12:49

直進せず右へ行く屈曲点。ここも踏み跡明瞭なので迷わない。ワイヤーのグルグル巻きが目印

6/4 12:54

伐採地にでると踏み跡が分からなくなるが、伐採地の縁を下りてくると踏み跡が続いていた。脇の草が五月蠅くなってくる

6/4 12:58

さらに下りて行くと草がボーボーになるが踏み跡はちゃんとついている

6/4 12:59

ハナムグリが楽しんでいたのを邪魔してしまった

6/4 13:04

やっと道路が見えて無事下山と思ったが、思わぬ難所が立ちはだかっていた

6/4 13:08

190の長身を誇る俺だが（大嘘）、飛び降りるのをためらう高さだった。着地時に転げたが、なんとか怪我無く下りられた

6/4 13:08

草ボーボーの中、あの納屋まで行くべきだったか？いや無理だな。ここはお勧めできません

6/4 13:09

ささやかな癒しを受ける

6/4 13:11

黄色いセンブリ？！追記：ツルマンネングサ（蔓万年草）のようだ

6/4 13:16

平野田休養村のトイレをありがたく使わせてもらう。きれいでした。駐車は500円との表記があった。早朝の場合はポストに投函する方式だった

6/4 13:36

鶴川沿いに舗装路を行く。一昨日の大雨で沢の音が凄い

6/4 13:54

権現山？カッコいい山容だな。いや、もっと奥か

6/4 14:22

単調な舗装路だが花を楽しみながら行く。追記：オルラヤ（オルレア）のようだ

6/4 14:26

こういう所に限って車が来る。いつも間が悪い不思議

6/4 14:44

無事帰着しました。車は増えてない

6/4 14:46

蜂除けにオニヤンマの模型。口コミによると蠅とかにも効き目があるようだが寄ってきた。「この紋所が目に入らぬか（伊吹吾郎の声で脳内再生）」ってやったけど蠅には見えない様だ

撮影機器：

iPhone SE (2nd generation) Apple

感想

satoshi7604

三ツ森北峰と権現山の間の尾根が未踏となっておりこれをつなげるために、なるべく歩いていないコースを検討すると尾名手尾根が目につきました。ヤマレコアプリでもみんなの踏み跡があったので挑戦することにしました。
セオリーでは破線のような不安な個所は最初の登りにもってきて、後半は実線で下山するものですが、当初はそのように計画したものの、登山口がイマイチ分からず、早朝から民家の脇を右往左往するような事態は避けたいので、逆向きに歩くことにしました。
実際歩いてみると尾名手尾根は歩きやすく下山でも問題ありませんでした。しかし麓部分は懸案通り微妙でした。下山路として使う分には、すぐそこにゴールが見えているので何とかなりましたが、登り口として計画した場合、まずわからなかったと思われます。高い土留めを強引によじ登って、山道かどうかわからない草ボーボーの踏み跡を辿れたでしょうか。多分諦めてしまうなぁ。読みは的中したと言えます。しかし今回のコースは全くお勧めできません。