筑波山


- GPS
- 05:43
- 距離
- 8.7km
- 登り
- 857m
- 下り
- 842m
コースタイム
10:14 白雲橋登山口
10:27 迎場分岐
10:58 つつじヶ丘
11:40 弁慶茶屋跡
12:25 女体山
12:32 筑波山
13:16 御幸ヶ原
13:32 男体山
14:15 筑波山ケーブルカー
天候 | 快晴 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2014年12月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
危険箇所はありません。 |
写真
感想
日本百名山で最も低い?筑波山。
観光地化された低山にあって、何故に百名山なのか。
長年の疑問でした。
結局登らずには何もわからないと知りつつも、
低山の癖にアクセスが悪く、なかなか機会がありませんでした。
公共路線で交通費を見積もると、往復で5千円を超えてしまいます。
たかが低山に何でそんなに!と腹立たしく考えましたが、
車で割勘にすればずっと安くなる!と気付き、急遽決断。
連れを丸め込んで(笑)いざ向かうことにしました。
関東の独立峰。その姿は遠方からでもよく見えます。
その「見る山」としての独創性は確かに、
高尾山の比ではありません。
準じるのは、意外にも大山ですね。
とはいえ標高は大山以下ですが、
大山をはるかに超越する山の景観の豊かさ。
百名山が伊達でなかったことは、登ってすぐわかりました。
独立峰としての圧倒的な眺望!
これは百名山に共通する要素ではないとは思いますが、
しかし関東の平野を一枚板のように見納められる圧巻振りには、
もう何も文句のつけようがありませんでした。
しかし、百名山に相応しいと感服したのは眺望ではありませんでした。
それは、豊かな自然そのものです。
いにしえの大地の鼓動を思わせる巨岩群。
溶岩の名残が目白押しで、この山が活きていたことを肌で感じられました。
そして森林の豊かさ。
神域の勇壮な杉はもちろん、何より山頂付近の豊富なブナ林。
丹沢では立ち枯れが深刻化しているのに、
その元気な姿には、吸い込まれそうになるほど心を奪われました。
野猿がいるようですが、幸い鹿の食害は全くないようです。
この辺りは、高尾山と同じベクトルにあるとも思えました。
本当に、嬉しかったですね。
深田久弥氏が選んだ理由が、全てわかりました。
低山ながら異例とも言われる筑波山。
そもそも名山が、高山でなければならない理由などないと思います。
そういう意味では、高尾山だって大山だって名山です。
ただまあ百名山となると、そこには独断と偏見が介在しますから、
高尾山がもれるのは致し方ないですね。
で、私なら?
うーん、やっぱり筑波山は避けられません(笑) 間違いなく名山。
遠いので、次に登るのは相当先のことかと思いますが、
これだから、登山はやめられないんですよね(*^^*)
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