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Yamareco

記録ID: 5581122
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
中央アルプス

烏帽子岳〜念丈岳〜越百山〜仙涯嶺(鳩打峠からピストン)

2023年06月05日(月) [日帰り]
 - 拍手
体力度
8
2~3泊以上が適当
GPS
14:00
距離
27.0km
登り
2,576m
下り
2,569m
歩くペース
とても速い
0.60.7
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
12:50
休憩
1:10
合計
14:00
1:21
58
2:19
2:20
10
2:39
2:40
39
3:19
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30
3:49
3:50
46
4:36
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7
4:43
4:54
3
4:57
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39
5:36
5:37
7
5:44
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90
7:14
7:27
21
7:48
7:49
54
8:43
9:02
43
9:45
9:46
30
10:16
10:17
83
11:40
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6
11:47
12:04
36
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12:41
42
13:23
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25
13:48
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30
14:18
14:19
6
14:34
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46
15:20
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1
15:21
ゴール地点
天候 曇りのち晴れ
過去天気図(気象庁) 2023年06月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
鳩打峠登山者用駐車場(無料/20台程度/トイレあり)
コース状況/
危険箇所等
【鳩打峠 ↔ 烏帽子岳】
よく整備された一般登山道です。さらに登山道脇の笹が刈り払われ、とても歩きやすいです。

【烏帽子岳 ↔ 念丈岳】
池の平山から先、ある程度まで笹刈りされていましたが、その先は刈られておらず藪になっている箇所がありました。ただし歩くのに難しくはありません。

【念丈岳 ↔ 奥念丈岳】
2年前は深い笹の藪漕ぎでしたが、奥念丈側の斜面がきれいに刈られていました。手前(念丈側)は刈ってはありませんが、それほど深い藪ではなく、あまり苦労はしません。

【奥念丈岳 ↔ 南越百山】
深い笹の藪漕ぎです。笹の草丈は胸くらい。踏み跡(ルート)がわかりやすい箇所と不明な箇所があります。藪漕ぎの経験とルートファインディングのスキルが必要です。

【南越百山 ↔ 越百山】
残雪が4ヶ所あります。春先の緩んだ雪なので&地面(草)との接点を行けばツボ足でこなせそうです。しっかりした靴なら蹴り込めると思いますが、私は柔らかい&底がすり減ったアプローチシューズだったのでやや難儀しました。

【越百山 ↔ 仙涯嶺】
気持ちのいい稜線歩きです。この区間には残雪はありません。ひざ丈くらいのハイマツ帯が多いです。
1時30分に鳩打峠スタート、念丈岳に着く手前で烏帽子岳の向こうに朝陽が昇ってきました。右は八ヶ岳。
2023年06月05日 04:45撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
2
6/5 4:45
1時30分に鳩打峠スタート、念丈岳に着く手前で烏帽子岳の向こうに朝陽が昇ってきました。右は八ヶ岳。
南アルプスがその姿を現します。
2023年06月05日 05:06撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
6/5 5:06
南アルプスがその姿を現します。
2年ぶりの念丈岳。軽食を摂って、藪漕ぎに備えて換装します。
2023年06月05日 04:49撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
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6/5 4:49
2年ぶりの念丈岳。軽食を摂って、藪漕ぎに備えて換装します。
以前に越百山まで歩かれたQ_Bさんレコを参考に、足元はゲイター装着。
2023年06月05日 05:09撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
6/5 5:09
以前に越百山まで歩かれたQ_Bさんレコを参考に、足元はゲイター装着。
念丈側の笹藪をグングン下って、奥念丈側の斜面に取り付きますが・・・
2023年06月05日 05:19撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
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6/5 5:19
念丈側の笹藪をグングン下って、奥念丈側の斜面に取り付きますが・・・
何と!!こんなにきれいに刈り払いされていました。ありがたいです。
2023年06月05日 05:23撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
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6/5 5:23
何と!!こんなにきれいに刈り払いされていました。ありがたいです。
奥念丈岳
2023年06月05日 05:47撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
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6/5 5:47
奥念丈岳
いよいよ核心の笹藪漕ぎ、草丈は胸くらいです。
2023年06月05日 06:06撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
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6/5 6:06
いよいよ核心の笹藪漕ぎ、草丈は胸くらいです。
一旦こんな開けた場所に出ますが・・・
2023年06月05日 06:25撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
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6/5 6:25
一旦こんな開けた場所に出ますが・・・
その後も藪漕ぎは続く(ちょっと楽しくなってきた(笑))
2023年06月05日 06:41撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
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6/5 6:41
その後も藪漕ぎは続く(ちょっと楽しくなってきた(笑))
突然風景が変わったと思ったら・・・
2023年06月05日 07:22撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
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突然風景が変わったと思ったら・・・
南越百山
2023年06月05日 07:26撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
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6/5 7:26
南越百山
この先進む越百山(左)とそこから稜線を辿った仙涯嶺(右)。
2023年06月05日 07:37撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
6/5 7:37
この先進む越百山(左)とそこから稜線を辿った仙涯嶺(右)。
南越百山〜越百山間に残雪が4ヶ所あります。しっかりしたシューズなら(蹴り込んで)ツボ足でこなせると思います。私は底のすり減ったアプローチシューズだったので難儀しました。
2023年06月05日 07:41撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
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6/5 7:41
南越百山〜越百山間に残雪が4ヶ所あります。しっかりしたシューズなら(蹴り込んで)ツボ足でこなせると思います。私は底のすり減ったアプローチシューズだったので難儀しました。
越百山
2023年06月05日 08:00撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
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6/5 8:00
越百山
仙涯嶺へ、この稜線を進みます。
2023年06月05日 08:10撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
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仙涯嶺へ、この稜線を進みます。
あと一息。
2023年06月05日 08:35撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
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6/5 8:35
あと一息。
5年ぶりの登頂。
2023年06月05日 09:00撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
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6/5 9:00
5年ぶりの登頂。
歩いてきた南越百山、越百山からの稜線。
2023年06月05日 08:54撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
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6/5 8:54
歩いてきた南越百山、越百山からの稜線。
八ヶ岳
2023年06月05日 08:54撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
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八ヶ岳
鋸岳〜甲斐駒ヶ岳〜仙丈ヶ岳
2023年06月05日 08:54撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
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鋸岳〜甲斐駒ヶ岳〜仙丈ヶ岳
白峰三山(北岳〜間ノ岳〜農鳥岳)
2023年06月05日 08:54撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
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白峰三山(北岳〜間ノ岳〜農鳥岳)
塩見岳とその脇に富士山
2023年06月05日 08:54撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
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6/5 8:54
塩見岳とその脇に富士山
荒川岳〜赤石岳
2023年06月05日 08:54撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
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荒川岳〜赤石岳
赤石岳〜聖岳
2023年06月05日 08:54撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
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赤石岳〜聖岳
上河内岳〜茶臼岳〜易老岳〜光岳〜池口岳
2023年06月05日 08:54撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
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上河内岳〜茶臼岳〜易老岳〜光岳〜池口岳
御嶽山
2023年06月05日 08:54撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
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御嶽山
下山途中に振り返って。奥の南駒ヶ岳も存在感あります。
2023年06月05日 09:50撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
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6/5 9:50
下山途中に振り返って。奥の南駒ヶ岳も存在感あります。
2日間で中ア全山縦走するという(!)R大山岳部のお二人と一緒に復路の笹藪を漕いでいきます。
2023年06月05日 11:10撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
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6/5 11:10
2日間で中ア全山縦走するという(!)R大山岳部のお二人と一緒に復路の笹藪を漕いでいきます。
さすが山岳部、たしかなルーファイに助けられました。「山が好き」に溢れた、とても素敵なお二人でした。(写真は掲載許可を得ています)
2023年06月05日 11:28撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
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6/5 11:28
さすが山岳部、たしかなルーファイに助けられました。「山が好き」に溢れた、とても素敵なお二人でした。(写真は掲載許可を得ています)
(わかってはいたけれど・・・)念丈岳まで登り返さなければ。
2023年06月05日 12:30撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
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6/5 12:30
(わかってはいたけれど・・・)念丈岳まで登り返さなければ。
安平路山、R大のお二人無事に着けたかなぁ?
※のちにレコで様子を知りました。奥念丈岳から先がとてつもない藪漕ぎでなかなか進まず、やむなく安平路山でビバークになったとのこと。無事で何よりでした。
2023年06月05日 12:41撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
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6/5 12:41
安平路山、R大のお二人無事に着けたかなぁ?
※のちにレコで様子を知りました。奥念丈岳から先がとてつもない藪漕ぎでなかなか進まず、やむなく安平路山でビバークになったとのこと。無事で何よりでした。
バイカオウレン
2023年06月05日 13:13撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
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6/5 13:13
バイカオウレン
今日歩いた山と稜線。
2023年06月05日 13:59撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
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6/5 13:59
今日歩いた山と稜線。
朝は真っ暗だったので帰路で1枚。
2023年06月05日 13:59撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
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6/5 13:59
朝は真っ暗だったので帰路で1枚。
イワカガミがあちこちに咲いていました。
2023年06月05日 14:25撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
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6/5 14:25
イワカガミがあちこちに咲いていました。
ギンリョウソウ
2023年06月05日 14:58撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
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6/5 14:58
ギンリョウソウ
2023年06月05日 15:09撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
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6/5 15:09
ヤマツツジもきれいに咲いていました。
2023年06月05日 15:13撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
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ヤマツツジもきれいに咲いていました。
(下山時撮影)登山道脇の笹がきれいに刈り払われて、とても歩きやすいです。
2023年06月05日 14:50撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
6/5 14:50
(下山時撮影)登山道脇の笹がきれいに刈り払われて、とても歩きやすいです。

感想

百高山2巡目「仙涯嶺」

【回想】
2018年7月に伊奈川ダム(当時はダム上まで車で入れた)から越百山〜仙涯嶺〜南駒ヶ岳〜空木岳と繋いで周回。まず越百山で南アルプスの眺望(北から南まで全部見えてる!)に感激。そこから稜線を進んで仙涯嶺へ向かったのだが、実はあまり印象に残っていない。百高山も意識していなかった当時は南駒ヶ岳や空木岳の方が印象深く、仙涯嶺は「通過場所」だった。


百高山2巡目はできれば違うアプローチで。伊奈川ダムからでないとすると・・・以前に歩いてみた奥念丈岳から先に越百山、さらに仙涯嶺と延ばす形か?ただしこの「奥念丈岳 ↔ 南越百山」間は激藪漕ぎらしい。いくつかのレコを参考に、2年ぶりの鳩打峠へ。
念丈岳までは記憶通り、奥念丈へは笹漕ぎを覚悟していましたがきれいに刈り払いがされていました。そしていよいよ奥念丈から先、藪漕ぎエリアに。フォローさせていただいているQ_Bさんが以前に歩かれた際、「裾から細かい枝が入り込んで脚が傷だらけに」と書かれていたのでゲイターを装着、上着もボロのウインドブレーカーに。笹の草丈は腰から胸くらい。踏み跡(道)はよく見ればわかる感じ、ワッサワッサと笹をかき分けて進みます。どこまでも続く笹の海にやや不安になりつつ、それでも普段と違った歩き方やルーファイが楽しくもありました。崩落地を過ぎると傾斜がついたやはり笹藪、ここも漕いで登っていくとハイマツが現れ、その先が南越百山でした。
かつての記憶を辿って、越百山から仙涯嶺へと稜線を進みます。背の低いハイマツの間を歩き、大きな岩を越えて、5年ぶりのピークに着きました。白い巨岩が印象的なそこは変わらず南アルプス眺望が素晴らしい場所でもありました。
越百山、南越百山と来た道を戻り、再び笹藪を漕いで奥念丈岳へ。落とした分の登り返しで念丈岳の稜線に出ると、烏帽子岳を経て鳩打峠へ戻りました。

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コメント

yoisaさん、こちらは私が行きたいと思ってるルートです!お互いに参考歩きになってたんですね〜☺️お気に入り入れさせていただきました。
藪漕ぎは大丈夫と言うかむしろ好きな方で、北信に比べて茎の細い中南部の笹藪は全く抵抗ないんですけど、恐ろしいのがyoisaさんの足でこの時間かかるのか😓って点でした。。。これは私の足だと厳しそうなので山小屋泊にしようかなって思い始めましたよ〜。計画の参考になるレコ、いつも詳しくありがとうございます♪♪
2023/6/6 7:46
ハルボーさん、こんにちは。
>北信に比べて茎の細い中南部の笹藪は全く抵抗ないんですけど
なるほど、そうなのですね。それで東北信ではあの(おいしい)根曲り筍が採れるのですね!
昨日朝に藪の中でスライドした方は前日に鳩打峠から入って越百小屋に1泊して下ってきたとおっしゃれていました。宿泊できれば余裕のある山行になりそうですね
2023/6/6 8:32
プロフィール画像
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