行者の谷から、コザト・リョウシ(霊仙山
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- GPS
- 06:01
- 距離
- 12.0km
- 登り
- 846m
- 下り
- 854m
コースタイム
過去天気図(気象庁) | 2023年06月の天気図 |
---|---|
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
写真
感想
6月10日(土)「曇り一時晴れ」 廃村五僧から出発する。沢沿いに降りて林道をショートカットしたいが、急がば回れで大回りだが、暫くは林道歩きである。権現谷林道に出て緩やかに下って行く。白谷出合いの下山場所を確認し、更に進む。望遠レンズを空に構え、猛禽類のイヌワシ?を待っている人が居た。お話しするとイヌワシ?がカモシカを仕留めた動画を見せてくれた。良い写真を撮影するには、じっと待つのが鉄則か。其処が入渓点なので、我々は正面沢を登る旨、説明してお別れした。その前に河内元行者窟を探検した。急なルンゼの末端にオーバーハング岩屋があり、その中に摩利支天、不動明王が祀られている。因みに石灰の地質なので、伏流水となり流水は無い。エチガ谷、滝洞谷も同様だった。自分は流水が無いので、引続き軽登山靴で登る。権現谷本流からスタートで、最初は廃林道橋の枯滝を登るが、岩が湿っているのでツルツルして怖かった。すぐに行者の谷出合いで、此処から行者の谷遡行スタートだ。砂防ダム右手のワイヤーがぶら下がっているルンゼ状を登る。石灰岩特有のスライダー状滝が3個ほど続くが、虎ロープなどが残置してあり、安心して登れた。左右は急峻な地形なので、石灰岩の白い押し出しがあった。右岸に林道跡が現れ、沢芯は面倒なので其方を利用する。行者の谷と別れて、右手に入ると流水が現れた。沢シューズに履き替えて登って行く。植林地帯となり地形図に無い廃林道が続く。廃林道が無くなり二股となる。流水の無い右手に入るが、目論見が失敗だったか。植林の倒木が多くなり、沢芯を進むのが厄介になり、尾根に逃げた。再び買い登山靴に履き替えコザトを目指す。コザト頂上は開けた場所もあり、霊仙山が高く聳えていた。此処からは稜線を進み下山となる。リョウシまでは、平坦な稜線を西進する。リョウシ手前は、低シダが茂る特異な景観を呈していた。其処から南進するが、カルスト台地の岩々が続き、意外と難路である。時々緑々とした苔も綺麗だった。左手には、緩やかに続く尾尾根が並行するが、権現谷へは急峻な崖となっている。稜線は突如急降下して白谷出合いに下山で来た。後は緩やかに林道を登り五僧に向かうが、ドンと云う発砲音を聞き、落石かと思うや否や目の前林道に落ちて来た。上部に獣でも居るのかな?。大声を上げて威嚇してから小走りに通過した。林道と言えども急峻な谷は怖いな。五層に到着。着替えて帰宅の途に就く。
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