天神山・妙見山から鉄杖山ー房総の低山で道を求めて悪戦苦闘ー山旅の後は保田で菱川師宣をしのぶ旅

2014年12月10日(水) [日帰り]

• GPS: 04:55
• 距離: 13.0km
• 登り: 476m
• 下り: 477m

コースタイム

日帰り

• 山行: 4:43
• 休憩: 0:09
• 合計: 4:52

距離 13.0km 登り 489m 下り 482m

8:21 上総湊駅
11:18 11:22 鉄杖山(火守様)
13:06 13:11 上総湊駅
13:13 ゴール地点

8:21上総湊駅到着ー8:27駅出発ー8:39湊橋ー8:57天神社8:59ー9:17天神山城址（山頂）ー9:30道間違いに気づき、引き返すー9:34尾根の分岐点に戻るー9:42笹薮に突っ込むー9:45下山分岐点を発見ー9:52下堰に出るー9:58居作越古道分岐通過ー10:02妙見山入口（大日如来）ー10:16妙見山山頂（妙見菩薩道）10:20ー10:27妙見山入口ー10:39Y字路ー10:55高野集落入口ー11:08舗装路の終わりー11:24鉄杖山ー11:38頃、道迷いー12:11　164mピークを諦め、赤テープを追って天神山上司方面に向かうー12:13壊れた道標発見（文字は消えていた）ー12:18下山路分岐ー12:26売津下堰ー12:44岩谷観音堂12:50--13:08上総湊駅13:14--13:30保田駅ー観光案内所で菱川師宣のお墓や生誕の地などの場所を訪ね、自転車借りるー13:46菱川師宣生誕の地ー13:49別願院墓所13:52ー14:00菱川師宣記念館で作品など見学14:30--14:34師宣の寄進した梵鐘・見返り美人ブロンズ像など見学ー14:40ばんやにてカワハギ刺身、カサゴの煮付けなど食す15:20ー15:30自転車返却、15:40の各駅に乗り、帰宅

天候

晴れのち曇り

アクセス

利用交通機関：

電車 自転車

内房線上総湊駅から天神山・妙見山・鉄杖山を登り、竹岡に下る予定が、道が見つからず竹岡に行くことはできなかった。結局、最初に登った天神山の南側の稜線に出て、最初に天神山から下ったコースに出て、上総湊に戻り、内房線で保田駅に出て、菱川師宣をしのぶ史跡と美術館めぐりとなった。

コース状況／危険箇所等

天神山城址から下堰に出る道が、尾根が分岐するところが途中わかりにくい。間違った尾根筋に入ってしまい引き返した。また鉄杖山から164mピークに向かう分岐がわからず撤退ーというか、赤テープを追って天神山に向かう痩せ尾根を歩いて一周することとなった。いずれ今度は竹岡側から歩いて、道を探すつもりーー

写真

12/10 8:27

上総湊駅前から見る風景

12/10 8:30

面白い玄関周りの飾り

12/10 8:33

名前のない地元の神社（神明神社というらしい）

12/10 8:33

12/10 8:34

古木

12/10 8:39

湊川に架かる湊橋

12/10 8:39

河口を見る

12/10 8:40

薄曇りの中からの日差し

12/10 8:42

橋を渡ると警察署向かいにある天神社の案内

12/10 8:42

景行天皇の東国行幸をきっかけとして生まれた神社らしいー天羽という地名も葛城の「天羽雷命神社」と関係あるらしい。

12/10 8:49

天神社入口

12/10 8:49

石段を登ると東京湾観音が見える

12/10 8:54

石段上の藪道を避けて右の舗装道を進んだが、出口を見ると刈払いがされている

12/10 8:56

マザー牧場方面かな？？

12/10 8:57

天神社

12/10 8:57

12/10 8:57

天神社は「あまつかみやしろ（またはーあまつかむやしろ）」といい、天照大神などの神様を祭るもので、後に道真が祀られるようになったらしい。

12/10 8:58

12/10 8:58

12/10 8:59

12/10 9:00

天神社から天神山城址（山頂）に向かう入口の階段

12/10 9:03

「房総丘陵」では階段上を右とあるが、薮がひどいので左側から進む

12/10 9:03

12/10 9:03

12/10 9:07

12/10 9:07

時々赤テープがある

12/10 9:09

踏み跡が不明瞭な場所もあるー少し急斜面ー

12/10 9:10

12/10 9:11

12/10 9:13

エビネの葉に似るが少し違うかな？

12/10 9:14

12/10 9:14

ひこばえで増えたようなたくさんの幹ー薪炭材採取の跡かー

12/10 9:17

小びろい場所に出て山頂らしいーー

12/10 9:17

山名板だったのか？読めないーー

12/10 9:17

山頂から痩せ尾根を南側に進む

12/10 9:17

山頂を振り返る

12/10 9:19

東の売津側が見える

12/10 9:19

最初の堀切

12/10 9:20

堀切は急なので横から巻いて下る

12/10 9:21

12/10 9:21

空堀の急斜面になぜか赤テープーーあとで意味がわかったーー

12/10 9:21

12/10 9:22

斜面がかなり崩れているが、実は見えにくいがこのあたりが尾根の分岐だったようだ―尾根は直線上につながっているように見えた

12/10 9:23

このあたりに立っているときは尾根の分岐があることは気づかなかったーー見えにくいーー

12/10 9:27

踏み跡は続くが、赤テープは先の堀切以降見えなくなり、おかしいと思うーー

12/10 9:27

赤テープのある場所まで戻る

12/10 9:34

見えない尾根分岐を探すーー赤テープの急斜面を登ると見えてきた

12/10 9:35

道は急斜面のトラバース道が崩れて、やや危険だったーー

12/10 9:37

滑り落ちないように、木の根に捕まったりして、慎重に足を運んで通過した

12/10 9:37

12/10 9:39

最初の危険箇所を過ぎると道は安定した

12/10 9:42

笹薮に突入

12/10 9:43

破を抜けると道はよくなり、目印が出てきた

12/10 9:45

売津下堰に出る下山路分岐のT字路に出た

12/10 9:45

やや荒れてはいるが道は広い

12/10 9:46

12/10 9:46

12/10 9:50

12/10 9:52

下堰に出る

12/10 9:52

下ったところ

12/10 9:53

この池は農業用水として昭和八年に造成されたものらしい

12/10 9:54

池にはカモが三羽泳いでいた

12/10 9:54

農地と農業用水を整備したらしいが、谷間なので元々川はあったはずーー

12/10 9:55

妙見山入口の記念碑ではその経緯はよくわからなかった

12/10 9:55

天神山を見る

12/10 9:56

切り立った岩の斜面に木が生えているようだ

12/10 9:58

古道入口

12/10 9:58

居作集落方面に通じる道らしい

12/10 10:00

水田と茅場

12/10 10:00

12/10 10:01

水仙も咲き始め

12/10 10:02

石切場

12/10 10:03

妙見山入口の大日如来ー真言密教と修験道の最高神

12/10 10:03

12/10 10:03

12/10 10:03

昭和八年の農業用水記念碑

12/10 10:03

12/10 10:05

石段の上の鳥居上から海を見る

12/10 10:05

天神山

12/10 10:06

12/10 10:08

12/10 10:15

山頂直下の平地からの展望

12/10 10:15

12/10 10:15

山頂の妙見菩薩堂から後光が射してきた！！

12/10 10:16

おおー妙見菩薩様！！

12/10 10:16

この五重塔は平安時代に流行った瓦塔のように見えるが、石造りだーー

12/10 10:16

12/10 10:16

五重塔の後の上総湊・東京湾を見る

12/10 10:20

中にある妙見菩薩は見えない

12/10 10:20

12/10 10:22

往路を戻る途中、いくつか分岐がある―別の集落に出られるのかな？？

12/10 10:22

ここは通行止め？？

12/10 10:22

12/10 10:27

鳥居まで下る

12/10 10:27

12/10 10:28

入口に戻るー大日如来があるので、妙見堂（菩薩）も道教由来としても、真言密教との関係が深いらしいーー

12/10 10:29

畑の中を歩いて相川方面に向かう

12/10 10:29

12/10 10:31

獣害も多いようだ

12/10 10:31

12/10 10:33

12/10 10:39

このあたりはまだ湊川だ。

12/10 10:39

Y字路から相川方面に進む

12/10 10:40

12/10 10:40

12/10 10:40

12/10 10:40

12/10 10:41

12/10 10:41

12/10 10:41

12/10 10:44

妙見山

12/10 10:44

12/10 10:45

12/10 10:46

12/10 10:46

線の美

12/10 10:56

12/10 10:59

12/10 11:01

高野集落に向かう

12/10 11:01

人気のない集落ーーいったい何軒が残っているのか？？

12/10 11:02

T字路を直進して、鉄杖山に向かう

12/10 11:03

人気のない家

12/10 11:04

水田耕作は行われているようだ

12/10 11:04

車のある家があると安心する

12/10 11:06

舗装路は続く

12/10 11:08

山道に入る

12/10 11:09

イノシシ除けの電気柵をくぐるーー電機は流れているようで、手を近づけると熱い感じーー

12/10 11:11

農家のおかみさんに声をかけたが、聞こえなかったようだ

12/10 11:11

鉄杖山かな？

12/10 11:12

鉄柵を二度くぐる

12/10 11:12

12/10 11:12

畑の終わりから山道へ

12/10 11:19

道は明瞭

12/10 11:19

12/10 11:21

緩やかな登りで山頂に出る

12/10 11:24

山頂は火守神社で新しい鳥居を設置するようだ。

12/10 11:24

12/10 11:24

12/10 11:25

12/10 11:27

「房総丘陵」の記述に従ってまっすぐ藪の中に入るがーー

12/10 11:29

記述にある三叉路は見当たらず赤テープに従って進む

12/10 11:30

かなり下ってしまう

12/10 11:33

12/10 11:33

どこかで左（西側）に進まないと164mピークには進めないが――

12/10 11:37

赤テープはどんどん北側に向かう

12/10 12:11

方向が違うので引き返して、道を探すが、藪に阻まれて164mピークに向かう道を探すことができずーーー

12/10 12:13

GPSを見ると、赤テープは最初に登った天神山城址の痩せ尾根に向かっているーー今日はこのまま最初に歩いた痩せ尾根から上総湊駅に戻ることにしたーー途中古い道標の残骸のようなものがあった。

12/10 12:15

最後の小ピーク

12/10 12:17

岩混じりのピーク

12/10 12:17

12/10 12:18

最初に歩いた下山路分岐に出る

12/10 12:26

再び売津下堰に出る

12/10 12:28

12/10 12:28

12/10 12:34

12/10 12:35

妙見山入口付近の石切り場

12/10 12:35

12/10 12:36

12/10 12:36

12/10 12:41

神田橋を渡る

12/10 12:41

12/10 12:42

12/10 12:44

岩屋観音堂に立ち寄る

12/10 12:44

12/10 12:45

かつての仏教信仰遺跡を見る

12/10 12:46

時代時代で流行した様々な仏様が刻まれている

12/10 12:46

12/10 12:47

庚申様（青面金剛）

12/10 12:47

12/10 12:48

12/10 12:48

12/10 12:48

12/10 12:48

12/10 12:48

12/10 12:49

12/10 12:49

12/10 12:50

縄文時代から信仰の霊場だったらしい

12/10 12:50

12/10 12:52

12/10 13:02

12/10 13:46

保田に移動して菱川師宣関連史跡を見学

12/10 13:47

12/10 13:47

12/10 13:49

梵鐘を寄進した別願寺にはお墓がある

12/10 13:49

12/10 13:50

元禄年間の大地震と津波で保田でも3百人以上が亡くなったという−―関東一円で八千人以上の死者があったーー

12/10 13:50

12/10 13:50

師宣のお墓

12/10 14:34

寄進された梵鐘

12/10 14:35

12/10 14:35

記念館に入る

12/10 14:35

12/10 14:36

見返り美人のブロンズ像

12/10 14:36

12/10 14:37

12/10 14:37

12/10 14:37

12/10 15:04

ばんやでかさごとカワハギを食す

12/10 15:06

冬のカワハギやヒラメの刺身は最高！！

12/10 15:07

カサゴ煮つけも身がぷりぷり

12/10 15:25

12/10 15:25

今年もおいしいお魚ありがとうーー！！

撮影機器：

TG-620 OLYMPUS IMAGING CORP.

感想

hirokok510

久しぶりに房総の里山歩き。始発で千葉方面に向かい、木更津駅でおそばを食べて、上総湊に8時過ぎに到着。神明神社脇を通って湊橋を渡り、警察署前の天神社の由来を書いた看板を見て、天神社に向かう。