武奈ヶ岳 (上林新道〜山頂〜中峠〜金糞峠)
- GPS
- --:--
- 距離
- 9.6km
- 登り
- 1,038m
- 下り
- 1,037m
コースタイム
9:38−青ガレー9:43
10:29−金糞峠ー10:36
10:56−上林新道四辻ー10:58
11:50−コヤマノ岳ー11:55
12:26−山頂ー13:06
13:37−コヤマノ岳ー13:40
13:53−中峠ー13:58
14:12−二俣
14:49−金糞峠ー14:57
15:29−青ガレー15:34
駐車場着 16:08
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2014年12月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
感想
◆ 今日も moto さんと一緒だ。天気予報は晴れ、気温 1〜12度。
湖西道路に出ると、蓬莱山の上の方は真っ白だ。矢張りこの辺りは昨日雨だったらしい。道路も湿っている。
先週は1000m以上に少しの雪があった。今週は雨があったので、かなり増えたのではと心配したが、他の人のレコを見ると、山頂付近で2〜30cmと見た。余り多いと山頂に辿り着けない。万一の時は引き返す積もりで行く。
◆ うす雲はあるが、天気はよく風も弱い。気温は登山口で 3度。
青ガレの手前からちらほらと雪がある。青ガレの手前の狭いトラバース道は融けた雪が凍りつき、滑るので緊張した。
青ガレは岩の間には雪があるが、スタンスには雪は無く問題無かったが、小さな沢を渡り金糞峠に向かう沢に取り付くと、雪も次第に増えてきた。だが未だアイゼンを履く程でもない。
◆ 金糞峠に着くと、何時もより風は弱い。しかし、雪は急に増えて 10cmは有りそうだ。ここで、私だけアイゼンを履く。
moto さんと、何処を登ろうかと言ふ話になったが、私は下りはともかく、登りは先が分からないので、最短距離の上林新道にと思っていた。
下りは、同じ道を下っても面白くないし、パノラマコースは先週下ったばかりなので、少々難しく時間が掛かっても、遠回りでも良いと思っていたので、ヨキトウゲ谷を下ることにする。
◆ 上林新道には三つアプローチがある。
ゞ睚菊修らヨキトウゲ谷に入り、数分で大きな杉の木に道標がある所を左岸に渡渉する。足場の悪い所を真っ直ぐ斜面に向かうと、ジグザグに山腹を登って行く踏み跡がある。上がった所が私が四辻と呼ぶ所だ。
◆‘鵑通椶蓮金糞峠から下りてきて、深谷の木橋を渡った所を、川を背に、真っ直ぐに進むと、ジグザグに登って行く踏み跡がある。急坂を登ると尾根に出て、石楠花の多い尾根を西北に進むと、,汎韻源幼圓砲任襦
三つ目は、深谷を八雲が原方向、上流へ300mほど行くと木橋ががある。その橋を渡り、沢を遡行して行くと、沢は左に曲がり四辻に出る。
この三つの中で一番時間的に早いのが ,離魁璽垢任△襦今日は勿論 ,離魁璽垢澄
◆ 今迄の斑だった雪はこれより一面に積もって真っ白だ。幸い先行者が一人、二人あり、踏み跡はある。無くても迷う様な尾根ではない。
坂が緩やかになり、尾根越しに向こうの空が見えてくるとコヤマノ岳も近い。この辺りはブナの葉っぱが全部落ちてしまっていても、最も美しい所だ。雪があれば尚更美しく気持ちの良い所だ。
次第に雪の量も多くなり、コヤマノ岳で 20cm 位あった。先週は風が強く、とても山頂では弁当はむりだと思って、コヤマノ分岐で食べてが、今日は気温も高く、風も弱いので山頂で弁当にする。
高気圧が真上にあり、今日は西風ではなく南風だ。気温 +2度。
◆ 山頂では、最近に無く展望が良かった。北東方向の白山から南へ
、能郷白山、乗鞍岳、御岳、伊吹山、霊仙山、御池岳とよく見えた。最近では大変珍しい。
◆ 下りは中峠よりヨキトウゲ谷を下る。コヤマノ岳まで戻り、中峠へ。上林新道へは、私等の後に下る人もあり結構踏み跡があったが、中峠へは一人のみであった。
しかも、最近は従来の道が雪が無くても、雨で深く抉れた所やブッシュで通り難くなっているので、道を外れて歩く人が多い。従って道を辿っていると深みにはまり、腰まで埋まり倒れそうになる。なるべく道を外れ積雪の少ない所を選んで歩く。深みに嵌ると物凄く体力を消耗する。
しかし、中峠に着いて時計を見ると、コヤマノ岳からたったの 13分しかかからなかった。下りは楽だ。雪が無い時と変わらない。
◆ 中峠からは雪もうんと少なくなって、べたついてくる。アイゼンを如何しようかと思ったが、滑らないように着けたままで下る。
14 分で二俣に着き、其処からは沢沿いに下る事になる。中峠からの支流を渡り、右岸沿いに下る。思ったより雪が多く道がよく分からない。左・右と、これから9回徒渉しなければならない。歩けなくなったら対岸へ渡るを繰り返す。水量が無いので問題は無い。
それより、雪が積もっている斜面に足を置いたら、その下が確りしていなくてずり落ちた。その時足を踏ん張り力を入れたら、朝からの疲れもあり、太股の裏側が痙攣を起こす。やれやれと思ってツムラの甘草湯を飲む。不思議な事に直ぐ直る。疲れ過ぎると起こるようだ。
◆ 深谷から金糞峠までは、ほんの30m の高度差しかないのに、何時も帰りの最後の登りだ。疲れているので大変しんどい。やっとの事で峠に着く。ここでアイゼンを脱ぐ。朝より雪も融けただろうから、下りでも大丈夫だろう。
moto さんは一日アイゼン無しで通した。足が強い。
◆ 雪が減ってとは言え、下りだし登りよりも難しい。疲れもあり用心して下る。
そして、いよいよ最後の難関、青ガレだ。此処を無事下りれば、ほぼ今日も無事に終了したことになる。此処には雪は殆ど無くなっていた。後はのんびりとまでは行かないが、駐車場まで緩い坂だ。
◆ 遅くなると分かっていて、ヨキトウゲ谷を下りて来たので、駐車場に着いたのは16時を過ぎていた。後 30 分で日が暮れる。さすがに、私たちの車が 2台だけしか残っていなかった。
少々くたびれたが、面白く楽しい一日だった。
moto さん、付き合って貰って有難うございました。
これからは、六甲山が多くなると思いますが、また宜しくお願いします。
mesnerさん、こんばんは。
先日は、大変お世話になりありがとうございました。
今シーズン初めての雪山へ誘って頂きありがとうございました。
当日は、素晴らしい天気で雪山を楽しむことが出来ましたが、1年を通して、雪のコヤマノ岳周辺が1番好きです。
ところで、最後に失敗をして大変ご迷惑をお掛けしました。
運藤不足のぶっつけ本番はやはり駄目ですね。。
ウオーキングに励んで今後に備えますので宜しくお願いします。
moto さん、今晩は。
私の方こそ、お世話かけました。有難うございました。
私も、コヤマノ岳は一番好きな場所です。新芽の頃、新雪の時、良いですね。この日は最高のコンディションでしたね。
中峠への下りも快適でした。良かったですね。遠回りした価値がありました。
ヨキトウゲ谷も良かったですね。面白かった。
また、宜しくお願いします。
こんばんは、mesnerさん。
すっかり足や腰の調子も良くなっておられるのでしょうが、
やはり疲れると攣ったりされる事もある様ですね。
私も、休憩や水分補給もあまりとらないで歩いていると
つけが廻ってきて痛みが出たり攣りそうになったりする事があります
そんな時、mesnerさんと同じく芍薬甘草湯を吞む事にしていますが、
これ、即効性がありますよね。もう、脚のお守りです
来年こそはmesnerさんの大好きな武奈ヶ岳に行ってみたいと思っています。
hehe さん、今晩は。
若い人でも足が攣ることがあるんですね。
私は此処4・5年攣るようになりました。殆どが夏ですが、昨日は雪のない時に比べエネルギーを相当消耗していましたから。一寸の無理でおかしくなりました。矢張り水分と塩分の不足だと思います。
夏はエアーサロンパスでいいのですが、冬は下着を着けていますから、飲み薬が便利ですね。飲むと同時に直るので、不思義ですね。
武奈はいい山です。ぶなの若葉の頃行ってください。
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