金剛山:お天気リベンジの郵便道↑ マツバカケ尾根↓
- GPS
- 03:58
- 距離
- 9.0km
- 登り
- 937m
- 下り
- 931m
コースタイム
- 山行
- 3:11
- 休憩
- 0:46
- 合計
- 3:57
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2023年06月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
危険箇所はとくになし |
写真
装備
個人装備 |
長袖シャツ
ズボン
靴下
グローブ
防寒着
雨具
日よけ帽子
靴
ザック
昼ご飯
行動食
非常食
飲料
コンパス
計画書
ヘッドランプ
GPS
筆記用具
ファーストエイドキット
常備薬
日焼け止め
保険証
携帯
サングラス
タオル
カメラ
|
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感想
3日前に山頂で土砂降りの雨に見舞われたので、終日晴れ予報となった本日、お天気リベンジのチャンスとばかり再び金剛山へ向かいました。
梅雨の中休みの週末ということで、きっと多くの人が繰り出すと思われ、水越峠には駐車スペースがないことが予想され、高天彦神社から登ることにしました。
登りは郵便道で行きます。昭和10年から終戦の年まで、郵便局の局員がこの道を使って毎日山頂まで郵便物を配達していたそうです。荒天の日もあったでしょうから、昔の人はエライなぁと感心してしまいます。
郵便道はそれほどの急登もなく、おおむね歩きやすい道ですね。途中、大きく崩壊した箇所が一カ所あり、それが原因で長らく通行不能になっていましたが、巻き道が整備され、また通れるようになりました。最近の激しい雨の影響はあまりないようです。
郵便道なので、途中に郵便ポストのおもちゃなどが飾ってあります。なぜか、消防車やゴミ収集車のミニカーなんかもありましたが(謎)。なお、おもちゃのポストは別の場所にも増殖していました。
しばらく登ると、ヤッホーポイントと表記した看板が。あれ、ヤッホーポイントはマツバカケ尾根のほうだったんじゃ?とか思いましたが、事実そう表示してあります。こっちだったか、勘違いしていたかと思っていたら、いきなり上のほうからいままで聞いたことがないくらい大きな「ヤッホー!」が。やっぱりマツバカケ尾根にもあるようです。いいもの聞かせてもらいました(笑)。
今日は天気が崩れる心配はないということで、安心して気持ちよく登っていくことができます。が、郵便道分岐まであと10分ほどというところから、私の苦手な階段が始まります。しかも、この階段、丸木が2段積みになっていて段差が大きいんですね。さきほど「おおむね歩きやすい」と「おおむね」の一語を付け加えたのは、この階段があるため。最後にこれが来るのが、この道の泣きどころです(整備してくださっている方、スイマセン)。が、あと一息と思って頑張ります。
階段を登り切ったところが郵便道分岐で、ここからはもう山頂エリア。葛木神社にお参りしてから広場のほうへ。ちなみに、金剛山のホントの山頂は葛木神社裏の小高いところです。神域のため立入禁止になっています。
山頂広場は3日前とは打って変わった好天で、週末ということもあって大勢の人で賑わっていました。とても1000メートル超の山の上とは思えません。どこかの公園にいるみたいな気分です。西の金剛山、東の高尾山は、たしかに特殊な山ですね。
広場の温度計の表示は19℃。下界は30℃ほどと思われますから、標高1000メートルで10℃気温が低くなっていることになります。だいたい標高が100メートル上がるごとに1℃の割合で気温が低下する計算になりますね。
広場で昼食を食べてゆっくりしてから、帰路につきます。帰りはマツバカケ尾根ルートで下ることにします。
マツバカケ尾根へは郵便道分岐から入っていきますが、入り方がややわかりにくく、道標も明確なものがないためか、ほかに歩いている人はいません。さっきまでの賑わいが嘘のようで、聞こえるのは鳥たちの鳴き声だけ。孤独な下りが続きます。
地図で見ると郵便道とマツバカケ尾根は平行して通っていますが、歩く人数の違いのせいか、マツバカケ尾根のほうは道がこなれていないというか、木の根が張り出しまくりのままで少々歩き難いところがあります。雰囲気もちょっと暗いというか、やや重いものが。
また、途中で激下り(登りであれば急登)があり、郵便道に比べると、平行ルートにもかかわらず、難易度がワンランク高いと感じます。初心者は郵便道のほうがよいかと思います(とくに登り)。うちのカミさんも無理やろなぁ・・・。
「いー2」のところで郵便道と合流。さらに下って高天の滝の渡渉ポイントまで来たら、ほぼほぼ登山終了です。渡渉ポイントのところには登山靴を洗うためのブラシが置かれていました。とてもありがたい心遣いですね。感謝しながら使わせてもらいました。
渡渉ポイントで沢を渡らず、(下から見て)そのまま行けば高天の滝があります。ふと見ると、若い女性二人が滝壺近くで瞑想していました。修行なのでしょうか。なんとなくスピリチュアルなムードが漂っていました。
そして、高天彦神社まで戻って、無事山行終了です。3日前のリベンジ達成w 梅雨の合間のひととき、気持ちのいい登山を楽しませてもらいました。これでまたしばらく元気に暮らせます。金剛山に合掌。
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