菜畑山から朝日山〜赤鞍ヶ岳
- GPS
- --:--
- 距離
- 13.6km
- 登り
- 1,241m
- 下り
- 1,243m
コースタイム
- 山行
- 6:05
- 休憩
- 2:05
- 合計
- 8:10
天候 | 晴れ のち時々曇り |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2014年12月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
自宅を4時に出立、中央道でに乗り相模湖東ICで下りて道志みちで道志村へ |
コース状況/ 危険箇所等 |
◎道志村役場駐車場 国道413号線の道志村役場向かい側に来庁者用の駐車場がある。 土日休日に限り、登山者や観光客に駐車場を開放している。 道志周辺の山の人気を考慮すればよほどのことがない限り満車になることはないだろう。 平日及び休日でも議会等のイベントがあるときは利用できない。 ◎〜菜畑山 和出村からの登山道は国道にはそれを示す標識がないので注意したい。 山と高原の地図もこの部分は不正確なので当てにしないこと。 道志の湯への道を分ける三叉路の手前に右上に上がる車道がある。 ここを進み突き当りを左折して300メートルほどで右手に初めて登山口を示す標識が現れる。 登山道は特に危険な場所はないがテレビ中継塔から山頂までは急登が続く。 ◎菜畑山〜朝日山〜ワラビタタキ 特に危険な場所はないが各所に左右切れ落ちている場所があるので注意したい。 菜畑山から朝日山までは100メートル単位の登降が繰り返し続き、地図で見た印象よりもハードなルートになっている。 朝日山を過ぎると踏跡はやや薄くなるが、ルートファインディングが必要なほどでもない。 ワラビタタキ手前のウバガ岩はこのコース随一の展望所で富士山や西丹沢の山が一望でき休憩するにももってこいの場所である。 ◎ワラビタタキ〜 道志山塊の山の特徴だが、稜線へ至るルートは直登の急坂が続くがここも例外ではない。 巌道峠をの道を分けるととにかく急坂が続く。 落ち葉の下に浮石や木の根が隠れており足を取られないように留意したい。 登山道は林道を越えて国道まで続くが、役場を起点とする場合国道まで下ると国道歩きが長くなるので、林道を右折する方が安全に歩くことができる。 |
写真
感想
先月24日に秋山二十六夜山から朝日山に登って以来2週間ぶりの山行。
前回の山行で落ち葉を踏みしめ静かな山歩きが楽しめる道志の山歩きに目覚め、今回は道志山塊の代表的コースである菜畑山〜朝日山〜ワラビタタキを歩くことに。
事前に登山計画でこのプランをアップすると渋描き隊長からメッセージが。
なんと同じ日に同じコースを予定しているということで事前調整。
結果、歩みが遅い代わりに伝統的に日の出前にヘッデンをつけてスタートするのが好きな我が家を、渋描き隊が1時間半後にスタートしてキャッチアップするということで談合成立。
13日は3時に起床し4時に自宅を出立。5時に道志村役場に着いたが時間が早すぎるのでトイレのある道の駅で30分ほど仮眠して役場に戻り6時前にヘッデンつけて登山開始。
和出村まで国道を歩いた後、登山道へ。
道は送電鉄塔巡視路も兼ねており、鉄塔までは歩きやすい道が続く。
鉄塔から一登りで車道に飛び出し、車道の終点がテレビ中継塔のチェックポイント。
ちょうど時間は7時30分、渋描き隊が出発するころかな??
尾根上の直登を30分ほど登れば去年の3月以来2度目の菜畑山頂。
南側が開け、御正体山の左に半身の富士山、正面に西丹沢、東には八王子の街並みの彼方にスカイツリーや都心の高層ビル群まではっきり見える。
20分休憩後朝日山へと向かうが、100メートル単位の登降を何度も繰り返す結構厳しいルート。しかも直登なので登りがきつい。
ところが普段なら腰痛で標準タイムの1.5倍かかる我が家がこの日は腰痛もたいしたことなく標準タイムよりも早く2週間ぶりの朝日山(赤鞍ヶ岳)へ。
ここで渋描き隊を待つが、日陰の山頂はじっとしているととにかく寒い。
30分待機したが待ちきれずに朝日山を出発。先発する旨をメールし、渋描き隊長に渡すはずだったみきーたさん手作りクッキーは山頂の標識にかけておいた。
朝日山から先は踏跡はやや薄くなるが赤い目印が続き迷うことはない。
この途中でソロの男性に追い越される。
倉岳山からきてこれから周回して浜沢まで戻るそうだ。
うひゃ!!
結局この日会ったのはこの方一人だけだった。
赤鞍ヶ岳(ワラビタタキ)山頂手前のウバガ岩は期待通りの展望台で日当たりもよく休憩にはもってこい。
ただ富士山には雲がかかってしまった。
もしかしたら渋描き隊はこっちに来るかも??と淡い思いつつ鍋をつつきながら1時間大休止するも、雲で日差しが遮られ風も出始めたので12時半に腰を上げる。
三角点があるだけで標識もない赤鞍ヶ岳(ワラビタタキ)を越え巌道峠への道を分けると一気に急降下。
落ち葉の下には浮石や木の根が隠れ慎重に下る。
振り返ると壁のような急傾斜でここは絶対に登りたくはない。
途中で交差する林道経由で役場に戻るとM3のミラーに見覚えのある巾着袋。
クッキーの替わりに珍しいキャンディーをいただいた。
残念ながら渋描き隊に遭遇はできなかったけど、巾着袋のキャッチボールで御縁は深まったと思う。
アップダウンは厳しかったけど相変わらず道志の山は静かで、落ち葉を踏みしめる音だけがサクサクと響く贅沢な時間を過ごすことができた。
菜畑山からは冠雪した富士山に加え予想もしなかったスカイツリーまで見ることができて大満足。
ますます道志に嵌りそう。
下山後はそのまま三鷹に戻り不在者投票を済ませて帰宅。
翌日の山行に備えて10時に床に就いた。
14日も冷え込みは厳しいものの好天予報。再び道志方面に出っ張り、道坂峠から今倉山を経て道志二十六夜山まで歩く予定。
コメント
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こんばんは!
菜畑山。先月登ってとても気に入りました。
やっぱり、富士山はずいぶん白くなっていますね。
2年前、朝日山へ道志役場から直接あがったことがあるのですが、
やっぱりとんでもない泥だらけの急坂でした。
一度帰って再び道志ですか?
そうですね、このあたり、あまり泊まるところなさそうですからね。
いい温泉でもあればいいんだけれど・・・。
tsu-pm さん、こんにちは。
外国からの旅行のお客様がビジネスホテルも使うので富士山周辺のホテルは週末はほとんど空きがありません。
それに道志なら甲府あたりでも泊まっても自宅に戻っても距離も時間もあまり変わりないので、今回は自宅からのピストン2連発です。
今週末も予報はいまいちですが登れる天気ならこちら方面に来ようと思ってます。
こんにちは。
朝日山からワラビタタキへの尾根道でお会いした者です。
後ろからの接近時に鈴を鳴らせて、びっくりさせないように注意をしたつもりですが、結果的に驚かせてしまい申し訳ありませんでした。
自分もこの日は他に会う方もおらず、静かな冬山を楽しむことができました。
また、どこかでお会いできたら良いですね。
pokepikaさん、コメントありがとうございます。
嫁が過剰にびっくりしてしまい、逆にご迷惑をかけてしまったのではないかと恐縮です。
道志や秋山を好んで歩かれる方はなんだかとても親近感がわきます。
またどこかでお会いできることを願っております。
飴でしたか
見たことないけど市販されてますか?
山と関係ない話題でシツレイしました
up・downの多い里山?と思ったらしっかり1200m級に
こちらでいえば泉ヶ岳〜船形山なんでしょうね
ハナさん、この飴はパロディー商品のようで作っているところ以外では売っていないようです。
標高だけで言えば泉ヶ岳から船形山と同じレベルですが、緯度の違いで植生が全く違います。
山の雰囲気から言えばそちらでは標高500〜600あたりのアップダウンの続く里山というところでしょうか??
マッチさん、ミキータさん
寒い中、朝日山で待って頂きありがとうございました。
お会いできませんでしたが、楽しい になりました。
それにしてもマッチさん、ミキータさんはスゴイ
あのを歩いて、さらにウバガ岩まで行かれて翌日も 脱帽です。
hamburg
朝日山標識にぶら下がった巾着袋を是非ご覧ください
http://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-556882.html
渋描き隊長、待ちきれずに申し訳ありませんでした。
和出村の登山口、事前に分かりにくいという情報から、過去のレコのトレースをプリントして持参してゆきました。
実際に分かりにくかったので、メールでお伝えすればよかったと後悔しきりです。
朝日山からワラビタタキまでもアップダウンはありましたが、菜畑から朝日山ほどではなく大したことはありませんでしたよ。
ウバガ岩の展望は評判通りだったので、足を延ばされても時間的には1時間ほど追加する程度だったと思います。
翌日の赤岩は素晴らしかったです。
中央線沿線から御坂も含めたエリアの中でもベスト3に入る展望台でした。
やはり、朝早くの富士山はくっきりして綺麗ですね。
私は遅めの出動が多いもので、往路の電車からは綺麗に見えても、山頂に着く頃には雲がかかることが多いです。(^_^;)
それにしても、hamburgさんとの巾着袋での交換、素晴らしいですね。感動しました。
hikeさんコメントありがとうございます。
仰るように朝は早出の方が良い景色に恵まれることが多いと思います。
我が家がヘッデンをつけて出発することが多い理由の一つでもあります。
巾着の交換は人がほとんどいない道志ならではだからできました。
人だらけの高尾や丹沢でこんなことしたら、あっという間に持って行かれそう。
この辺りは、高尾山から富士山を見た場合に、向かって右裾に連なる山域。
従ってなじみはあるのですが、
●バスで行くにも登山口まで遠回り、
●降りてきてからも帰りのバス便が心配
・・てな感じで、ロクに調べもせずに、なかなか足を踏み入れることがない山域です。
なので、マイマップでもぽっかりと空白地域。
逆に赤線延ばしの有力な地域でもあるんですが・・・。
隊長
道志へのバスは山梨からは平日便のみ。
1日に40キロ歩くような健脚者ならともかく、普通のハイカーが土日にこのエリアへ公共交通を使って山行するにはかなり困難だと思います。
ま、おかげで静かな山行が楽しめるのですが…
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