鍬崎山、ジジイにはキビシイ山

2023年06月17日(土) [日帰り]

• GPS: 05:20
• 距離: 12.9km
• 登り: 1,766m
• 下り: 1,753m

コースタイム

日帰り

• 山行: 4:55
• 休憩: 0:25
• 合計: 5:20

距離 12.9km 登り 1,766m 下り 1,765m

5:57 あわすのスキー場
6:36 6:37 真川調整池ダム
7:14 7:15 あわすの分岐
8:06 1756独標
8:45 9:04 鍬崎山
9:27 9:29 1756独標
10:01 あわすの分岐
10:04 10:05 大品山
10:28 瀬戸蔵山
10:57 10:58 龍神の滝
11:03 松尾山の湧水
11:16 あわすのスキー場
11:17 ゴール地点

なにげにヤマレコを見ていると、富山の鍬崎山という良さげな山に興味が惹かれた。しかも300名山らしい。健脚は6時に出て、丁度お昼に下りてくるらしい。それより興味を持ったのは、地元には無く、白山でも見た事がないシラネアオイが咲いているらしい。
そこで仕事をずらして、激晴れ予報の土曜に出掛けた。
登山口のある粟巣野スキー場は、地元から遠くもなく近くもなくという距離感。花見に行った尖山の奥になるので、土地的に違和感はない。着いてみると、ヤル気満々の健脚が数組。参ったなぁと思いながら出発。はじめは九十九折りの尾根を上がる予定だったが、皆スキー場を上がって行く。ここは慣例？に従ってスキー場から上がる。
全体のコースは中間で鞍部に下るが、全体的に急登。特に鞍部からの登り返し以降は本山に向けてひたすら急登。もう、花を愛でる余裕がない。ジジイ殺しの直登だ。
しかし、ようやくたどり着いたテッペンからの眺めは超絶。久し振りにカメラとスマホの動画を撮った。
下りはただのピストンでは面白くないので、大品山経由で滝コースに周った。途中で独標で止まった方に預かったメモをお渡ししたが、富山ではシラネアオイは多いと伺い、同じ北陸でもちょっと土地が変わると花も変わるものだと思った。そう言えば、尖山でアズマシロカネソウの多さに驚いたのも、そういう事か。コースを切り替えた後、少々瀬戸蔵山の上がりで手こずったが、むしろ階段の連続下りが面倒だった。且つ肝心の龍神の滝は見れず。
下り着は正午前になったので、駐車場の横にあった神社で昼食にした。
因みに、ストックの1本が疲労破壊してしまった。年内は金欠で買えそうにないなぁ。暫くシングルでいくか。

天候

快晴で暑！

アクセス

利用交通機関：

自家用車

コース状況／危険箇所等

前日の大雨で泥濘みが多い。

写真

予定時刻ぴったりに粟巣野スキー場に到着。もう何台もの駐車があり、健脚らしきが脚をほぐしている。

駐車場にある案内。見た目は楽そう。

予定コースをやめて、定番の？スキー場から上がる。

スキー場トップに到着。思ったより高い。ここから登山道に入る。

暫く九十九折りを上がると長い水管が現れる。

更に上がると水管の出所である貯水池に着く。

前半は美しいブナ林に覆われる。

大品山との分岐着。ここから最低鞍部まで一気下り。小走りで下れるが、帰りの登り返しがゾッとする。
下りでは、折角初めての山なので、ここから大品山方面に向かい、滝コースを下る予定。

最低鞍部から上がると銘木ポイント。

木陰から独標が覗く。高いなぁ。

独標へひたすら。

ブナ帯からダケカンバに切り替わる。

鎖場。下りの方が厄介だった。

ついにラスボス登場。

独標着。サミットが天を突く。

絶景が覗く。テッペンでの展望が期待出来そう。

いよいよラストスパート。

もう脚を一度止めてしまったら、絶対動かなくなる。

堪えて堪えて、ようやく登頂。尖った山らしく、狭い。下りでは、多くの山人が上がって来たが、ぎゅうぎゅうだろう。

では、展望を満喫しよう。

薬師岳

左に北ノ俣岳、右に野口五郎岳

御嶽

北ノ俣岳

剣

立山連山

毛勝連山

弥陀ヶ原

白山

混み合う前に下りますか。

大品山分岐への登り返しがキツイ。

大品山に向かうとキャンプ場があった。行程を考えると気楽なキャンプ場というよりテント場か。

大品山着。ここまでは楽。

銘木を眺めつつも、

次のピークへは急登。かなり脚に応える。

瀬戸蔵山着。

からの見納め。

下りはひたすら階段とハシゴ。

銘木はいわゆる立山杉なのだろう。

かなり下って唯一の水場。

こういう倒木は残して欲しい。

滝は見れなかったが、一枚岩の滑滝は見事。

下山。

駐車場横の神社でスキー場眺めながら昼食。

帰り、コンビニで遠望。

ついでに剣。

ミレットで買った100円雷鳥。緩いけど味がある。

ミレットで買った100円革製品。カメラのテレコンに丁度良い。

目的のシラネアオイ

急登にあり、上がりでは地面を見ていて気が付かなかったが、下りで気が付いた。

ミヤマカラマツ

ヒロハユキザサ

ムラサキヤシオツツジ

だと思う。

謎のテンナンショウ

マイヅルソウ

ゴゼンタチバナ

オオバミゾホオズキ

コイワカガミに近い

ツマトリソウ
和風の端正な美しさがある。

紅の差しも和風。

ミツバオウレン
こちらは欧風の華やかさ。