鈴鹿最北端？ 松尾寺山

2014年12月20日(土) [日帰り]

• GPS: --:--
• 距離: 3.8km
• 登り: 380m
• 下り: 363m

コースタイム

8:24自宅出発―9:15駐車地9:22―9:31登山口ー10:01えみの地蔵―10:35大日如来―10:50蔵王大権現―10:59夫婦杉11:05―11:21一本杉―11:51登山口―12:00駐車地

天候

曇り

アクセス

利用交通機関：

自家用車

　一昨日大雪に見舞われましたが。羽島ICから米原ICまで名神高速道路に雪はありませんでした。また一般道も積雪なく、問題はありません。

コース状況／危険箇所等

　西坂の集落に入る手前の路肩に駐車しました。
　西坂の集落を通って松尾寺山の登山口まで行くと、雪かきをしているおじさんが、「松尾寺へ行くのかね？　雪が深いよ」と云います。「ダメなら引き返してきます」と登山口に入りました。雪に覆われた登山道、先行者はいません。登山道が不明な場所もありますが、雪道ですので尾根から離れないよう、登りやすそうな所を登ります。イノシシの足跡が錯綜しています。時折、ド〜ンという鉄砲の音が響きます。イノシシも怖いが、流れ弾も怖いな。急坂、深いところでは足首以上沈みます。エッコラ、ヨッコラ。標識が整備されていますので安心出来ます。稜線に登りつくと、なだらかな尾根歩きとなりますが、ズボズボツ。
　頂上は何処かな？それを示す柱とか、ありません。
　下りはわたしの足跡に従って行くので迷うことはありません。
　
　アイゼン持参しましたが、使う機会はありませんでした。

写真

12/20 9:22

集落の手前の路肩に駐車しました。

12/20 9:26

西坂集落に入ると、

12/20 9:27

案内標識がありました。

12/20 9:27

地図もあります。

12/20 9:31

登山口です。ヒトの足跡はありません。

12/20 9:32

登山口からイノシシの足跡が続いています。

12/20 9:39

これはわたしの足跡です。

12/20 9:44

イノシシのぬたばでしょうか。

12/20 11:37

えみの地蔵です。

12/20 10:06

動物の足跡が錯綜しています。

12/20 10:14

雪が深くなってきました。

12/20 10:30

標識が整備されています。

12/20 10:31

斜面を転げ落ちた雪玉です。

12/20 10:35

一本杉に着きました。

12/20 10:36

一本杉の根本に大日如来が祀られています。

12/20 10:35

ここからなだらかな尾根歩きとなります。

12/20 10:39

が、ズボッズボッです。

12/20 10:48

樹間から霊仙が垣間見えます。

12/20 10:50

蔵王大権現だそうです。

12/20 10:55

シカの足跡です。

12/20 10:55

頂上付近です。

12/20 11:03

夫婦杉で記念撮影です。

12/20 11:04

夫婦の片割れは倒れて朽ちかけています。

12/20 11:05

琵琶湖、生憎の天気で見えません。

12/20 11:30

わたしの足跡をたどって下ります。

撮影機器：

uT8000,ST8000 OLYMPUS IMAGING CORP.

感想

onisan

　昨日は忘年会。
　天気予報では日本中に雨マーク。
　ということで軽めの山を探しました。
　鈴鹿の北端は霊仙と言われているが、松尾寺山はさらに北西にあると書かれているのを見て、鈴鹿最北端の山に興味を覚え、登ることにしました。松尾寺山って聞いたことはありませんが、ま、行ってみるか。
　一昨日の大雪で登山道は隠され、ヒトの足跡はありません。おまけにイノシシの足跡・ヌタバ、時折り響く銃声、不安を覚えながら登りました。
　頂上付近で小鹿が2頭飛び跳ねて逃げていきました。イノシシとシカの足跡は良く似ていますが、会ったのはイノシシでなくて良かった。
　頂上を過ぎた所に立つ夫婦杉、かなりの古木です。夫婦の片割れ、おそらくは奥さんでしょう、夫の足元に倒れています。良く似た境遇、少々悲しくなります。
　松尾寺跡に寄るのはやめて、雨の降らないうちに下山しました。山中、誰にも会うことはありませんでした。
　登りはズボズボッ、一歩づつ雪に足を取られながらシンドイ。でも下りは快適、それなりに雪を楽しみました。が、雪山という感じではありません、どちらかと云うと里に積もった雪の延長、次回はサラサラの雪山へ行こっ、と。

　ここも一応鈴鹿山脈の続きですが、ここより北にも三角点のある山は幾つかあるので、松尾寺山が鈴鹿の最北端と云うのは云い過ぎかな・・・。