雲取山 帰路雪の石尾根走破 奥多摩駅まで


- GPS
- 12:41
- 距離
- 33.1km
- 登り
- 2,251m
- 下り
- 2,441m
コースタイム
- 山行
- 4:10
- 休憩
- 0:12
- 合計
- 4:22
- 山行
- 6:55
- 休憩
- 1:19
- 合計
- 8:14
天候 | 12月18日 晴れ 12月19日 快晴 |
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過去天気図(気象庁) | 2014年12月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
|
コース状況/ 危険箇所等 |
鴨沢からの登りは途中から所々雪が薄く残ってばりばりになっています。 堂所から少し上からは積雪がありました。簡易アイゼン(6本爪)を装着しました。 積雪は雲取山山頂で10cm位でした。 石尾根は水根山を過ぎた辺りから雪が薄くなってきます。 しかし、更に下った六ツ石山北側、三ノ木戸山北側の登山道は雪が残っていて一部凍結していました。慎重に歩く必要があります。 |
写真
装備
個人装備 |
長袖シャツ
Tシャツ
ソフトシェル
ズボン
靴下
グローブ
防寒着
雨具
日よけ帽子
靴
ザック
昼ご飯
行動食
非常食
飲料
レジャーシート
地図(地形図)
コンパス
計画書
ヘッドランプ
予備電池
GPS
筆記用具
ガイド地図(ブック)
ファーストエイドキット
保険証
携帯
時計
サングラス
タオル
ツェルト
ストック
カメラ
|
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感想
今年中には歩きたいと考えていた雲取山からの石尾根縦走を11月以降3度目の山行で漸く達成できました。
金曜日に高気圧が張り出す予想気圧配置を見て、木曜日、金曜日の一泊山行を決めました。
第1日目は雲取山避難小屋を目指しました。過去の山行記録から鴨沢10時過ぎ出発でも15時前には十分到着できると考え、奥多摩駅9時40分発のバスに乗りました。
鴨沢バス停から歩き始めました。始めのうちは植林地帯の緩い登りの山道を歩きます。
高度を上げるに従い所々雪が残っていました。1cm未満の薄い雪で特に問題なく歩けました。
堂所を過ぎ、12時になったので昼食休憩。ここまで写真撮影を除き休憩なしで歩きました。
すれ違った下山者に話を聞き、七ツ石山巻き道の手前から積雪が続くと言われましたので、積雪が続き始めた地点で簡易アイゼン(6本爪)を装着しました。以降ずっと雪の上を歩行しました。
積雪量は2から3cm、高度を上げるに従い増えて5cmくらい、山頂では10cmくらいでした。
巻き道途中から風が強くなり、石尾根を歩いている間中吹いていました。
小雲取山への登りが結構きつく感じられたのは前半ペースを上げて歩いたせいかもしれません。
避難小屋到着時、外の温度計は-7℃、小屋内は-3℃でした。
日没後にはそれぞれ-10℃、-7℃に下がりました。
当日の服装は前回の山行と同じです(http://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-559793.html 参照)。違うのは下のスパッツとアイゼンだけです。尾根沿いはさすがに汗をかくことはありませんでしたが、寒さや冷たさは感じませんでした。
前回の避難小屋泊では寒さで眠られなかったので今回は服装を増やしました。上はダウンのジャケットを羽織り、下はタイツとfinetrackのポリゴン2 ULパンツに履き替え、足下はポリゴンテントシューズを履いてシュラフに入りました。
結果として、上は寒さを感じませんでしたが、下はやはり寒かったです。小屋にあった毛布をシュラフの上に掛け何とか寝付けました。
手持ちのシュラフはどうも3シーズンおよび初冬向けらしくそもそもこの温度で使うのが適切かどうかと思われます。
翌朝は5時30分起床。
朝食用にお湯を沸かし、並行して片付けを行いました。
お湯は昼食のカップラーメン用も一緒に沸かしたので意外と時間がかかりました。ちなみに朝食はアルファ米の五目ご飯でした。
片付けに時間がかかり、出発は当初予定の6時30分から大きく遅れ7時20分頃となりました。どういう所に時間がかかるのか検証の必要があります。
なお服装は、上にゴアテックスのプロシェルを重ね着しました。
この日は風もなく快晴の一日でした。
出発が計画より50分遅れましたが、明るいうちにゴールできると考え、予定通り石尾根縦走に進みました。
七ツ石山に取り付き、下って分岐を石尾根に進みます。
千本ツツジへは巻道を行きそうになり、戻って尾根筋を登りました。分岐の標識は見当たりませんでした。
尾根筋には動物の足跡は多数ありましたが人のは二人分あるだけでした。足跡をたどらず雪の上を進みます。
高丸山山頂直下は上りも下りもかなりの急登です。山頂で小休止しました。
続く日陰名栗山の上りも急登。雪が一部バリバリになっていました。
日陰名栗山の山頂一帯は大きく広がっていて、遮るものなく富士山を正面に捉えることが出来る場所があります。
下って鷹ノ巣山避難小屋前で昼食休憩。
当日最後の登りを歩いて鷹ノ巣山山頂へ。
誰もいない頂上を踏んで石尾根4つのピークを踏破しました。
ここで上のプロシェルを脱ぎこれからの下りに向け少し身軽にしました。
下りは水根山を過ぎた辺りから雪が薄くなってきました。アイゼンはかなり下った所で外しました。
しかし、更に下った六ツ石山北側と三ノ木戸山北側の道は雪が残り一部凍結しているように見えます。滑るようなことはありませんでした。
スピードアップして下って行きましたが、急な下りのぬかるみで足を滑らせ転んでしまいました。幸い、岩のない土の所だったのでどこも痛めずに済みました。お尻と肘辺り、ザックが泥まみれになりました。
ズボンの裾まで埋まる落ち葉を踏み分け先を急ぎました。
14時台にもなると日が入らない植林地帯は薄暗くますます早足になります。
登山道入口に到着し、林道に入りました。今回は途中から羽黒三田神社を経由した登山道を歩きました。登る場合の入り方もわかりました。
奥多摩駅には15時40分頃到着。雲取山を出発してから8時間以上の長い山行を終えました。
一つ残念なことが。
愛用していたポケットタオルを落としてしまいました。高丸山山頂で気が付きました。多分、ここの登りの途中で落としたのだと思います。
20cmX20cmくらいの紺色のタオルです。山行にはいつも携行していたものなのでずっと使い続けたかったのですが。どなたか見かけたら連絡ください。
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