行者小屋テン泊、硫黄岳〜赤岳・阿弥陀岳
- GPS
- 17:52
- 距離
- 26.2km
- 登り
- 2,447m
- 下り
- 2,414m
コースタイム
- 山行
- 8:13
- 休憩
- 2:46
- 合計
- 10:59
- 山行
- 6:47
- 休憩
- 2:05
- 合計
- 8:52
天候 | 2日間快晴 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2023年06月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
前日というかすでに当日の0:30頃でかなり混雑してました 小屋に近い方から2番目に駐車 |
コース状況/ 危険箇所等 |
特に硫黄岳は崩れやすく、滑りやすいです |
その他周辺情報 | もみの湯 |
写真
感想
梅雨の時期ですが、土日の山行を計画しました。久しぶりの南八ヶ岳にテントを持って縦走し、未踏の阿弥陀岳まで行く計画でした。
2日間の晴れ予報のため、駐車場がいっぱいになることを考慮して前日出発し、0時頃八ヶ岳山荘駐車場に着きました。まだこのときは、この先の美濃戸の駐車場は空いているようでした。4:00頃まで車中泊し準備して、5:00過ぎに出発しました。
このときは、美濃戸口の駐車場にまだスペースがありましたが、続々と来る車の様子から、間もなく満車になることが推測できました。美濃戸への未舗装に入って行く車もありましたが、ある時から登った車が戻って来ました。満車だったのでしょう。
南沢から行者小屋に進みました。沢の水量が多く感じましたが、歩くのに問題はありませんでした。多くの(おそらく)テント泊の人たちに抜かれ、テントを張る場所の心配をしましたが、何とか見つけて張りました。
無事に張り終えて受付を済ませてから、硫黄岳から横岳を縦走しました。何度か歩いたコースですが、景色は最高です。硫黄岳から横岳、赤岳、阿弥陀岳が見えます。硫黄岳山荘からヘルメットをかぶり進みました。地蔵尾根からテントに戻り、ビールとカレータイム。ご飯を炊いてレトルトカレーで夕食。夜の防寒にフリースを持って行きましたが、少々役不足でした。6月でもダウンがあると良かったです。
暗いうちから行動する人たちが多い中、明るくなってから行動しました。軽く朝食を取り、前日に降りて来た地蔵尾根から赤岳に登りました。文三郎から降りて、途中の分岐から中岳へ。軽い登り返しで中岳山頂、更にその先の分岐へ。阿弥陀岳チャレンジの判断をして登りました。
阿弥陀岳への登りでは、想定より早いところにハシゴがあり、その先はかなり滑りやすく、実際に崩れて石が落ちるところも。中岳の何倍もシンドイ登りでしたが、何とか登りきりました。硫黄岳から赤岳、中岳と歩いた稜線が一望できました。前日は向こう側から見ていたんだなぁ、と。
登る人が少なめのタイミングをついて、登ってきた登山道を降りました。気をつけていても、小石を落としてしまうルートなので、細心の注意が必要でした。実際に先行者は、持ったら20kgくらいはありそうな岩を落としてました。たまたま崩れたところの上にあった岩がガラガラと崩れ落ち、運良く段差の途中で止まりましたが…
分岐まで戻り、テントへ。レインカバーを外して内側を乾かしている間に、ランチのパスタを作って食べました。撤収して行者小屋を後にしました。美濃戸からの未舗装道で、参考になりそうな写真を撮りました。車に戻りいつものもみの湯へ。
八ヶ岳でのテン泊は初めてでしたが、充実した山行となりました。
美濃戸口からスタートするのか、美濃戸まで車で行くのか?
数年前に一度車で行ったことがありますが、オフロードが得意な車かどうかによると思います。未舗装でかなり荒れてますし、その状況は日々変わります。今回も普通の乗用車でも可能ですが、運転に自信があるならどうぞ、という感じです。具体的には、自分の車の4本のタイヤがどのあたりを通るのかが感覚的に分かるかどうか、でしょうか。入ってすぐに木製の橋がありますが、ここまでの数100メートルで判断できると思います。
車が大切なら、お勧めはしません。歩いても片道40分くらいだし、駐車代の差額を考えて、今後も私は美濃戸口の駐車場を利用するつもりです。
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