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記録ID: 562540
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ハイキング
奥多摩・高尾

明王峠ー陣馬山ー堂所山ー関場峠ー逆沢林道ー景信山ー高尾山(徹夜縦走)

2014年12月20日(土) [日帰り]
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GPS
--:--
距離
24.2km
登り
1,545m
下り
1,542m

コースタイム

1:10   相模湖駅
1:20   与瀬神社
2:40   明王峠
3:10   陣馬山頂着 休憩
3:20   陣馬山頂発
3:50   明王峠
4:10   堂所山頂
5:00   関場峠・小下沢林道終点
5:20   逆沢林道分岐を小下沢林道へ行き過ぎる
5:30   再度逆沢林道分岐
6:00   逆沢林道終点
6:50   景信山東南尾根(小仏バス停方面)合流
6:50   景信山頂着 休憩
7:00   景信山頂発
7:20   小仏峠
7:40   城山
7:50   一丁平園地
8:10   もみじ台
8:20   高尾山頂
高尾山頂から自然観察しながらゆっくり下山
10:10   高尾山口

天候 曇り
過去天気図(気象庁) 2014年12月の天気図
アクセス
利用交通機関:
電車 ケーブルカー(ロープウェイ/リフト)
取り付きは中央線相模湖駅から。
帰りは京王線高尾山口から。
コース状況/
危険箇所等
堂所山から関沢峠への道は一般のハイキングコースから比べると部分的には踏み跡がわかりにくくなってますが、おおむね踏み固められた登山道です。標識はわずかながらあります。

小下沢ー逆沢分岐は逆沢入り口が柵で簡単にふさいであります。林道はその先まできちんとつながっています。

逆沢林道終点からは右のルートを選びましたが、やがて道がなくなり杉の木の伐採地になりました。最後は地図と磁石で方角を確認したうえで道のにおいのする尾根へ直登で進みました。ルートが消失したのか、道間違えなのか、日中に探索してみたいと思っています。地図を見ながらの憶測ですが、もしかしたら左のルートの先にすぐに次の分岐があったのかもしれません。

日中のハイキングでは霜柱が融けて道が滑りやすくなる恐れがあります。
京王線で高尾まで移動の後大月行き中央線最終列車に乗って相模湖駅まで移動した。列車が予定より20分遅れたので相模湖駅には深夜1時の到着となった。
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京王線で高尾まで移動の後大月行き中央線最終列車に乗って相模湖駅まで移動した。列車が予定より20分遅れたので相模湖駅には深夜1時の到着となった。
与瀬神社までは街灯があった。神様を夜中に起こしても申し訳ないのでそっと手を合わせた。登山道は本殿に向かって左側にある。標識もついているので間違えの心配はない。
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与瀬神社までは街灯があった。神様を夜中に起こしても申し訳ないのでそっと手を合わせた。登山道は本殿に向かって左側にある。標識もついているので間違えの心配はない。
今回の楽しみは明王峠の急登であった。神社を過ぎて5分もしないうちに暑くなってきて、来ていたダウンジャケットを脱ぎ、ウールキャップを手ぬぐいに取替えた。袋に押し込んだダウンジャケットが斜面を転がって、危うく失うところであった。
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今回の楽しみは明王峠の急登であった。神社を過ぎて5分もしないうちに暑くなってきて、来ていたダウンジャケットを脱ぎ、ウールキャップを手ぬぐいに取替えた。袋に押し込んだダウンジャケットが斜面を転がって、危うく失うところであった。
最初の急登は300mほど。前回下ったときにはその急斜面にどきどきしたのであるが、今回登ってみると、思ったほどきついコースではなかった。ひとしきり登りきると比較的平坦なハイキングコースとなる。そして大平小屋避難小屋に到着した。どこでもそうだが、人気のない建物は夜中にはあまり気持ちのいいものではない。まだ切羽詰っていないから怖がる余裕があるということか。
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最初の急登は300mほど。前回下ったときにはその急斜面にどきどきしたのであるが、今回登ってみると、思ったほどきついコースではなかった。ひとしきり登りきると比較的平坦なハイキングコースとなる。そして大平小屋避難小屋に到着した。どこでもそうだが、人気のない建物は夜中にはあまり気持ちのいいものではない。まだ切羽詰っていないから怖がる余裕があるということか。
やがて登山道は底沢につながる舗装林道を横切る。横切った後には急登の後半となる。こちらも先回のくだりではかなりの急斜面だと思っていたものが、登ってしまうと一気に登れてしまった。
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やがて登山道は底沢につながる舗装林道を横切る。横切った後には急登の後半となる。こちらも先回のくだりではかなりの急斜面だと思っていたものが、登ってしまうと一気に登れてしまった。
500mほどの登りを一気に歩ききって、茶屋前の小さな道しるべを通過。明王峠から陣馬山までは2kmたらず。3時ごろには陣馬山山頂か?
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500mほどの登りを一気に歩ききって、茶屋前の小さな道しるべを通過。明王峠から陣馬山までは2kmたらず。3時ごろには陣馬山山頂か?
明王峠ー陣馬山間に藤野駅方面のルートがあることを示す標識がある。今度は藤野から取り付いてみるのも面白いと思う。
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明王峠ー陣馬山間に藤野駅方面のルートがあることを示す標識がある。今度は藤野から取り付いてみるのも面白いと思う。
陣馬山山頂到着。3時10分。思いのほか星がたくさん見えた。寒さも先週ほどではなかったようだ。ベンチには雪や霜もなく、座っておにぎりをほおばり、魔法瓶のコーヒーをすすった。
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陣馬山山頂到着。3時10分。思いのほか星がたくさん見えた。寒さも先週ほどではなかったようだ。ベンチには雪や霜もなく、座っておにぎりをほおばり、魔法瓶のコーヒーをすすった。
10分ほどながら、今回も陣馬山山頂を独り占めした。出発直前に馬をライトアップ。
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10分ほどながら、今回も陣馬山山頂を独り占めした。出発直前に馬をライトアップ。
ついでに東京方面の夜景も眺めてみた。今のところ雨の心配は少なそうだ。
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ついでに東京方面の夜景も眺めてみた。今のところ雨の心配は少なそうだ。
今回の第二のハイライトは堂所山頂から北へ下るコース。地図では一般向けのコースと書いてあったので、ルートファインディングでは困ることがないであろうと思ってたが、やがて予想は間違っていたとわかる。
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今回の第二のハイライトは堂所山頂から北へ下るコース。地図では一般向けのコースと書いてあったので、ルートファインディングでは困ることがないであろうと思ってたが、やがて予想は間違っていたとわかる。
堂所山山頂。今回はメインのハイキングコースには戻らず、北側、この写真では左方向へ下った。
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堂所山山頂。今回はメインのハイキングコースには戻らず、北側、この写真では左方向へ下った。
このコースは地図では一応一般コースの扱いがしてあった。少ないものの標識も存在した。関場峠までの道は、ところどころ不明瞭になるものの基本的にはよく踏み固められた道が続いていた。
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このコースは地図では一応一般コースの扱いがしてあった。少ないものの標識も存在した。関場峠までの道は、ところどころ不明瞭になるものの基本的にはよく踏み固められた道が続いていた。
関場峠の標識。この標識の陰になっている方向に、小下沢林道へ下る道の標識がある。少し下ると、車の向きを変える広いスペース、林道終点に飛び出す。あとは林道を下っていく。
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関場峠の標識。この標識の陰になっている方向に、小下沢林道へ下る道の標識がある。少し下ると、車の向きを変える広いスペース、林道終点に飛び出す。あとは林道を下っていく。
林道を下り、高圧線を通り過ぎてしばらくしたところで小下沢ー逆沢の分岐点に到着した。逆沢側の入り口は左の写真のように簡単な柵で塞がれていた。一度は別の分岐があるかと通り過ぎたが見つからず、戻ってきた。このあたりは分岐点での標識が存在しない。
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林道を下り、高圧線を通り過ぎてしばらくしたところで小下沢ー逆沢の分岐点に到着した。逆沢側の入り口は左の写真のように簡単な柵で塞がれていた。一度は別の分岐があるかと通り過ぎたが見つからず、戻ってきた。このあたりは分岐点での標識が存在しない。
林道の終点は車の向きを変える広場になっていた。夜間のため見落としがあったかもしれないが、広場から登山道が左右に出ていた。地図を見て右側の道をたどったところ、すぐに写真のような植林地になった。ちょっといやな予感。
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林道の終点は車の向きを変える広場になっていた。夜間のため見落としがあったかもしれないが、広場から登山道が左右に出ていた。地図を見て右側の道をたどったところ、すぐに写真のような植林地になった。ちょっといやな予感。
植林地のあたりから、踏み跡はきわめて不明瞭になり、一般コースを見落としたかと思いつつも、写真のようなペンキマークがあるのでそれを頼りにしつつ、ときどき地図と磁石で大まかな位置確認を移動した。それでも夜明け前であることもあり、結構右往左往した。
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植林地のあたりから、踏み跡はきわめて不明瞭になり、一般コースを見落としたかと思いつつも、写真のようなペンキマークがあるのでそれを頼りにしつつ、ときどき地図と磁石で大まかな位置確認を移動した。それでも夜明け前であることもあり、結構右往左往した。
木にはビニール紐が巻かれているものも何本かあった。自信はないが、この透明紐が巻かれている木は伐採の対象ではないか?
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木にはビニール紐が巻かれているものも何本かあった。自信はないが、この透明紐が巻かれている木は伐採の対象ではないか?
この写真のマークでいよいよ踏み跡が見えなくなった。それでも見上げると50mほど先に道のにおいのする尾根が見えた。地図と磁石で調べると、もし尾根に道がなくても、景信山頂に続いていることは確かなようなので、尾根へ向けて直登することにした。
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この写真のマークでいよいよ踏み跡が見えなくなった。それでも見上げると50mほど先に道のにおいのする尾根が見えた。地図と磁石で調べると、もし尾根に道がなくても、景信山頂に続いていることは確かなようなので、尾根へ向けて直登することにした。
直登したところ、嗅覚どおりに道があったが。ふみ跡はあまり明瞭ではなく、多くの倒木が道を塞いでいた。しかし地図にも「倒木多数」と記載されており、この道で大丈夫だろうと高度を上げていった。
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直登したところ、嗅覚どおりに道があったが。ふみ跡はあまり明瞭ではなく、多くの倒木が道を塞いでいた。しかし地図にも「倒木多数」と記載されており、この道で大丈夫だろうと高度を上げていった。
高度をあげると、明瞭なふみ跡のあるハイキングコースと合流した。写真は合流点(小道の出口)で、「山火事注意」の看板の左あたり(写真では看板右側)から飛び出してきた。
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高度をあげると、明瞭なふみ跡のあるハイキングコースと合流した。写真は合流点(小道の出口)で、「山火事注意」の看板の左あたり(写真では看板右側)から飛び出してきた。
飛び出した道には階段もあり、もう道迷いの心配はないだろう。日も昇ったし、さわやかな朝のハイキングを楽しむことができる。
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飛び出した道には階段もあり、もう道迷いの心配はないだろう。日も昇ったし、さわやかな朝のハイキングを楽しむことができる。
しばらくして、この道が小仏バス停への道であることがわかった。
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しばらくして、この道が小仏バス停への道であることがわかった。
かくして、景信山山頂に到着した。この後、明るい道を一気に高尾山頂まで飛ばしたのちは、自然観察しながら高尾山登山口をゆっくりと下って無事下山した。高尾の神様、夜の藪こぎを正しく導いてくださってありがとうございました。
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かくして、景信山山頂に到着した。この後、明るい道を一気に高尾山頂まで飛ばしたのちは、自然観察しながら高尾山登山口をゆっくりと下って無事下山した。高尾の神様、夜の藪こぎを正しく導いてくださってありがとうございました。

装備

備考 地図は高尾山(景信山, 陣馬山)登山詳細図(吉備人出版)を利用しました。
今回は湯沸しセットとしてエスビット+ステンレスカップ(兼やかん)を準備しましたが, 飲み物は魔法瓶のコーヒーで間に合いました。

感想

先週の山行きで、明王峠ののぼりがきつくて楽しいと思い、今週は相模湖駅から明王峠を登ってみることにした。登ってみると、きついというほどでもなかった。序盤で体力が残っていたからかもしれない。急斜面の下りが縦走の広範にあると相当足にくるものだから。

先週のコースを逆にたどるだけででもよかったが、さらに冒険してみようということで、前回ピークを踏んだだけで終わった堂所山を通過して北側の尾根を下っていくハイキングコースに挑戦した。少しマイナーなコースでは、標識つきの一般コースでも踏み跡はぐっと不明瞭になり、枯葉に覆われている場所など、枯葉の少ない尾根筋をルートと見誤って藪にぶつかり、引き返すということを2、3度繰り返すこととな
った。

そしてクライマックスは逆沢林道後の登り。最後の最後でルートを間違えたのか、とうとう道がなくなってしまった。尾根筋がすぐ先に見えていたので、あせるほどではなかったが、地図と磁石のおかげで何とか正しい道にもどれた時にはほっとした。

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