甲斐駒ヶ岳(北沢峠から)◆摩利支天にも◆
- GPS
- 07:25
- 距離
- 9.6km
- 登り
- 1,203m
- 下り
- 1,214m
コースタイム
- 山行
- 6:29
- 休憩
- 0:54
- 合計
- 7:23
天候 | 晴れ(薄曇り) |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2023年06月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
仙流荘 ↔ 北沢峠(往復・手回り品含む)2,740円 http://www.inacity.jp/kankojoho/sangaku_alps/minamialps/minamialps_jikokuhyo.html ※駐車場が有料になっています(1,000円)。駐車代金は復路のバス降車時に係員さんに払うシステムです。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
【北沢峠 → 駒津峰】 前半はシラビソの気持ちいい林、足元も歩きやすいです。やがて大きな岩が現れ、シャクナゲやハイマツを潜って双児山に。高度を一旦落とした後、駒津峰へはハイマツ帯を登っていきます。 【駒津峰 ↔ 六方石】 岩稜を越える箇所や岩稜の昇降があります。クサリも2ヶ所。足置き、ボディーバランスに注意、すれ違いでは声掛けや譲り合いも必要です。 【六方石 ↔ 甲斐駒ヶ岳(迂回トラバースルート)】 前半は岩場の昇降やトラバースがありますが、やがて白い石灰岩の世界へ。石灰岩が崩れてできた砂地をうねうねと曲がりながら登っていきます。砂地の中には赤印が立っているので目安になります。 【駒津峰 → 仙水峠】 ガレ気味の坂をグングン下ります。落石やスリップに注意。 【仙水峠 → 北沢峠】 仙水峠からしばらくは両サイドを岩稜に覆われたエリア(岩稜の上)を歩きます。やがて林に入ると一転、歩きやすい道になります。登山道はその後河原に出て、北沢峠につながります。 |
その他周辺情報 | ■下山後入浴 仙流荘 https://www.ina-city-kankou.co.jp/senryuso/ 大人 600円 湯船は広くないですがいくつもあります。狭いながらもサウナや露天風呂もあり、下山後入浴としたら充分だと思います。 |
予約できる山小屋 |
北沢峠 こもれび山荘
|
写真
感想
2日前に南アルプス林道バスが北沢峠まで運行になりました。仙丈、甲斐駒登る先は奥さんにお任せとして、4年ぶりに北沢峠へ。
奥さんのリクエストは「甲斐駒ヶ岳」、私はこれまで13回登っていますが全て黒戸尾根から、北沢峠からは初めてです。
スタートするといきなりのシラビソ林、黒戸尾根とはまったく違った景色が新鮮です。4台のバスで着いた人たちの賑わいからすると歩く人が少ないのも意外でした(多くの方は仙丈へ行かれたのでしょうか?)。
足元に大きな岩が現れたり、脇にシャクナゲが出てきたりして進んだ先が双児山。振り返って仙丈ヶ岳や北岳を望めると同時に、これから進む駒津峰、そしてその先の甲斐駒ヶ岳の姿も捉えらえます。
駒津峰からは岩稜が目立ち始めます。不規則な並びの岩を越えたりクサリ場を降りたりして六方石に。ここからいよいよ甲斐駒への登りです。しばらく登っていくと「直登ルート」と「トラバースルート」の分岐に出ます。奥さんの技量、安全性を考えて往復ともトラバースルートにしました。岩場を下り、大きく右手にトラバースすると白い砂地に出ます。昨日登った鳳凰・地蔵岳直下を思い出すような砂地をゆっくりゆっくり登っていきます。
進む右手に摩利支天が見えます。これまで13回登ったのに摩利支天には登ったことがありませんでした(黒戸尾根だとコースから外れる)。奥さんがゆっくり山頂を目指して進む間に、私は摩利支天までピストンすることにしました。ほぼ水平なトラバースの先に砂地と岩場の登り、最後の岩を乗り越えると鉄剣と「摩利支天」の石碑。そして何と眼下では砂浴びするペアのライチョウが迎えてくれました。
分岐まで戻ると山頂へ向かいます。頂上直下の岩場で奥さんと合流して登頂、私は何度も見てきた景色ですが360度の眺望を眺め、のんびり過ごしました。
下りは駒津峰から仙水峠へ。ガレた道を下って峠に出た後は両脇を岩に覆われた谷間(岩の上)を進みます。林に入ると一転、歩きやすい道に。仙水小屋で水を補給すると河原を進んで長衛小屋、そして北沢峠に戻りました。
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