【多摩100山】御前山→大岳山→御岳山
- GPS
- 07:41
- 距離
- 21.8km
- 登り
- 1,739m
- 下り
- 1,832m
コースタイム
- 山行
- 7:43
- 休憩
- 0:36
- 合計
- 8:19
天候 | 曇り |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2023年06月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
↓ 西東京バス(藤倉行き)「小沢バス停」 |
写真
感想
先週は雨続きだったが、今週は雨も明けて曇りの日だ。しかも気温は27度と低めである。明日は雨が降るらしい。今日を逃す手は無い。
多摩の山も大方開拓してきたところで、ルート開拓もしていこうと思っていた。
そこで御前山の南辺りが手薄なのを思い出し、今回のルートを決めた。
小沢バス停から御前山へ北へ進み、そこから大岳山まで行くルートだ。帰りは御岳山にした。
御岳山なら何かあればケーブルカーが使えるし、飲食物も確保できるからだ。
【小沢バス停〜御前山】
JR五日市線「武蔵五日市駅」からバスで小沢バス停に向かう。
バスを待っている間、快活そうな老人に声をかけられ山の話をした。老人は藤倉で渓流釣りをするのが日課らしい。しかも89歳だというのだ。
渓流釣りが長寿の秘訣なのだろうか。自分もいつかしてみようと思った。
駅から三十分ほどで小沢バス停に着く。
森のおもちゃ美術館という施設がすぐ近くにある。
ここを通過すると登山口が見える。
これ見よがしに御前山の案内板が置いてあり、御前山の人気ぶりが伺える。
登山口に入ると最初は非常に細い道で不安になったが、すぐにしっかりした登山道になる。
いきなり急登から始まるのが奥多摩の特徴だが、ここはむしろなだらかな坂で歩き易い。
しかも御前山までは恒久的になだらかで、大したアップダウンも無い。
その分、道のりはかなり長いが、ゆったりハイキングを楽しむにはいいルートではないかと思う。
途中で道が不明瞭で遭難気味になったことについては割愛する。
御前山山頂には三時間ほどで着く。
山頂までに三時間もかけるというのはなかなか無いことだった。
(参考までに、小袖から雲取山までは三時間半かかった。)
山頂には一人だけいた。
ちなみにここまですれ違ったのは一人だけだった。
ここの標高は1405mと今回のルートでは最高峰に位置する。そこそこ高いからか、非常に肌寒い。
下界の気温は27度らしいが、ここは体感では20度弱くらいのように感じる。
【御前山〜大岳山】
御前山から大ダワまでは小ピークが幾つかあり、そこを起点に小さなアップダウンが形成されている。登り続きで疲労が溜まっていたので、追い打ちを受けたような気分だ。
この道は先月から通行止めが解除されていたようだ。どのあたりが崩落していたのだろう。
大ダワに着くと、ここで小休憩する。
ここは神戸岩から奥多摩駅に続く車道になっているが、奥多摩駅方面へは崩落のため通行できないままだ。
ここから登山道に進み、近くに鋸山があるがここは通らずそのまま大岳山に向かう。
大岳山山頂付近までは傾斜のゆるい道がひたすら続く。
しかしゆるい道が終わると山頂までは険しい岩場に激変する。これはこれで楽しい。
山頂に着く喜びを感じるのが大岳山の良いところだと思う。
【大岳山〜御岳山】
このルートは何度も使っているため、少々割愛する。
鍋割山やロックガーデンなど慣れないルートを選ぶには疲労が溜まりすぎた。
しかし何度歩いても、沢沿いを下るのは心地が良い。先週までの雨続きで道が泥濘んでいたのが少し残念ではあるが。
御岳山に着くと、ツアー観光客らしきグループや犬の散歩をしているカップルなど、ある程度賑わっていた。
登りでは全く人とすれ違わなかった分、ギャップを感じ、もう麓に着いたような錯覚すら覚える。
このままケーブルカーで下りようと思ったが、まだ体力は残っていたのでこのまま御嶽駅まで歩くことにする。
多摩川を橋で渡り、そのまま川沿いを歩く道が結構穴場だと思った。
この辺りに、放流されたニジマス釣りができるスポットがあるのを思い出した。
しかしここで釣りをしていても前述の老人のように長生きは出来ないのだろうなと思った。
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