那岐山 〜いつもと違うルートでいつもの山へ〜
- GPS
- 07:32
- 距離
- 11.1km
- 登り
- 1,148m
- 下り
- 1,147m
コースタイム
- 山行
- 5:19
- 休憩
- 2:14
- 合計
- 7:33
天候 | 曇りときどき晴 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2023年06月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
道はほぼ明瞭で迷いそうなところはありませんでした。ただ、八巻山からAコースに繋がる廃林道は整備されておらず、草も多い状態でした。また、下りに使ったCコースは途中に標識がほとんど無く、下草の少ない斜面なので、ぼーっと歩いているとコースを外れてしまうかもしれません。 |
その他周辺情報 | 那岐山麓山の駅でトイレを使うことができます。休憩やお土産もここでどうぞ。 |
写真
装備
個人装備 |
長袖シャツ
サポーティングタイツ
ズボン
靴下
グローブ
日よけ帽子(キャップ)
登山靴
サブザック(19L)
昼食(おむすび+ハンバーグ)
行動食(飴)
予備食(シリアルバー他)
飲料(お茶600mL)
水(500mL)
地図(行程図・地形図)
スマートホン(GPS+ナビ)
iPad mini(GPS+ログ)
ドローン(MavicMini)
サブバッテリー
カメラ
腕時計
ラジオ
ヘッドライト
手拭い
ティシューペーパー
|
---|---|
備考 | ラジオやヘッドライトは使わずに済みました。 |
感想
先週末は仕事で山に行けなかった。梅雨時で天気が良くない日も多いし、夏になる前に体調を整えて体力もつけておきたい。累計標高が1000mぐらいのコースは無いかと探してみたところ、岡山県側から那岐山へ登るコースのバリエーションルートでちょうどそれぐらいになりそうだということがわかった。那岐山は昨年の中国大会等で何度か登ったが、最も一般的な、Cコース→三角点→山頂→Bコースばかり歩いていた。今回、那岐山麓山の駅から東側の山に上がり,ピークを辿って尾根を伝うAコースに合流し、那岐山頂稜線へ上がるルートを計画してみた。
朝9時半ぐらいに山の駅に到着したが,車はほとんど無かった。やはりほとんどの登山者はもう少し上がったところのBコース,Cコースの登山口駐車場に車を停めて歩くのだろう。
前半に歩いた「大別当山」「八巻山」と後半立ち寄った「名木ノ城」はいずれも中世山城跡で、そこに立てられた説明版に堀切や曲輪のことが記されているのでそれとわかるのだが、その説明がなければ石垣もなく、城郭も不明瞭で城跡だということには気づかないだろう。いずれの山もそれほど変わり映えしない地味な城跡だった。
今回歩いたコースは手をついたりロープに頼ったりしなければならないような急登は無く、トレッキングポールを持って行くと軽快に歩けそうだ。時間帯が少し遅かったこともあるかもしれないが、あまり多くの人と出会うことは無く、静かな山を楽しむことができた。山頂でドローンをしばらく飛ばしてみたが、その時(14時頃)も山頂は私一人で、気兼ねなくドローンを飛ばせた。山頂稜線は展望が良いので電波状況も良かったが、さすがに雲の中にドローンが入ると電波障害が現れた。山頂すれすれ少し上に薄い雲があったので、山頂は薄曇りで日差しが暑くなく、眺望も邪魔されず、ちょうど良い空模様だった。
那岐山三角点峰から西方向、滝山へ向かって眺めの良い稜線が続いている。時間と体力に余裕があればこの稜線を歩くと爽快なのだが、この日はもうどちらも残り少なかったのでCコースを下ることにした。Cコースはいつも上りに使っていたので見える風景が少し違う。足下をよく見れば登山道は明瞭なのだが、下草がほとんど無いので登山道以外でも特に支障なく歩けてしまう。掘れてなくて歩き易い所を進んでいて、いつの間にか道から外れた方向に進んでいることもあった。標識もほとんど無く「こんな道だっけ」と思いながら下りて行った。
歩行距離10km程度で累計標高1,000m登れる山というのがありそうでなかなか無い。大山がそれぐらいなのだが、いかんせん人が多い。山では静かに一人の時間を過ごしたい。その点、この日の那岐山はちょうどよい感じだった。今度はAコースの起点、菩提寺から歩き始めても良いかもしれない。良く知った山でも少し視点を変えれば色々楽しめる。そんな楽しみ方ができるのも地元の山ならではだ。登ったことだけで満足せず、より深い山の楽しみをしていきたい。
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