大雪山縦走 黒岳から旭岳
- GPS
- 07:51
- 距離
- 12.8km
- 登り
- 1,158m
- 下り
- 1,091m
コースタイム
- 山行
- 6:47
- 休憩
- 0:58
- 合計
- 7:45
天候 | 最高の快晴 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2023年06月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
ケーブルカー(ロープウェイ/リフト)
|
コース状況/ 危険箇所等 |
雪渓歩きあり |
その他周辺情報 | 旭岳下山後に日帰り温泉 湧駒荘別館「神々の湯」 |
写真
装備
個人装備 |
Tシャツ
フルジップフーディー
ザック(30L)
昼ご飯
行動食
飲料(2L+500+500)
トレランシューズ
|
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備考 | トレッキングポールはあった方が良かった |
感想
最高の快晴の中、大パノラマの大雪山を縦走してきました。ロープウェイとリフトで黒岳7合目まで上がり、黒岳、北鎮岳方面廻りで間宮岳、旭岳、旭岳からはロープウェイで下山の鉄板コース。ロープウェイの中から見えるゼブラ模様の雪渓に早くもテンションも期待も爆上がりです。
黒岳7合目から登山開始、少し登るといきなり雪渓が現れます。事前の想定ではこの黒岳の登りでは、ほとんど雪はでてこないと踏んでいたので少し焦りながらも、慎重に確実に先行者の踏み跡をトレス。何箇所か怖いトラバースと直登、雪解けの夏道を繰り返し、一時間程で黒岳山頂。ピークには他に3名のみ。風もなく快適な山頂で、ほぼ貸切状態の大絶景を堪能。
ゆっくり休憩してから石室、お鉢平展望台へ。この区間は急登もなく快適ハイキングコース。ギーギーと聞こえるのはナキウサギでしょうか。辺りを見ましたが姿は見られず。シマリスを何匹か見かけたので良しとしましょう。お鉢平展望台からはガス漏れしてるような火をつけたら爆発しそうな危険な臭いが充満している有毒温泉を見下ろします。
ここからは少し登る感じで北鎮分岐へ。左側には深く切り落ちる有毒温泉、時折川の音が聞こえます。直進方向のルートに大きな雪渓、踏み跡も見当たりません。斜度があり進むのは危険と判断し、一旦少し戻り北鎮岳ピーク方面に大きくトラバースしてから、下山コースで分岐へ向かいます。このコースで1番の緊張を強いられる場所でした。無事に北鎮分岐に着いて一安心。
ここからは旭岳への最後の登りまで危険そうな雪ゾーンは出てきません。一旦下り中岳、間宮岳へは軽く登り返し。歩いてきたコースを振り返りながらここでランチ。贅沢な時間です。この辺りまで来ると少しずつ旭岳からの人が出てきます。
旭岳直下の裏旭キャンプ場までは再び下り、旭岳への最後の登りは今までで一番距離の長い雪渓。斜度もそれなりにあり体力を削られます。雪渓を抜けると山頂に至るビクトリーロード、そしていよいよ北海道最高峰の旭岳に登頂です。360度パノラマの大絶景、まさに神々の遊ぶ庭カムイミンタラ、最高です。
ここからロープウェイの姿見駅までは、ザレ気味の道を一気に下ります。最後まで最高の見晴らしで、最後のご褒美タイムを満喫。下りるにつれて地獄谷からの硫黄のにおいや噴気の音が聞こえ、ロープウェイの駅も段々とはっきり見え始め旅の終わりを感じさせます。名残惜しいような気持ちの中、姿見の池に到着。ここにきてやっと纏った数の人を見ました。黒岳山開き直前の混雑前に、最高の快晴とちょっと怖かったけど十分な路面コンディションに恵まれ、最高の大雪山縦走を満喫できました。
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