鈴鹿のええ沢 元越谷・元越大滝TR・右俣（仏谷）から仏谷左俣を詰めて県境稜線への沢屋さん

2023年06月26日(月) [日帰り]

• GPS: 07:18
• 距離: 11.1km
• 登り: 732m
• 下り: 713m

コースタイム

日帰り

• 山行: 5:27
• 休憩: 1:52
• 合計: 7:19

7:36 スタート地点
8:43 10:15 元越大滝
10:29 10:35 元越谷本谷（中俣）、右俣(仏谷）出合い
11:50 12:00 仏谷右俣・左俣出合い
13:01 13:01 イワクラ尾根分岐
13:24 13:24 水沢峠
13:55 13:59 元越谷本谷（中俣）、左俣出合い
14:55 ゴール地点

天候

曇りのち雨

アクセス

利用交通機関：

自家用車

鈴鹿スカイラインから林道へ入り車止めゲートまで進みました。
5台程度可能かな
車高の低い車は林道が荒れているので林道に入り橋を渡って直ぐの林道脇が良いと思います。

コース状況／危険箇所等

駐車場で既にヤツの巣窟です。
滝登攀は岩が脆いので注意が必要です。
握ってグラグラする所は多数あります。
元越大滝の水量・水圧は爆裂パワーです。

写真

6/26 7:38

何時もの如く、林道終点車止めゲート前に駐車です。
予め、国道477号線野洲川ダムにある駐車場で着替え等の準備を整え、到着後奴の巣窟から直ぐに脱出、スタートしました。

6/26 8:06

これまた、何時もの如く、ここでアプローチシューズから沢靴等、ハーネスを除く沢装備をしました。

6/26 8:20

3つ目の砂防ダム
右岸ザレを登るKUさん

6/26 8:31

3つ目砂防ダム上
ハーネス等、本格沢装備をします。

6/26 8:39

釜のへつりから、本日の沢屋さん営業開始です。
KUさんは今シーズン沢初めになります。

6/26 8:40

同じく、
釜をへつる風波

6/26 8:51

元越大滝、TRに挑戦します。
先ずは、カッパ上着を着て戦闘態勢準備です。

6/26 8:53

左岸ルンゼから滝口に登りました。
滝口で＼(^o^)／は、風波です。

6/26 8:54

左岸ルンゼから、KUさんが登ってきました。

6/26 8:54

滝口右側に赤丸内に綺麗なリングがあります。
これにヌンチャクを掛けてフリーで滝口へ登ります。
赤星付近に、錆びたハーケンがありますが・・・
朽ち果てており、全く信頼性がありません。

6/26 8:54

ルンゼから滝口へ登る、KUさん
二人して、滝口外側の綺麗なリング+ハーケンでTR支点構築したく、ハーケン打ち込をかなり頑張ったのですが・・・
滝口外側へは、ハーケン打ち込み出来ませんでした。

6/26 9:26

滝口の内側にハーケン3本打ち付けて、TR支点構築しました。
懸垂降下準備している、風波です。

6/26 9:27

爆裂水圧、水流の元越大滝懸垂降下です。
30mロープ1本で足りるかと思っていましたが・・・
懸垂降下して確認すると、ロープは滝ど真ん中の滝壷までしかありませんでした。
滝ど真ん中は空洞なので入り込むと、水流で揉みくちゃにされるとおもいます。
真ん中に引き込まれない様に慎重に降下しました。

6/26 9:28

風波懸垂降下中に、
滝口に居るKUさんを撮影しました。
滝口からの水量が凄いです。

6/26 9:28

懸垂降下の風波です。
中央に引き込まれない様にしています。

6/26 9:29

懸垂降下の風波です。
ロープを捌いています。
無事、懸垂降下終了しました。

6/26 9:34

懸垂降下
KUさん

6/26 9:35

KUさん
滝の中央へ寄っています。

6/26 9:35

KUさん
ヤバい、中央へ降られます。

6/26 9:35

この後、危うく中央へとなりかけて何とか回避しました。
中央へ落ちるとこの後、空中懸垂となりそのまま滝壷です。
そして、ロープがジエンドとなります。

6/26 9:35

KUさん
踏みとどまりました。
ホッ（　＾ω＾）・・・

6/26 9:36

無事、懸垂降下終わりました。

6/26 9:40

この懸垂降下で大量の水を頭からかぶり、カッパ上着を着ていても二人共一気に体温低下となりガクブル状態です。
色々、TRで遊ぼうと思っていたのですが、サクッと登ることにしました。

6/26 9:47

TRでは、カッパ上着内部に頭から水が入らない様にフードを被りました。
先ずは、KUさんが登ります。

6/26 9:49

この辺りはリードでは無理かな？
上からのロープが無いと水流に耐えられず、押し流されると思います。

6/26 9:49

滝口すぐ下
KUさん

6/26 9:56

KUさんは滝口でビレー
風波は寒いので流れが少ない所から登りました。
(≧▽≦)

6/26 9:58

滝口でビレー
KUさん

6/26 10:10

元越大滝
2段目は水の無い所を登りました。
風波

6/26 10:12

同じく、
2段目を登る
KUさん

6/26 10:12

元越大滝3段目
ガクブルの二人は勿論、水中には入りません。

6/26 10:15

元越大滝の上です。

6/26 10:16

KUさん

6/26 10:18

KUさん

6/26 10:18

風波

6/26 10:21

綺麗な釜がある
小滝

6/26 10:23

6/26 10:24

KUさん

6/26 10:27

KUさん

6/26 10:29

小さな小滝
小さな釜の連続

6/26 10:31

へつる
風波

6/26 10:32

へつる
KUさん

6/26 10:33

6/26 10:34

倒木が目印
元越谷本谷（中俣）、右俣(仏谷）出合い
右俣（仏谷）へ進みます。

6/26 10:43

水が綺麗です。

6/26 10:51

小さな釜がある小滝

6/26 10:52

釜を右岸（向かって左）をへつり、ドボンした風波です。

6/26 10:53

今回も左岸から巻きました。

6/26 10:56

KUさん

6/26 10:56

風波

6/26 10:58

風波大きく足位置を上げて立ち込もうとしていますが・・・無理でした。
一段下げてから、立ち込みました。

6/26 11:10

昼食タイム
風波は前回沢屋さんで寒かったので、カップ麺としました。
お湯は山専ポットで持ってきました。
ちなみに、KUさんはジェットボイルでお湯を沸かしてカップ麺とおにぎりでした。

6/26 11:13

カップ麺にレトルトカレーをトッピング＝カレーラーメンとなりました。

6/26 11:48

仏谷　
右俣・左俣出合い

6/26 11:49

仏谷右俣最初の小滝を登るKUさんです。
今日は、左俣なのでKUさんは右岸側から降りてきました。

6/26 11:52

仏谷左俣
最初の小滝

6/26 11:53

KUさん

6/26 11:54

KUさん

6/26 11:58

KUさん

6/26 11:58

KUさん

6/26 11:59

風波

6/26 12:09

仏谷左俣
最大の滝
風波

6/26 12:10

風波

6/26 12:13

上部はとゆ滝になっていました。
KUさん

6/26 12:14

KUさん

6/26 12:14

風波

6/26 12:17

小さなとゆ滝
KUさん

6/26 12:26

緑の苔？
バスクリン？
緑色の蛍光色

6/26 12:35

流れが細くなりました。
ハーネスで腰を締め付けられて痛いので、ここでハーネスを外しました。

6/26 12:36

KUさん

6/26 12:37

ハーネスを外して直ぐ、支沢に黒い苔でヌメヌメした小滝がありました。
これは、TRでないと無理だな！！という事でパスしました。

6/26 13:02

県境稜線へ乗り込みました。
乗り込んだ木の枝に、汚い軍手2組（4枚)が引っ掛けてあります。
この少し前にも、汚い帽子を回収して、勿論、この汚い軍手も回収しました。

6/26 13:09

このスリングは目印だろうと思うので置いておきました。
仏谷左俣を詰めるとこのスリングに出ます。

6/26 13:12

県境稜線の反対側（三重県側）
入道ヶ岳

6/26 13:13

KUさんは沢靴＋チェーンアイゼン
風波は沢専用アプローチシューズ（Amazonポチリの安価な物）へ履き替えました。

6/26 14:50

本格的に雨が降り始めました。
風波は右足首に違和感・・・・
ウエットスーツ地靴下をめくると・・・
ガーン　奴がいました。
被害1件

6/26 14:53

車止めゲート到着
大雨が降っているので着替えず、そのまま車に乗り込み出発しました。

6/26 15:11

ずぶ濡れ沢装備の着替えは、国道477号線（鈴鹿スカイライン）の高架下、県道9号線（至る1号線）で着替えました。
この時、風波2件の被害が判明しました。
右足首ウエットスーツ地靴下を脱いだら、肥った奴が飛び出てきました。
やられた所は、車に乗り込む前の場所とほぼ同じでした。
何故だ、ウエットスーツ地靴下はピッタリしてインナーパンツとで素肌は露出していなのに、奴が入り込めるのだ！！！

6/30 9:52

ウエットスーツ地靴下とインナーパンツ
このスタイルで駄目でした。

撮影機器：

Optio W80 ペンタックス

iPhone 8 Plus 64GB SIMフリー Apple

感想

風波

山友のKUさんと、元越大滝TRと元越谷左俣で県境稜線まで詰めました。
元越大滝は前回、しんじさんとの沢屋で左岸ルンゼから滝口へ登りこの時綺麗なリングで次回はTR支点構築かなと思っていました。
リングだけでのTR支点は不安なので、ハーケンを打って補強と思いリング付近のリスへ打ち込みをしたのですが思うように行かず、滝口内側でのハーケン打ち込みで支点構築しました。
一応30mロープ2本を持ってTR支点構築したのですが、滝左岸を下れば1本で下までOKかなで懸垂降下すると・・・ガーン
元越大滝ど真ん中へロープが流れ、その中心は空中懸垂になる感じです。
しかも、その滝壷で懸垂ロープが終わりとなるを懸垂降下中に見えて、絶対滝中心へ流されないと注意しながら降下しました。
実際、大滝を降下すると圧倒的パワーの水圧水量でカッパ上着を着ていましたがあっという間に体温低下でガクブル状態になりました。
8月の酷暑時期で尚且つ渇水期なら、大滝中心部の懸垂降下も出来るかもです。
ガクブルの二人は、大滝をそそくさと登りましたがカッパはハーネスを外すまで寒くて脱ぐことが出来ませんでした。

今回の仏谷左俣では、ロープを必要とする滝はありませんでしたが、支沢に入ればあるかも？かな？です。

今回、風波は奴（ヒル）の被害が2件ありました。
2件とも右足首ウエット地靴下の中です。
ウエットスーツ地靴下は結構ピッタリして地肌は見えていないのにこの有様なので、次回からは更なる対策が必要です。
ちなみに、KUさんは足首に薄いサポーターの様な物を装着しており風波より頑強な対処をしていました。