皇海山 クラシックルート
- GPS
- 11:19
- 距離
- 25.8km
- 登り
- 2,140m
- 下り
- 2,125m
コースタイム
- 山行
- 10:15
- 休憩
- 1:05
- 合計
- 11:20
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2023年06月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
写真
感想
修行のため日帰り皇海山に行ってきた。
庚申山荘に日の出くらいにつくように、朝2:30スタート。
一の鳥居までは4kmほど林道。最初1.5kmくらいは舗装路。そこから先は砂利道。
前日雨が降ったからか、地面はグチョグチョ。
自転車で一の鳥居まで行こうとするなら、MTBが必要。
一の鳥居から先は暗いとよくわからない。ピンクリボンや反射板を探しながら歩く。
庚申七滝の看板方向は間違い。途中何個かでかい岩があるが、暗いのでよく分からず。
庚申山荘はトイレ無料のよう。お金を入れるところがない。横に手を洗える水場もある。
庚申山の方に進むと、岩場の道になる。途中胎内くぐりのようなものがあるが、くぐった先はルートではないので戻る。
庚申山から先は、鋸山の手前まで森の中を何度かアップダウンを繰り返して進む。
薬師岳から先見晴らしがよい。
鋸山の手前あたりから鎖やロープやハシゴが出てくる。
難易度的には両神山の八丁峠ルートくらい。鎖場の数はこちらの方が全然少ないので大したことはない。
鎖を補助に岩を上り下りするよりは、鎖を掴んで一気に力技で上り下りしたほうが早い。
鋸山の頂上は見晴らしがよい。
そこから先、急な下りを降りる。降りたあとは森の中を皇海山の山頂まで進む。登りは結構急。
山頂は特に見晴らしよくない。
山頂から鋸山に戻る途中で3人とすれ違う。平日なのに意外と人気な山なのか?
鋸山から笹薮の方に進む。多少道のように整備されているので、迷うことはあまりない。
ただ、足元が見えづらく、結構な頻度で倒木が横たわっていて、引っかかって転けそうになるので注意。倒木は上に枝が飛び出ていて、コケた人への殺意が高い。
下を見て歩いていると、今度は枝に頭をぶつける。
前日雨が降ったからか、笹が濡れていて、下半身ビショビショになる。
六林班峠から先は笹の高さは低くなる。
その代わり、そこからずっと右側が崖のトラバース道がひたすら続く。道も右に斜めなので、足裏に変な力がかかって足が痛くなる。
何度も川に降りてまた登るを繰り返すが、標高は下がらない。
長い、つらい、眺望なし、飽きる。
藪こぎが大好きな人以外は、大人しく鋸山からピストンで庚申山荘に戻ったほうがいい。
藪こぎの物珍しさでこっちのルートに来ると後悔する。
庚申山荘まで戻れば、あとは普通の登山道をひたすら下って、林道をひたすら進んで終わり。
登山口の温泉は15:00まで。受付が15:00ではなく、風呂が15:00までなので、14:00くらいには降りてこないと入る時間がないので注意。
温泉の設備は大変綺麗で、温泉はアルカリ性。好印象。
秋は紅葉がすごいらしい。
クラッシックルートで皇海山周回。
今まで距離15キロ、獲得標高1500mぐらいまでの登山しかしてないので、自己最高記録に挑戦。膝だけちょっと不安。
標準CTが15時間なことから、余裕を持って夜明け前のスタート。駐車場からの星空がきれい。
ヘッデン付けて暗闇を進むが、コース表示の反射板が多く、いい仕事してくれている。
鋸山までは、渡渉、滝、奇石、鎖場、梯子と何でもありの楽しいコースで、サクサク進む。
そこからの皇海山は普通の山道登山で、あんまり印象がない。鋸山までのインパクトが強い。
六林班峠経由の下山ルートは苦行…苦行…
景色が変わらず永遠の笹道トラバースで心が折れそうになる。楽しくない。只々つらい。
庚申山小屋が見えてきてホッと安心。でもそこからもまだ長い。下山後の温泉と、アイスを心の支えにして何とか下る。
駐車場近くの庚申温泉は想像以上に良き。サウナもあるが水風呂はないのが残念。あれば最高だったのに。
総評として、クラシックルートはかなり登りごたえがあり修行に最適。次来るなら鋸山ピストンで庚申七滝絡めての観光登山をしてみたい。
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