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Yamareco

記録ID: 5662886
全員に公開
積雪期ピークハント/縦走
ヨーロッパ

モン・ブラン

2023年06月27日(火) ~ 2023年06月29日(木)
 - 拍手
juqcho その他1人
体力度
6
1~2泊以上が適当
GPS
30:40
距離
15.8km
登り
2,575m
下り
2,594m
歩くペース
標準
1.01.1
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

1日目
山行
2:42
休憩
0:00
合計
2:42
距離 2.6km 登り 782m 下り 0m
2日目
山行
10:43
休憩
1:22
合計
12:05
距離 10.7km 登り 1,698m 下り 1,669m
21:08
21:15
107
23:02
23:06
24
23:30
23:31
104
1:15
1:16
21
1:37
1:57
31
2:28
2:29
72
3:41
3:54
42
4:36
18
4:54
4:55
12
6:30
7:03
87
8:46
テート・ルース小屋
3日目
山行
1:38
休憩
0:00
合計
1:38
距離 2.3km 登り 0m 下り 778m
22:56
98
テート・ルース小屋
0:34
ニー・デーグル駅
天候 1日目:晴れ
2日目:晴れのちガス
3日目:晴れ
過去天気図(気象庁) 2023年06月の天気図
アクセス
利用交通機関:
電車 バス ケーブルカー(ロープウェイ/リフト)
〔1日目〕レ・ズーシュからロープウェイで上がる。
2023年06月27日 09:38撮影 by  iPhone SE (3rd generation), Apple
1
6/27 9:38
〔1日目〕レ・ズーシュからロープウェイで上がる。
ベルビューから見上げるモン・ブラン(右寄りはビオナセイ)。
2023年06月27日 11:41撮影 by  iPhone SE (3rd generation), Apple
1
6/27 11:41
ベルビューから見上げるモン・ブラン(右寄りはビオナセイ)。
登山鉄道。
2023年06月27日 11:47撮影 by  iPhone SE (3rd generation), Apple
2
6/27 11:47
登山鉄道。
ニー・デーグルで降りる。
2023年06月27日 12:11撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
6/27 12:11
ニー・デーグルで降りる。
潤いの少ない道を歩く。
2023年06月27日 13:53撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
6/27 13:53
潤いの少ない道を歩く。
宿泊予約をチェックする検問。
2023年06月27日 14:51撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
1
6/27 14:51
宿泊予約をチェックする検問。
テート・ルース小屋。
2023年06月27日 15:00撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
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6/27 15:00
テート・ルース小屋。
テート・ルース・ベースキャンプ。
2023年06月27日 15:20撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
2
6/27 15:20
テート・ルース・ベースキャンプ。
プラットフォーム上にテントが設営されており、利用者は寝袋だけ持っていけばOK。アイゼンをこの上で履いてはいけない、アックスはテント内に持ち込んではいけない。あと(ヨーロッパ的常識として)テントの中で火を使うのも御法度のはず。
2023年06月27日 15:25撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
2
6/27 15:25
プラットフォーム上にテントが設営されており、利用者は寝袋だけ持っていけばOK。アイゼンをこの上で履いてはいけない、アックスはテント内に持ち込んではいけない。あと(ヨーロッパ的常識として)テントの中で火を使うのも御法度のはず。
テント内には分厚いマットがあり3人ゆったり眠れる(写っているのは相方)。
2023年06月27日 15:32撮影 by  iPhone SE (3rd generation), Apple
3
6/27 15:32
テント内には分厚いマットがあり3人ゆったり眠れる(写っているのは相方)。
〔2日目〕グラン・クーロワールを渡っているところ。
2023年06月28日 04:06撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
6/28 4:06
〔2日目〕グラン・クーロワールを渡っているところ。
グーテ小屋に通じる岩稜(けっこう悪い)の途中から振り返ると後続の光が見える。
2023年06月28日 05:03撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
6/28 5:03
グーテ小屋に通じる岩稜(けっこう悪い)の途中から振り返ると後続の光が見える。
宇宙船のようなグーテ小屋。
2023年06月28日 06:28撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
3
6/28 6:28
宇宙船のようなグーテ小屋。
踏み跡は明瞭。
2023年06月28日 07:36撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
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6/28 7:36
踏み跡は明瞭。
驚くほど高い位置にもクレバスがあり、ロープ確保は必須だと感じた(我々は8mm20mで結び合った)。
2023年06月28日 08:01撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
2
6/28 8:01
驚くほど高い位置にもクレバスがあり、ロープ確保は必須だと感じた(我々は8mm20mで結び合った)。
ヴァロ避難小屋。
2023年06月28日 09:00撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
3
6/28 9:00
ヴァロ避難小屋。
ここから山頂まで2時間はかかる。冷たい強風と雲の広がりが気になり出した。
2023年06月28日 09:36撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
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6/28 9:36
ここから山頂まで2時間はかかる。冷たい強風と雲の広がりが気になり出した。
がんばろう。
2023年06月28日 10:19撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
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6/28 10:19
がんばろう。
がんばろう...。
2023年06月28日 10:28撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
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6/28 10:28
がんばろう...。
山頂到着。あいにくガスに囲まれてしまったが、それでも充実感を得ることができた(赤い頭が私)。
2023年06月28日 10:49撮影 by  iPhone XS, Apple
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6/28 10:49
山頂到着。あいにくガスに囲まれてしまったが、それでも充実感を得ることができた(赤い頭が私)。
下山開始。我々の後からスタートしたパーティーがひっきりなしに登ってくる。
2023年06月28日 10:59撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
1
6/28 10:59
下山開始。我々の後からスタートしたパーティーがひっきりなしに登ってくる。
高度を下げると雲がとれて、薄い雲海が広がった。
2023年06月28日 12:44撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
2
6/28 12:44
高度を下げると雲がとれて、薄い雲海が広がった。
岩稜の下降。
2023年06月28日 14:39撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
2
6/28 14:39
岩稜の下降。
グラン・クーロワール。この日は大丈夫だったが、翌日我々が出発しようとしたときけっこう阿鼻叫喚の事態になっていた(怪我人は出なかった模様)。
2023年06月28日 15:25撮影 by  iPhone SE (3rd generation), Apple
6/28 15:25
グラン・クーロワール。この日は大丈夫だったが、翌日我々が出発しようとしたときけっこう阿鼻叫喚の事態になっていた(怪我人は出なかった模様)。
テート・ルース小屋内で乾杯。
2023年06月28日 16:11撮影 by  iPhone SE (3rd generation), Apple
2
6/28 16:11
テート・ルース小屋内で乾杯。
あとはテントの中でのんびり。
2023年06月28日 16:56撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
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6/28 16:56
あとはテントの中でのんびり。
〔3日目〕夜明けと共に下山。
2023年06月29日 06:22撮影 by  iPhone SE (3rd generation), Apple
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6/29 6:22
〔3日目〕夜明けと共に下山。
さようならモン・ブラン。
2023年06月29日 06:52撮影 by  iPhone SE (3rd generation), Apple
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6/29 6:52
さようならモン・ブラン。
ニー・デーグル手前からベルビューを見下ろす。これなら歩いてでも登ってこられそう。
2023年06月29日 07:57撮影 by  iPhone SE (3rd generation), Apple
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6/29 7:57
ニー・デーグル手前からベルビューを見下ろす。これなら歩いてでも登ってこられそう。
下界で打ち上げ。ポテト多すぎ。
2023年06月29日 17:39撮影 by  iPhone SE (3rd generation), Apple
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6/29 17:39
下界で打ち上げ。ポテト多すぎ。

感想

この旅の最後に相方と組んで登った山は、ヨーロッパアルプスの最高峰モン・ブラン(4808m)です。シャモニーに来るたびに見上げてきた山ではあるものの、歩き続ければ登頂できてしまう面白みに欠ける山……という先入観からさほど熱心に取り組もうとしてこなかったのですが、実際に登ってみるとその大きさは圧倒的で、ボリュームが価値を生むこともあるのだと目を見開かされました。

我々はテート・ルース小屋に併設されたキャンプサイトを2晩借り、中日の28日に標高差1650mの往復ピークハントを行ったのですが、この山は予想外にきつかった!テート・ルース小屋とグーテ小屋との間には悪名高きグラン・クーロワールの横断と脆い岩稜の登りがあり、これらを慎重にこなしてグーテ小屋に達してから相方とロープ(クレバス対策)を結んだものの、雪の斜面を登っても登っても行く手に高みが現れる感じで忍耐力を試され、思いがけない高さでクレバスが口を開けていることに驚かされ、ダメ押しで風速15m/s程度の風に吹きまくられて物理的にも厳しいものがありました。さらに相方は高度障害を感じながらの登高だったそうですが、モンテ・ローザのおかげで高度順化万全の私も登山開始前日をレストにしていなかったら途中でへこたれていたかもしれません。そのようにしてやっと到達した山頂は折悪しくガスに囲まれていましたが、それでも十分に達成感を味わうことができました。



なお、この山行の予習として国際山岳ガイドの近藤謙司さんがアテンドした「かほの登山日記」(YouTube)がずいぶん参考になりました。近藤さん、かほさん、ありがとうございました。

詳細な記録はこちらです。
https://travel.juqcho.jp/chamonix6/20230627.html
https://travel.juqcho.jp/chamonix6/20230628.html
https://travel.juqcho.jp/chamonix6/20230629.html

また、以下はこれからモン・ブランに登る方のための参考情報として。
https://travel.juqcho.jp/chamonix6/index.html 【山小屋・テントの予約についての記述あり】
https://travel.juqcho.jp/chamonix6/20230625.html#tramway 【トラムウェイの予約についての記述あり】

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コメント

juqchoさん、こんにちは😊
今更のコメントですみません💦
同じくモンブランは考えていなかったのですが、juqchoさんとパクさんのレコをみて次はモンブランだと思ったのです。
リコメ時は記憶に自信がなく書けなかったのでコメント入れさせていただきました!

情報も豊富でとても参考になります。
何より行きたいって思えるレコをありがとうございました😊

それと、あの場で書くとやらしいかなと思い控えましたが、juqchoさんはアイスもされるしテクニックもすごいので、自信つく言葉をいただき嬉しかったです😊
2024/3/24 15:24
うわ、恐縮です。

私自身は「クライマー」というアイデンティティは希薄で、単に山が好きという気持ちが導くままに幅広く歩いているだけです。
ぼっちさんの山は、圧倒的な脚力を武器に思いもつかないようなプランをさらっとこなすところがすごいですね。
なんというか、読んでいて半ば呆れながらもつい笑顔になってしまうくらいの楽しさです。
もちろん、しっかりした技術に裏打ちされているなあと感じ入ってもいますよ。

その延長線上で、モンブランも天気に恵まれさえすれば必ずや成功されると思います。
ただ、とにもかくにも山小屋の予約が核心部で、予備日程というものが組めない一発勝負のところが不確定要素になりますが、ご自身の普段の行いを信じてGO!!です。
2024/3/24 18:40
ぼっち🦍さん、ひとつ書き忘れていました。

あるいは既にご存知かもしれませんが、デナリに向けては今年5月(デナリの登山適期)にアドベンチャーガイズから公募隊が出ます。
これを使うかどうかは別として、募集要項はプランニングの参考になると思いますよ。

https://adventure-guides.co.jp/kobotozantai
2024/3/25 6:22
プロフィール画像
ニッ にっこり シュン エッ!? ん? フフッ げらげら むぅ べー はー しくしく カーッ ふんふん ウィンク これだっ! 車 カメラ 鉛筆 消しゴム ビール 若葉マーク 音符 ハートマーク 電球/アイデア 星 パソコン メール 電話 晴れ 曇り時々晴れ 曇り 雨 雪 温泉 木 花 山 おにぎり 汗 電車 お酒 急ぐ 富士山 ピース/チョキ パンチ happy01 angry despair sad wobbly think confident coldsweats01 coldsweats02 pout gawk lovely bleah wink happy02 bearing catface crying weep delicious smile shock up down shine flair annoy sleepy sign01 sweat01 sweat02 dash note notes spa kissmark heart01 heart02 heart03 heart04 bomb punch good rock scissors paper ear eye sun cloud rain snow thunder typhoon sprinkle wave night dog cat chick penguin fish horse pig aries taurus gemini cancer leo virgo libra scorpius sagittarius capricornus aquarius pisces heart spade diamond club pc mobilephone mail phoneto mailto faxto telephone loveletter memo xmas clover tulip apple bud maple cherryblossom id key sharp one two three four five six seven eight nine zero copyright tm r-mark dollar yen free search new ok secret danger upwardright downwardleft downwardright upwardleft signaler toilet restaurant wheelchair house building postoffice hospital bank atm hotel school fuji 24hours gasstation parking empty full smoking nosmoking run baseball golf tennis soccer ski basketball motorsports cafe bar beer fastfood boutique hairsalon karaoke movie music art drama ticket camera bag book ribbon present birthday cake wine bread riceball japanesetea bottle noodle tv cd foot shoe t-shirt rouge ring crown bell slate clock newmoon moon1 moon2 moon3 train subway bullettrain car rvcar bus ship airplane bicycle yacht

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