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Yamareco

記録ID: 7191276
全員に公開
積雪期ピークハント/縦走
ヨーロッパ

モンブラン(Mont Blanc)

2024年08月20日(火) ~ 2024年08月22日(木)
 - 拍手
GPS
44:04
距離
18.7km
登り
2,503m
下り
2,778m

コースタイム

1日目
山行
2:12
休憩
0:01
合計
2:13
距離 2.7km 登り 780m 下り 0m
13:14
2
スタート地点
13:16
13:17
130
2日目
山行
7:29
休憩
1:48
合計
9:17
距離 9.8km 登り 1,695m 下り 1,008m
7:07
7:17
24
7:41
8:40
2
10:14
10:20
21
10:41
10:42
31
11:13
11:14
67
12:21
44
13:05
13:08
10
13:18
13:34
8
13:42
13:44
51
3日目
山行
3:53
休憩
0:34
合計
4:27
距離 6.3km 登り 26m 下り 1,764m
4:52
7
4:59
5:12
46
6:22
6:40
121
9:19
ゴール地点
過去天気図(気象庁) 2024年08月の天気図
アクセス
モンブラン初登頂のバルマとソシュールの像とモンブランの稜線。
シャモニー市街からはどこからでもモンブランが見える。
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モンブラン初登頂のバルマとソシュールの像とモンブランの稜線。
シャモニー市街からはどこからでもモンブランが見える。
前日は氷河歩きのトレーニングと高所順応。
標高3462mのイタリヤ側のエルブロンネで氷河トレーニングを行い、標高3842mのエギーユ デュ ミディ展望台で高所順応。
前日は氷河歩きのトレーニングと高所順応。
標高3462mのイタリヤ側のエルブロンネで氷河トレーニングを行い、標高3842mのエギーユ デュ ミディ展望台で高所順応。
ケーブルカーからは周囲すべてがビューポイント。
下はバレーブランシュ氷河。
ケーブルカーからは周囲すべてがビューポイント。
下はバレーブランシュ氷河。
エルブロンネでガイドより氷河歩行と岩稜歩行のトレーニングを受ける。
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エルブロンネでガイドより氷河歩行と岩稜歩行のトレーニングを受ける。
エギーユ デュ ミディ展望台(標高3842m)に戻り高度順応。
4つの展望台があるので何度も巡回して身体に負荷をかけながら4時間ほど滞在しました。歩くのに飽きたらレストランで休憩してました。
エギーユ デュ ミディ展望台(標高3842m)に戻り高度順応。
4つの展望台があるので何度も巡回して身体に負荷をかけながら4時間ほど滞在しました。歩くのに飽きたらレストランで休憩してました。
一番メジャーなグーテルートを利用し2泊3日でモンブラン登頂を目指す。
 船董璽肇襦璽江屋。
▲董璽肇襦璽江屋〜大クロアール〜グーテ小屋〜ドームグーテ〜バロー小屋〜モンブラン〜グーテ小屋
グーテ小屋〜テートルース小屋〜二―・ディグル駅
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一番メジャーなグーテルートを利用し2泊3日でモンブラン登頂を目指す。
 船董璽肇襦璽江屋。
▲董璽肇襦璽江屋〜大クロアール〜グーテ小屋〜ドームグーテ〜バロー小屋〜モンブラン〜グーテ小屋
グーテ小屋〜テートルース小屋〜二―・ディグル駅
ベルヴュー駅(標高1794m)からみたモンブラン。山頂は見えないが左側稜線にグーテ小屋が見える。」
シャモニーからバスでレズシュに移動し、ベルヴューロープウェイとトラムウェイモンブラン鉄道で登山口の二―・ディグル駅(標高2380m)に向かう。左手の中腹に鉄路が見える。
ベルヴュー駅(標高1794m)からみたモンブラン。山頂は見えないが左側稜線にグーテ小屋が見える。」
シャモニーからバスでレズシュに移動し、ベルヴューロープウェイとトラムウェイモンブラン鉄道で登山口の二―・ディグル駅(標高2380m)に向かう。左手の中腹に鉄路が見える。
トラムウェイモンブラン鉄道は登山者とザックで満載。
トラムウェイモンブラン鉄道は登山者とザックで満載。
終点、二―・ディグル駅(標高2380m)。
ここからモンブラン登山がスタート。
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終点、二―・ディグル駅(標高2380m)。
ここからモンブラン登山がスタート。
野生のヤギ、アイベックスが出迎えてくれました。
野生のヤギ、アイベックスが出迎えてくれました。
テートルース小屋までは岩場歩きとなるが危険個所は無い。
テートルース小屋までは岩場歩きとなるが危険個所は無い。
登ってきた道を振り返る。
登ってきた道を振り返る。
テートルース小屋の手前で氷河歩きとなるがアイゼン着けず歩ける。
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テートルース小屋の手前で氷河歩きとなるがアイゼン着けず歩ける。
テートルース小屋到着(標高3167m)。
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テートルース小屋到着(標高3167m)。
小屋内部(ロッカー室)。
アイゼン、ピッケル、ポールなどは小屋内に持ち込み禁止のためこのロッカーに収納します。またここで出発準備や下山の荷ほどきをします。
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小屋内部(ロッカー室)。
アイゼン、ピッケル、ポールなどは小屋内に持ち込み禁止のためこのロッカーに収納します。またここで出発準備や下山の荷ほどきをします。
小屋内部(食堂)。
夕食は18時頃から20時頃まで。料理はスープ、主菜(肉料理)、デザートの順で出た。グーテ小屋も同じだった。
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小屋内部(食堂)。
夕食は18時頃から20時頃まで。料理はスープ、主菜(肉料理)、デザートの順で出た。グーテ小屋も同じだった。
小屋内部(ベッドルーム)。
1部屋に20人程度が宿泊可能で今日は満室でした。二段ベッドの上段は上り下りが怖い。しっかり睡眠をとるには各自の対策は必須。
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小屋内部(ベッドルーム)。
1部屋に20人程度が宿泊可能で今日は満室でした。二段ベッドの上段は上り下りが怖い。しっかり睡眠をとるには各自の対策は必須。
明日、暗い時間帯に登る大クーロアール。左側の白く見えている沢が超危険な落石地帯です。私が下山した2日後に死亡事故があったそうです。😱😱
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明日、暗い時間帯に登る大クーロアール。左側の白く見えている沢が超危険な落石地帯です。私が下山した2日後に死亡事故があったそうです。😱😱
2日目、テートルース小屋からグーテ小経由し由しドームグーテまで上ってきたところ。バロー小屋が見えています。
天気良しで絶好の登頂日和だがここまでで疲労感が半端ないです。体力が持続できるかが不安。
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2日目、テートルース小屋からグーテ小経由し由しドームグーテまで上ってきたところ。バロー小屋が見えています。
天気良しで絶好の登頂日和だがここまでで疲労感が半端ないです。体力が持続できるかが不安。
バロー小屋(標高4362m)からドームグーテを振り返る。
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バロー小屋(標高4362m)からドームグーテを振り返る。
バロー小屋からボス山稜と山頂。
モンブラン登山はここからが核心部と言われています。細く両側が切れ落ちた長い稜線歩きが続きます。忍耐と体力の消耗が大きくなり我慢と緊張の登りとなります。
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バロー小屋からボス山稜と山頂。
モンブラン登山はここからが核心部と言われています。細く両側が切れ落ちた長い稜線歩きが続きます。忍耐と体力の消耗が大きくなり我慢と緊張の登りとなります。
モンブラン登頂(標高4808m)。ヤッター!
ガイドに食らいついて何とか登り切りました。
達成感も半端ないくらいMAXでしたがゆっくり展望を楽しことも出来ず下山開始したのが残念でした。ガイド付き登山の宿命ですね。
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モンブラン登頂(標高4808m)。ヤッター!
ガイドに食らいついて何とか登り切りました。
達成感も半端ないくらいMAXでしたがゆっくり展望を楽しことも出来ず下山開始したのが残念でした。ガイド付き登山の宿命ですね。
南東方面のエギーユ デュ ミディ展望台方面の展望。
ボス山稜は安全な場所が少ないのでゆっくり写真を撮影することが困難です。さらにガイド付きの登山の場合はガイドのペースに合わせて上り下りすることになるので写真撮る時間無い。
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南東方面のエギーユ デュ ミディ展望台方面の展望。
ボス山稜は安全な場所が少ないのでゆっくり写真を撮影することが困難です。さらにガイド付きの登山の場合はガイドのペースに合わせて上り下りすることになるので写真撮る時間無い。
バロー小屋まで戻ってきました。ドームグーテ方面。
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バロー小屋まで戻ってきました。ドームグーテ方面。
ドームグーテ上部からグーテ小屋。
下りは早い。山頂から2時間ほどで小屋に到着した。
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ドームグーテ上部からグーテ小屋。
下りは早い。山頂から2時間ほどで小屋に到着した。
3日目の早朝。グーテ小屋(標高4304m)からドームグーテ方面。既にヘッデンで登っている人が見えた。
3日目の早朝。グーテ小屋(標高4304m)からドームグーテ方面。既にヘッデンで登っている人が見えた。
グーテ小屋から下山方面。大クローアール、テートルース小屋、レズシューの街。
予定よりかなり早く下山することが出来ました。個人的にはもっとゆっくり時間をかけて下山した方がありがたかった。
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グーテ小屋から下山方面。大クローアール、テートルース小屋、レズシューの街。
予定よりかなり早く下山することが出来ました。個人的にはもっとゆっくり時間をかけて下山した方がありがたかった。
おまけ、下山翌日にヴェア・フェラータに行ってみた。
ヘルメット、登山用ハーネス、ヴィア・フェラータ用の2本の短いカラビナ付きロープ(リギングプレート付)で岩山に作られたコースを登る。
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おまけ、下山翌日にヴェア・フェラータに行ってみた。
ヘルメット、登山用ハーネス、ヴィア・フェラータ用の2本の短いカラビナ付きロープ(リギングプレート付)で岩山に作られたコースを登る。
結構高度感もあってスリリングでした。ヨーロッパアルプスには様々なコースやルートがあり難易度やレベルに応じて楽しめます。
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結構高度感もあってスリリングでした。ヨーロッパアルプスには様々なコースやルートがあり難易度やレベルに応じて楽しめます。

感想

ヨーロッパアルプスの最高峰モンブラン(標高4808m)に登ってきました。
モンブランはフランスとイタリヤの国境に位置しており4つの登山ルートがあるが今回は最もメジャーなグーテルートを2泊3日のプランで登った。

モンブラン登山はガイド付き登山が基本となるが単独でも登れます。ただし、単独の場合安全確保やルートも自己判断となるためリスクが大きくなります。私が登頂した週に4人の単独登山者が死亡する事故(落石2名、滑落2名)が起きていました。
ガイド付きの場合は安全やルートの確保はガイドが担保してくれますが、ガイドに付いていくスピードと体力が必要となります。特に地元ガイドの場合はコミュニケーション不足となり途中で下山を強いられれうこともあるようです。自分は英語が苦手なので今回は日本人ガイドを頼みました。

登頂を左右する最大要因は天候であると言われていたが、今回は3日間とも快晴弱風のベストコンディションでした。ただ、あまりに天気が良いと氷河の融雪が進み落石が多発する危険性は大きくなります。(実際死亡事故が起きていました)

後は体力が十分かどうか自分自身の問題だ。ルート的に危険な箇所が多く休憩する箇所が少なかったが、日本人ガイドだったので歩行ペースの調整をしてもらえたことは大きかった。

装備にはネットやツアー会社からの資料を参考に種々持参したが、ガイドからの指摘で現地購入したものも多くなった。最初から現地購入を前提にすればもっと少ない荷物で済んだかも。値段も日本とほとんど変わらない感じだった。

コロナの影響で5年越しのモンブランに行くことが叶い大変楽しい登山ツアーでした。

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