西穂独標de北ア雪山展望満喫

2014年12月28日(日) ~ 2014年12月29日(月)

• GPS: 23:01
• 距離: 6.1km
• 登り: 653m
• 下り: 658m

コースタイム

1日目

• 山行: 2:44
• 休憩: 0:56
• 合計: 3:40

9:53 西穂高口
10:16 10:16 旧ボッカ道分岐
10:49 10:54 西穂山荘
11:03 11:13 西穂丸山
12:10 12:51 西穂独標
13:23 13:23 西穂丸山
13:33 西穂山荘

2日目

• 山行: 0:48
• 休憩: 0:01
• 合計: 0:49

8:05 宿泊地
8:24 8:25 旧ボッカ道分岐
8:54 8:54 西穂高口
8:54 ゴール地点

天候

28日は、ピーカンに加えて適度に雲がある稀有な好天

−6℃〜頂上−10℃〜−2℃・・稜線上は強風ながら、独標は西穂の陰になるのか微風でマッタリできました

29日は、予報通り小雪舞うガスの中

アクセス

利用交通機関：

自家用車 ケーブルカー（ロープウェイ／リフト）

新穂高登山者用無料駐車場利用・・午前6時に到着時点で空きは数台程度で、7時には満車に（入ってきた車が一周して出て行かれたので）

始発（9：00）の新穂高ロープウェイに乗車（開門の8時40分に並んでいた方は始発便に乗れたと思います）

コース状況／危険箇所等

ロープウェイ西穂高口駅〜西穂山荘
「雪の回廊」で赤旗も立っていて特に問題ありませんでした（自分は、シーズン初めなので12本爪を思い出すために使用しましたが、実際は本日の状態だとアイゼン不要な程度でした・・コンディションによってはアイゼン又はワカンが必要な日が多いでしょう）

西穂山荘〜独標
この日は登山者が多くてトレースも十分あり、迷うところやプレッシャーを感じるところは無く、北ア雪山大展望を満喫・・この条件なら軽アイゼンでもOKな感じでしたが、通常は北アをリスペクトして前爪のあるアイゼンの方が良いと思います

但し、翌日は新雪＋ガスで難易度が一桁上がった感じでした・・雪山はコンディションにより別山に豹変（ヤマテンからこれが予想されていたので今回の計画としました）

その他周辺情報

ロープウェイ駅下の中崎山荘・奥飛騨の湯（800円）・・値段はやや高めですが、下山地にあるのでロケーションは抜群

写真

12/28 7:15

笠ヶ岳方面に朝日が差してきました（登山者用駐車場にて）

12/28 7:25

笠ヶ岳をズーム

12/28 7:47

好天の期待十分

12/28 7:55

新穂高センター・・快適な設備に新装

12/28 7:56

この時点で登山者用駐車場はほぼ満車

12/28 8:05

登山指導所に届を提出

12/28 16:43

これをもらえます

12/28 8:58

始発のロープウェイで

西穂口駅の展望台から
・・この時点でも十分満足

12/28 9:26

本日目標の独標

12/28 9:26

こちらは槍の穂先

12/28 9:32

笠ヶ岳〜抜戸岳

12/28 9:37

上がってきたロープウェイと

12/28 9:59

展望台で満喫してから雪の回廊へ・・本日は全く問題なし

12/28 10:10

日が差してきた西穂頂上・・中々カッコイイ山

12/28 10:31

乗鞍岳

12/28 10:44

白山

12/28 10:50

西穂山荘到着

12/28 10:50

最初は急登を独標方向へ

12/28 10:54

乗鞍岳〜焼岳が凛々しい

丸山到着

12/28 10:54

移動性高気圧のおかげで白山方面も好天のよう

12/28 11:00

コースコンディションは申し分なし

12/28 10:58

西穂高岳〜ピラミッドピーク〜独標

12/28 11:02

前日も好天だったせいかシュカブラはあまり発達していず

絵にかいたような白い雪に青い空

12/28 11:04

頭から湯気を上げるような雪煙の前穂

12/28 11:16

双六岳方面

12/28 11:18

雪山気分を十分味わっています

12/28 12:00

独標基部に到着

12/28 11:41

人で賑わっているよう

12/28 11:44

噴煙を上げる御嶽山と乗鞍岳剣ヶ峰

12/28 12:11

最後は少し渋滞気味でしたが無事独標到着♫

12/28 12:18

少し雲があっていい感じでした

穂高のお兄さんたち

12/28 12:16

ピラミッドピークから先をズーム

12/28 12:19

前穂〜明神

12/28 12:24

笠は終日迫力

12/28 12:24

富士山の頭が甲斐駒と重なります

12/28 12:34

こちらは蓼科山

12/28 12:34

南八ヶ岳

独標付近のみ微風でマッタリできました

12/28 12:15

独標から先・・見た目はそれ程厳しそうに見えませんでしたが、本日は計画通りで自重

12/28 12:46

帰りの下り渋滞が一段落してきたのでそろそろ下山しましょう

12/28 13:18

霞沢岳

12/28 13:21

丸山付近から振り返ります

12/28 13:32

本日の宿・西穂山荘に到着

12/28 14:20

霞沢岳が近くて迫力

12/28 16:23

予報通り夕刻から雲が出てきてサンセットは残念

12/28 17:25

夕食・・けんちん汁がGOODでした

12/29 8:01

翌朝・・前の日とは別の山のよう

12/29 8:03

未練なく下山にかかれます

12/29 8:48

新雪上を気持ち良く下りました

12/29 9:50

中崎山荘・奥飛騨の湯でサッパリして帰路へ

撮影機器：

EOS Kiss X7 CANON

Optio WG-1 ペンタックス

感想

sht

今年の年末年始は8連休が取れたのですが、連休前半でアルプスに向える好天は残念ながら28日のみのよう。（27日は休めず）そのため色々と計画していた山行は取りやめ、1日で登れるアルプスに向うことにしました。

たった1日ですが、その日は移動性高気圧に覆われ、年末としては珍しく北アルプスにも好天が広がりそうです。そこで、以上の条件を総合しロープウェイを使って西穂独標へと向うことに。「できたら西穂高岳も」とは思いますが、午後から下り坂との予報だったので、独標で雪山気分をノンビリ楽しむ計画としました。

始発のロープウェイに乗って順調に西穂高口駅に到着すると、快晴の空の下で展望台から白銀の山々の展望がバッチリ。ここまででも十分に来た甲斐がありました。

そして西穂山荘を経由しての独標への道はまさに狙いがズバリで、移動性高気圧状態の空の下で北アルプスを中心とした心躍る大展望の連続。“絶景”という陳腐な言葉では表せない感動を味わえました。♪

この日のコンディションなら独標から先へもそそられましたが、今シーズン初の冬靴＋12本爪のせいかやや足取りが重かったので、無理せず計画通りとしました。いつか、西穂山荘に前泊できる条件を狙って西穂高岳へと向いたいと思います。

独標までなら日帰りが十分可能でしたが、年末連休の中、急いで帰る理由もなく山小屋の夜を楽しんで下山しました・・夕食の「けんちん汁」が美味しかった！！