海に浮かぶ山、利尻山で花畑と雲海を楽しむ
- GPS
- 06:51
- 距離
- 12.4km
- 登り
- 1,552m
- 下り
- 1,540m
コースタイム
- 山行
- 6:22
- 休憩
- 0:21
- 合計
- 6:43
天候 | 晴れ 曇り |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2023年07月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
船 飛行機
|
コース状況/ 危険箇所等 |
ぬかるみあり。基本的には良好 |
写真
感想
海に浮かぶ山、利尻山で花畑と雲海を楽しむ
前日の礼文島散策から、フェリーで移動して利尻島へ。
利尻島で前泊してから、朝一番で利尻山登山へ向かいます。
今回、前泊で利用した宿が、鴛泊港近くにある旅館、なり田さん。こちらがホスピタリティも食事も本当にすばらしい宿でした。この金額で新鮮なウニがガッツリ出てきました。ちょっとありえないですよね。お得すぎる。
たぶん、ハイシーズンは相当人気の宿で、私も半年前から予約を入れて抑えておりました。
美味しい食事で元気を出して、翌朝、礼文山の登山口(鴛泊コース登山口)へ向かいます。
登山口まで送迎付きです。これも、嬉しいです。
いそいそと、準備して出発。時刻は5:30。
どうもこの日は、地元の高校生の登山イベントがあったようで、道中たくさんの高校生とすれ違いながらの登山でした。
高校生のみなさんは、リュックや服装など、この格好で大丈夫か?というような装備の人も多く、それでも登れてしまう若さが羨ましかったです。
さて、登山開始です。利尻山は上りの標高差が1500mを超える中々にハードなルートで、覚悟して来ていました。
スタートしてすぐに百名水の甘露泉があります。美味しい。こちらをいただいて、四合目に向かって進んでいきます。
さすが利尻島。植物が違う感じがします。関東と違って、少なくとも杉の木はない!
標高が低い段階から、豊かな自然を楽しめます。六合目くらいまでは、比較的地味な登山という感じです。
六合目をすぎると、上には稜線、下には海の絶景が!ここからは、景色が一気に楽しくなります。
幸いなことに、天気は一部晴れていて道中の景色は良好でした。
自分の中で意外だったのは、利尻岳は独立峰なので割と淡々とした上りが続くのかと思ったら、六合目を過ぎたあたりから稜線を歩く楽しみも味わえるようになっているということでした。景色も良いしこれは楽しい。
六合目、七合目、長官山と続くルートは、咲き誇る高山植物とも相まって、海上の楽園。
道中には、利尻山固有種のボタンキンバイソウの花畑を始めとして、高山植物がたくさん咲いています。
花を写真に収めながら、サクサク進んでいきます。うん、まだ体力的に問題なし。
九合目に到着。海に向かっての景色が絶景ですねー。逆に上の方は、残念ガスがかかっています。
風が強いのですが、どうもガスの感じからいって風で飛んでくれそうにありません。
ここまで絶景を楽しめただけでも良しと自分に言い聞かせて山頂に向かいます。
九合目から山頂の間は、若干登山道が荒れていたりゴツゴツしていますが、そこまで危険は感じません。
利尻山は、気をつけていけば、あとはひたすら体力勝負の山で危険度は低い山ですね。
ガスに突入して、少し登ったら山頂到着です!お社が立っていますが、あとは真っ白で何も見えず(涙)
元々、一週間くらい前の天気予報だと雨が降っていそうなくらいの予報だったので、今回は山頂以外が晴れてくれただけでも良しとしましょう!
帰りは、もと来た道をひたすら下っていきます。山頂付近から降りればすぐに霧が晴れてくれて、再び景色を楽しみながらの下山です。
ただ、徐々に雲が上がってきましたね。午後には山の中腹も雲に包まれていくでしょう。
最後に、疲れた体に美味しい甘露泉のお水をいただいて無事に登山口へ。時間は12:10。
登山後は、利尻富士温泉で汗を流して無事終了です。利尻富士温泉はヌルヌルとした浴感の良い温泉でした。施設も広くて快適です。しかし、サウナの冷水の水がやばいくらい冷たい。普通の人には入れないレベルでした。
宿の方には、めちゃくちゃ早いと言われたのですが、道中、凄まじく早い人に何人か追い抜かされたのでとても早いとは思えないのですよね。
またいつか、今度は山頂から海に囲まれた360度の展望を体験してみたいですね。
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