北岳【広河原からピストン】
- GPS
- 06:37
- 距離
- 13.1km
- 登り
- 1,918m
- 下り
- 1,912m
コースタイム
- 山行
- 5:20
- 休憩
- 1:17
- 合計
- 6:37
天候 | 晴れ |
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過去天気図(気象庁) | 2023年07月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
バス 自家用車
芦安・広河原間は山梨交通バス(片道1,460円)を利用 |
その他周辺情報 | 金山沢温泉(850円) |
写真
装備
個人装備 |
MS CROW GTX(SALEWA)
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感想
訳あって、6月上旬の谷川岳山行以来、山に行けなかったので、リハビリを兼ねて、北岳にキタダケソウを探しに行きました。
大荒れの土曜が明けた日曜、日本列島が高気圧に覆われる絶好の気圧配置です。
芦安から始発のバスで広河原に向かいました。用意された3台のバスのうち、最後のバスに乗り込みました。
1時間ほどで広河原に到着し、すぐに歩き出し、早々に早川を渡り対岸へ。
歩き始めはゆっくりと息が切れない程度の速さです。尾根に取り付き、勾配がきつくなるとさすがに息を切らさないわけにはいきませんが、できるだけスローペースで入りました。
1時間ほどでトラバースしだし、白根御池小屋に、到着しました。ベンチに腰かけて北岳を眺めながら、朝食におにぎりを食べました。
そこからが、急登の始まりです。草すべりに取り付きます。ただ、このシーズンの草すべりには花が咲き乱れていて、楽しみながら登ることができました。
草すべりを終えても、急登はまだまだ続き、だんだん高木が減っていくので、太陽に照らされながらの登攀になりました。
小太郎尾根分岐まで上がると、鳳凰三山や甲斐駒ヶ岳、仙丈ヶ岳、富士山、そして本日のメインの北岳が、ぐるっと360度見渡すことができます。
小太郎山分岐からは、ちょっとした岩場があったりと、アルプスらしい登山道が頂上まで続きます。
北岳肩ノ小屋の脇から岩稜帯に取り付き、ひとつひとつ岩峰を越えて行きます。なかなか頂上が見えないところが、このコースのつらいところです。
頂上からは360度のパノラマが広がります。
南に間ノ岳と南アルプス南部の山々、西に中央アルプス、木曽御嶽山、北に仙丈ヶ岳、乗鞍岳、北アルプス、甲斐駒ヶ岳、八ヶ岳、鳳凰三山、東に富士山と、日本の山岳の中心のような景色でした。
北岳頂上から南に下って、池山吊尾根分岐の近くまで足を延ばし、お花畑を散策してキタダケソウを探しましたが、花が咲いている株は見つけることはできませんでした。
キタダケソウ探しをしばらく続けた後、北岳頂上に戻り、下山を開始しました。
足に負担をかけないように、いつもよりゆっくりと歩いて、一歩一歩の感触を感じながら、小太郎山分岐を通過し草すべりを下り、白根御池で「逆さ北岳」を楽しみ、1時間で広河原まで下山しました。
お目当てのキタダケソウは見ることはできませんでしたが、ハクサンイチゲやシナノキンバイなどの花々を楽しむことができました。
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