猫魔ヶ岳〜雄国沼周回＊ニッコウキスゲ咲く楽園へ

2023年07月02日(日) [日帰り]

• GPS: 08:34
• 距離: 20.1km
• 登り: 813m
• 下り: 804m

コースタイム

日帰り

• 山行: 7:56
• 休憩: 0:38
• 合計: 8:34

距離 20.1km 登り 813m 下り 813m

4:54 八方台登山口
5:10 猫魔八方台
5:38 5:39 猫魔ヶ岳
5:57 猫石
7:16 7:17 雄国沼休憩舎
7:33 雄国沼湿原
10:06 10:07 雄国沼湿原
10:21 10:26 雄国沼休憩舎
10:46 10:49 金沢峠
11:46 11:49 厩岳山
12:15 12:26 猫石
12:42 12:55 猫魔ヶ岳
13:17 猫魔八方台
13:28 八方台登山口
13:28 ゴール地点

天候

くもりのち晴れ

アクセス

利用交通機関：

自家用車

◆八方台駐車場
・無料、トイレあり

※雄子沢駐車場は7/9（日）まで閉鎖、ラビスパ裏磐梯からシャトルバスが出ています。
※今年は、喜多方側の萩平〜金沢峠のシャトルバスは災害により運行中止なのでご注意ください。
https://www.vill.kitashiobara.fukushima.jp/docs/2023051100022/

コース状況／危険箇所等

＜八方台〜猫魔ヶ岳〜猫石＞
危険箇所なし、道も明瞭、泥濘はありますがそこまでひどいところはなかったです。

＜猫石〜雄国沼休憩舎〜雄国沼＞
雨上がりということもあり、泥濘が沼のようになっていたり、登山道に沢のように水が流れているところもありました。防水の靴は必須です。
実際の沢の渡渉は3箇所程度。

＜雄国沼〜金沢峠〜登山口＞
全面舗装路となります。
先日金沢峠でクマの目撃情報があったので油断禁物です。

＜登山口〜厩岳山〜猫石＞
登山口からは未舗装路ですが、厩岳山と猫石の分岐まではほぼ平坦路です。
分岐から猫石まではそれなりの登りとなります。

※周回の場合は反時計回りが体力的、時間的にもいいかと思います。
※山中のトイレは雄国沼休憩舎（和式）、金沢峠（洋式）の2箇所で、いずれもチップ500円です。（シャトルバス利用者は無料）
※雄国沼からは金沢峠のトイレの方が若干近くてキレイだと思います。

その他周辺情報

◆山の駅食堂
https://tabelog.com/fukushima/A0705/A070502/7006899/
・山塩ラーメンや激うまトマトラーメンが人気

◆中ノ沢温泉　花見屋旅館
https://hanamiya-nakanosawa.com/
・日帰り入浴700円
・湯量豊富な強酸性の硫黄泉の源泉かけ流し

写真

7/2 4:45

八方台駐車場から、磐梯山とは反対側に登山口があります。熊注意の流血の看板にビビる。

7/2 4:47

美しいブナの森が続く。

7/2 4:52

ツクバネソウ

7/2 4:55

ブナの巨木にご挨拶。

7/2 4:56

ギンリョウソウはあちこちで見かけましたが、これが一番大きい株でした。

7/2 5:19

モンローリップのイオウゴケ。

7/2 5:28

猫魔ヶ岳直下にはゴゼンタチバナとウラジロヨウラク。

7/2 5:32

猫魔ヶ岳山頂はガスガスで何も見えず。とりあえず山頂先にある一等三角点を。

7/2 5:50

程なく猫石に到着。

7/2 5:55

泥濘に苦戦しつつ、ミスティなブナたちに癒やされる。

7/2 6:58

雄国沼の端っこに出た。ここでカメラの調子が悪くなり、画像がすべてピンク色に…ファインダーやモニターは問題ないのでSDカードが原因か？何度か抜き差ししたら直った。

7/2 7:01

かわいらしいレンゲソウ。

7/2 7:03

水滴をまとったアザミもかわいらしい。

7/2 7:25

雄国沼湿原に到着。まだガスだらけだけどうっすら光が差してきた。

7/2 7:27

だんだんとガスが晴れてきた。なんというタイミング。神様ありがとう！

7/2 7:32

花数が少ないという話ですが、充分見事な咲きっぷりです。

7/2 7:34

トキソウも今までになく素晴らしい咲きっぷり。

7/2 7:34

サワランも咲いてた。花の名前を聞かれて、サワランとトキソウを逆に教えてしまった…ごめんなさい！！

7/2 7:40

ついに青空も見え始め、ニッコウキスゲも元気いっぱいに！

7/2 7:43

朝のうちは人も少なくて最高です。

7/2 7:45

ビタミンカラーが眩しい。

7/2 7:48

これが見たかったのです。

7/2 7:50

青と黄色の組み合わせ、元気をいっぱいもらえます。

7/2 7:52

そして雄国沼。リフレクションは難しかったけど真っ青で美しい。

7/2 7:53

2周目。まっすぐ延びる木道がいい感じ。

7/2 7:57

気持ちいいなぁ。

7/2 7:57

雄国山をバックに花を楽しむハイカーさん。

7/2 7:58

水辺の花は美しい。

7/2 8:06

あっちもわさわさ。

7/2 8:10

こっちもわさわさ。

7/2 8:13

ツルコケモモはここで初めて見たかも。

7/2 8:29

3周目。人があふれるまでぐるぐるしよう。

7/2 8:34

太陽の光を浴びてキレイに開いた花々。

7/2 8:35

パワーがみなぎる。気がする。

7/2 8:36

たまに吹く風がとても心地いい。

7/2 8:42

夏が近づいてきた。

7/2 8:43

花が大きくて迫力がある。

7/2 8:44

花の咲き方にも個性があるね。

7/2 8:49

沼の主と目が合った。おじゃましてます。

7/2 8:56

4周目は見納め。

7/2 8:56

しっかりと目に焼き付けます。

7/2 9:01

すっかり晴れ渡った空。

7/2 9:03

そこまで暑さを感じないのは涼し気な沼のおかげかな。

7/2 9:08

今年も最高のひとときをありがとう！

7/2 9:10

みんなかわいい。

7/2 9:11

来年も元気に咲いてね。

7/2 9:12

人が増えてきたので、そろそろ退散しなくては。でも帰りたくなーい！

7/2 9:40

名残惜しく木道脇に座りこの景色を眺める。また来年！

7/2 9:53

ヒオウギアヤメも見られます。金沢峠のバスが運行中止でトイレが開いていないかもと思い、雄国沼休憩舎のトイレへ。

7/2 10:18

雄国沼休憩舎から金沢峠に向かう途中、これも笹の花かな。

7/2 10:29

ウラジロヨウラクもあちこちに咲いていました。

7/2 10:31

金沢峠に向かう道から雄国沼を一望。人いっぱい。

7/2 10:32

ニガナの群生。結局金沢峠のキレイなトイレは使用可能だったために無駄に歩きました^^;

7/2 10:36

金沢峠から喜多方の街を見下ろす。

半袖焼けを解消したく、腕まくりをして全部焼く。日焼け止めが苦手。。。

7/2 10:49

今が盛りのヤマツツジ。

7/2 10:52

いい眺めだ。

7/2 10:53

山行のモチベアップを目論み、トレイルバムのビッグタートルを購入。めっちゃ軽くて肩が疲れません。

7/2 11:35

猫石分岐から間もなく厩岳山に到着。

7/2 11:37

眺めはまずまずだけど、おしゃべりに夢中なパーティがいて落ち着かないのですぐ退散。おにぎり食べそびれた。。。

7/2 12:07

猫石からの雄国沼。黄色い絨毯とまではいかないけど、木道はクッキリ。

7/2 12:11

歩いてきた山腹の道と厩岳山。

7/2 12:13

雄国沼は美しい碧。

7/2 12:36

朝は見ることができなかった、猫魔ヶ岳からの雄大な猪苗代湖。

7/2 12:40

磐梯山とちらり櫛ヶ峰。

7/2 12:42

猫がいる猫魔ヶ岳。化け猫が山名の由来だけど、愛猫にはいずれ化けてでもずっとそばにいてほしいと思ってしまう。

7/2 14:25

泥濘と格闘後は激うまトマトラーメンでエネルギー補給。

7/2 14:41

荒々しい裏磐梯の姿。何度見ても惚れ惚れする。

7/2 16:19

中ノ沢温泉で癒やされた後、磐梯熱海ICに向かう途中のマザーウォーター・母成八幡清水で冷たい湧水を補給。生き返ったー！

撮影機器：

ILCE-6400 SONY

SC-53B samsung

感想

umi-co

今年も雄国沼のニッコウキスゲの楽園へ行ってきました。
5月の降霜で花数が少ないという話でしたが、私にとっては咲き具合もお天気も今までで一番タイミングが合っていた気がします。
朝のうちはガスで一面真っ白でしたが、湿原に着くとみるみる霧が晴れ、青空とビタミンカラーの元気いっぱいの花たちを楽しめました。
なお、今年は金沢峠からのアクセスができず、どこからも登山道を1時間以上歩く必要があるため、例年より訪れる人は少ないかと思います。

猫魔ヶ岳からの周回も程よい運動量で楽しく歩けましたが、とにかく泥濘の酷さには閉口…買って2回目のシューズが泥だらけになっちゃいました。
でも新緑美しいブナの森はとても素敵でした。

帰りは大好きな中ノ沢温泉で汗を流し、冷たくて美味しい湧水も見つけて幸せな1日になりました。