室兼高屋ゴルジュ散策



- GPS
- 07:57
- 距離
- 9.3km
- 登り
- 738m
- 下り
- 727m
コースタイム
過去天気図(気象庁) | 2023年07月の天気図 |
---|---|
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
写真
感想
7月2日(日)「晴れ」 室兼高屋ゴルジュ散策に行く。昨日白川村では、短時間局地豪雨だったようなので少し心配だ。代案で納古山木作谷右股も立案して行く。道の駅ロックガーデンひちそうで、トイレ休憩し飛騨川を覗くと、少し濁り気味で水量が多い。入渓点は室兼林道を少し入った所だ。入口にはバス停もあり分かり易い。車でアプローチすると、林道横の山体からは、溢れんばかりに水が落ちている。林道も水が流れ大雨の痕跡がある。暫くで倒木があり、進めなくなった。Uターンして、バス停前の空地に車を停めさせて貰う。沢準備をして再び林道を歩く。濁りは無いが、本谷水量は多い。暫く歩くと右に枝道が有り、ブルーシートの小屋がある。其処から対岸に渡ると、目指す室兼高屋ゴルジュ沢となる。水量の多い本谷をスクラムで突破する。室兼高屋ゴルジュ沢に入渓すると水量は問題なかった。標高も600mと低く、流域面積も小さいからか。最初はピンクテープもぶら下り、踏み跡も明瞭だ。取水ホースも現れ、里山の沢の雰囲気だ。滝が現れると踏み跡も無くなり、いよいよ沢登りとなった。暫く順調に進むが、岩に囲まれた立派な見応えある二段滝が現れる。此処は左岸を簡単に巻けた。その上は、雑な滝が続く。両岸が狭まるとドドと落ちる滝が現れる。此処も左岸を巻く。次は、V字状上部から、空中を落ちる滝で釜を持っている。左岸から高巻き下降を試みるが、4回目でやっと沢芯に下れた。でも、懸垂下降が2回必要だった。今回はと云うか、最近はフローティングロープ30m二本で熟す。我々老体には、ザイルが重いので軽量化が必要なのだ。その反面体重は12キロも増えた。そして若い頃より何故か食える。ザイル回収時、岩角に当たったのか、フローティングロープ1本が切れ掛けた。細いので絡まりが激しいし、一寸した衝撃に弱いのか。一旦下り、滝落ち口に戻ろうかと相談したが、そのまま上を目指す事とする。暫く平流であったが、再び滝が続くようになる。この辺りの滝は、直登出来て楽しい。両岸が切り立って来ると、滝壷がある立派な滝が現れた。暫く平流であったが、傾斜も急になり、雑な滝が続くようになる。巨石帯の雰囲気で、途中で二股になり左に進む。此処は、間違えやすい。流心が直角に左に折れると、変形チョックストーン滝が現れる。チョックストーンの下を潜り、支流のルンゼを登り、沢芯に戻る。防水カメラで写真を撮るが、F値が悪く暗い。ぶれて上手く写らないので、何回も同じ写真を撮る。再び二段の立派な滝が現れる。その上にも滝は続くようだ。左岸をトラバースで懸垂しようと思ったが、行ってみると悪い。Nが直登判断をしてトライする。何とか登れたが、シャワーになり怖かった。その上も両岸切立つ連瀑帯が続き、N偵察にて直登は無理と判断する。この場所は、丁度十字峡状態で、右岸のチムニー状ルンゼを詰めた。沢芯に戻ろうとするが、脆い岩で追い返された。チムニー状ルンゼのドン詰まりを右手に上がり、565mピークを目指す。途中には岩稜帯もあり展望が良かった。目標のピークには出られなかったが、室兼高屋678.6mを目指す。稜線も岩稜帯が出て来て楽しい。道も無いかと思っていたが、意外と踏み跡があり、不明瞭な所も有るが、概ね終始良好だ。頂上に到着、天気も良いし展望も良い。御嶽山、恵那山、白山、そして名古屋の高層ビル群も確認できた。下山は南西方面に稜線を縦走し、室兼不動を通過した。途中から北西へと尾根は方向を変え、緩やかに高度を下げる。此方も思いの外、良い道だ。本谷に出ると橋脚の残骸が掛かっていた。嘗てはメインの登山道があったのか。技術不足か体力不足か、半日で勝負できると思っていたが、時間が掛かった。我々には、それなりに難しい沢だった。林道に出てからは、折角なので「そらふさぎ」を観光した。林道の倒木は、既に撤去され、意外と車も通るのが不思議だった。写真を撮影し、駐車場所に戻りゆっくりと帰名した。
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