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記録ID: 5678115
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
白馬・鹿島槍・五竜

餓鬼岳 渡渉と急登連続の鬼👹ルート

2023年07月02日(日) [日帰り]
 - 拍手
体力度
5
1泊以上が適当
GPS
10:24
距離
13.9km
登り
1,782m
下り
1,768m
歩くペース
速い
0.80.9
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
9:18
休憩
1:04
合計
10:22
距離 13.9km 登り 1,782m 下り 1,782m
4:24
37
5:01
52
5:53
6:00
16
6:16
6:21
82
7:43
7:51
115
9:46
5
9:51
5
9:56
10:25
4
10:29
10:37
96
12:13
61
13:14
13:20
19
13:39
13:40
35
14:15
30
14:45
1
14:46
ゴール地点
天候
過去天気図(気象庁) 2023年07月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
長野県大町市にある国営アルプスあづみの公園の先に白沢登山口駐車場を利用
登山口前に3〜5台。手前に20台位駐車可能
トイレ・ポストあり
コース状況/
危険箇所等
最初の区間は河原の渡渉や滝の巻き道など、アスレチックなルート
河原を離れると一気の急登が続く
笹薮がうるさい区間でもある
白沢登山口
トイレは綺麗で紙もありました
登山口前には3〜5台程度
手前の駐車スペースに20台くらいは駐車できます
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白沢登山口
トイレは綺麗で紙もありました
登山口前には3〜5台程度
手前の駐車スペースに20台くらいは駐車できます
やっと明るくなってきたので、ヘッドランプなしで登山開始
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やっと明るくなってきたので、ヘッドランプなしで登山開始
登山口にはありがたいお言葉が。このルートの要所要所に、このようなお言葉があります
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登山口にはありがたいお言葉が。このルートの要所要所に、このようなお言葉があります
河原に出ました
最初の難関はパイプの橋
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河原に出ました
最初の難関はパイプの橋
次の難所は川の真横をトラバースする怪しげなルート
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次の難所は川の真横をトラバースする怪しげなルート
カニのヨコバイも真っ青な道です
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カニのヨコバイも真っ青な道です
梯子ではなく、足場代わりのアルミラダーです
梯子のように登ると曲がってしまいます
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梯子ではなく、足場代わりのアルミラダーです
梯子のように登ると曲がってしまいます
河原を歩けない区間は、上部の崖をトラバースしながら歩きます
5
河原を歩けない区間は、上部の崖をトラバースしながら歩きます
小さな沢を幾つも越えて先に住む
小さな沢を幾つも越えて先に住む
紅葉ノ滝に到着
この先鎖場連続
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紅葉ノ滝に到着
この先鎖場連続
ちょっと遠くですが、紅葉の時期には綺麗なことでしょう
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ちょっと遠くですが、紅葉の時期には綺麗なことでしょう
また河原に下りてきました
流れの先にピンクテープが続いています
何とかして、川を渡らなければ!
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また河原に下りてきました
流れの先にピンクテープが続いています
何とかして、川を渡らなければ!
苔の生えた岩を、恐る恐る進む
滑ったらドボン確実
5
苔の生えた岩を、恐る恐る進む
滑ったらドボン確実
正面の流れを越えて丸いペンキマークがある
しかし、渡るには水量が多く、岩で滑ったら滝に落ちそうなので、対岸へ渡ってから乗り越えました
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正面の流れを越えて丸いペンキマークがある
しかし、渡るには水量が多く、岩で滑ったら滝に落ちそうなので、対岸へ渡ってから乗り越えました
魚止ノ滝
落差があって、水の飛沫が舞っています
水量が多いので大迫力
しかし、ここも対岸へ渡ってから、滝を巻いて上部へと這い上がることになります
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魚止ノ滝
落差があって、水の飛沫が舞っています
水量が多いので大迫力
しかし、ここも対岸へ渡ってから、滝を巻いて上部へと這い上がることになります
花も時々撮影
高山地帯ではないので、あまり多様な花々は見かけません
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花も時々撮影
高山地帯ではないので、あまり多様な花々は見かけません
魚止ノ滝を中腹からパチリ
魚止ノ滝を中腹からパチリ
滝を巻いた後、また河原に下りる。この梯子はグラグラします
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滝を巻いた後、また河原に下りる。この梯子はグラグラします
ようやく河原の区間が終了
最終水場手前の橋は、老朽化して、支柱が浮いているので、使用禁止
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ようやく河原の区間が終了
最終水場手前の橋は、老朽化して、支柱が浮いているので、使用禁止
その橋の先に最終水場があります。帰りにはこの水場があって助かりました
その橋の先に最終水場があります。帰りにはこの水場があって助かりました
ゴゼンタチバナ
最終水場を過ぎると、急登が始まります
この道は笹や草が生い茂っていて、かき分けて進みます
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最終水場を過ぎると、急登が始まります
この道は笹や草が生い茂っていて、かき分けて進みます
見上げるような草藪の急登が続いています
3
見上げるような草藪の急登が続いています
麓の街がちょっと見えました
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麓の街がちょっと見えました
タニウツギ
ギンリョウソウ
笹ですが、この下にはちゃんと道があります
見えないので、躓きやすいです
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笹ですが、この下にはちゃんと道があります
見えないので、躓きやすいです
なんとか急登を突破すると大凪山に到着
ホッと一息の休憩タイム
なんとか急登を突破すると大凪山に到着
ホッと一息の休憩タイム
稜線上のアップダウンはドロドロ。視界はないし、標高はあがらないし、テンションも上がりません
稜線上のアップダウンはドロドロ。視界はないし、標高はあがらないし、テンションも上がりません
チラリと山頂稜線がみえた。
山頂は最後まで見えません
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チラリと山頂稜線がみえた。
山頂は最後まで見えません
イワカガミ
「十二曲がり」もビックリの「百曲がり」
本当にクネクネと小さな間隔で曲がりながら、急登を登っていきます
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「十二曲がり」もビックリの「百曲がり」
本当にクネクネと小さな間隔で曲がりながら、急登を登っていきます
花を撮影しながらの急登
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花を撮影しながらの急登
黄色が際立ちます
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黄色が際立ちます
ようやく高山植物が増えてきました
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ようやく高山植物が増えてきました
チングルマ
登って来たルートがみえます
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登って来たルートがみえます
ツマトリソウ
餓鬼岳小屋 到着!
長かった・・・
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餓鬼岳小屋 到着!
長かった・・・
すぐ裏手にようやく見えた山頂
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すぐ裏手にようやく見えた山頂
初めまして!
餓鬼岳山頂 到着です
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初めまして!
餓鬼岳山頂 到着です
針ノ木岳の後ろには、剱岳、立山が鎮座
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針ノ木岳の後ろには、剱岳、立山が鎮座
後立山連峰には爺ヶ岳の後ろに鹿島槍ヶ岳
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後立山連峰には爺ヶ岳の後ろに鹿島槍ヶ岳
手前稜線は5月にお邪魔した燕岳、後方には槍ヶ岳から穂高への稜線
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手前稜線は5月にお邪魔した燕岳、後方には槍ヶ岳から穂高への稜線
手前は燕山荘
後ろには表銀座コースの大天井岳
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手前は燕山荘
後ろには表銀座コースの大天井岳
信濃大町の街並み
稜線上のテント泊なら、綺麗な夜景が見えそう
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信濃大町の街並み
稜線上のテント泊なら、綺麗な夜景が見えそう
稜線上の尖ったケンズリ
宿泊登山なら、この先の燕岳への縦走も楽しそう
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稜線上の尖ったケンズリ
宿泊登山なら、この先の燕岳への縦走も楽しそう
テント場(3張限定)
2
テント場(3張限定)
餓鬼岳を下りてきました
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餓鬼岳を下りてきました
餓鬼岳小屋
小さな小屋ですが、登山者にはありがたい存在です
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餓鬼岳小屋
小さな小屋ですが、登山者にはありがたい存在です
一気に下山。
疲れましたが、達成感もいっぱい
お疲れ山でした
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一気に下山。
疲れましたが、達成感もいっぱい
お疲れ山でした

感想

この日も深夜の移動で寝不足🥱
今回は北アルプスの200名山 餓鬼岳ですが、マイナー、キツイルートといった印象で登山者も少ない。当日は10人程度しか会わなかった😅
何しろ、駐車場🅿️は狭くアクセス🚗が悪い。
移動距離は15kmと短い割に往復タイムは10時間を越え、累積標高差1800mと鬼仕様。
おまけに、途中の沢を何度も渡渉するなど登山者にはハードルが高い🥶
餓鬼岳小屋はテント3張程度の小さな小屋だが、登山者にはありがたい。

最初の沢区間は、前日の雨で増水しており、慎重に沢を渡り、いくつかの滝を越えて登って行く。ここは大人のアスレチック💪とも呼ばれる難路。更に登山道は木道が朽ちていたり、固定のアンカーが外れていたり、ペンキマーク通りには増水で進めないなど、トラップも満載👊
沢沿いを歩くため、距離の割にあまり標高は稼げない。時折、滝を巻いたりするので、尾根を越えたり河原に降りたりするアップダウンは多い。
崖のトラバースの際、滑落注意⚠️

最終水場から大凪山には、650mを100分程で一気に登る。笹薮で道が見えなくなることもある急登区間。移動距離が短いのに、標高差はキツイ。

大凪山からは暫く小さなアップダウンが続く我慢の森林稜線区間。
火打山には十二曲りという難所があるが、こちらはそれを遥かに凌駕する百曲りがそそりたつ。この急登をクネクネと登り切ると、餓鬼岳小屋の前に飛び出る。このルート、最後まで木々の中を歩くので山頂はほとんど見る事はない。周囲の山々も見えず、たまに下界の町並みがチラリ程度のドMなコース🚶
この前に歩いた北ア 三大急登の合戦尾根と比べて、整備状況、展望、急登具合の全てにおいて、餓鬼岳がハードであった🥶

餓鬼岳は小屋のすぐ裏にあり、ようやく山頂とご対面🤣
山頂からは、360度全て見れます。遠く高妻、妙高、火打から始まり、鹿島槍、針ノ木といった後立山連峰から裏銀座コースでの槍穂連峰⛰️
劔・立山から薬師岳へのダイヤモンドコースまで見える
お隣には立ちはだかるケンズリの先に5月に登った燕岳、その先へと続く表銀座コースが連なる。
体力ある人は唐沢岳を目指すのもあり。自分には日帰りではとても無理💨
大変な登山道であったが、素晴らしい眺望を楽しみました👏

いつもの、お手軽1分ショート動画です




本編動画は、こちらになります




[追加]このコースの特徴でもある、白沢の渡渉区間だけの動画を作成しました


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体力レベル
4/5
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2/5
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