伊吹山
- GPS
- 09:17
- 距離
- 10.2km
- 登り
- 1,120m
- 下り
- 1,298m
コースタイム
天候 | 雪、曇 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2015年01月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
写真
感想
ようやく大雪がやってきたので,登山口へのアクセスも考えて,今年の登り初めは伊吹山へ。
上野に着いたのは6時前だが,高橋Pはちょうど除雪が終わりつつあるところ。
家の駐車場から車を出すのも,早朝のあまり除雪が行き届いていない道を走るのもなかなか時間を要し,
考えていたより遅い時間のスタート。
三ノ宮神社前で膝丈ほどの大雪だが,
1合目までの樹林帯は若干積雪が少ないと思われるので,そのままスタート。
1合目でスノーシューを履いて,いよいよ本格的な登行開始。
新雪は60-70cmほどで,伊吹山にしては軽い雪。
ストックは地面まで底付き,スノーシューでもあまり浮かない。
2合目と3合目の間で,予想外にも下山者と遭遇。
3合目でテント泊と聞いたので,トレースゲットと思いきや,
テント場はまさかの蹴鞠場で,ほとんど楽を出来ず。
ふて腐れて歩いていると,3合目手前で後ろからスキーのグループに追い抜かれる。
浮力が全然違うので,スキーのトレースを歩いても10-20cm程度は沈むが,
足を高く上げずに歩けるので相当に楽ができる。
それでもスピードが全然違い,あっという間に先に行ってしまう。
5合目を過ぎたら中尾根を目指して,右寄りに進路を取る。
地図上で考えていたルートは植生があって鬱陶しそうなので,
結局かなり登ったところで中尾根にでる。
中尾根は,おそらく中央突破するより積雪は少ないはずだが,
吹き溜まりも多いので,思ったより楽には登れない。
雪が少ない場所は風が強く,特に頂上に近づくとなかなか荒れ気味。
傾斜が緩くなれば頂上エリアで,視界が効かないのでコンパス頼りに歩き,
若干目標を外したものの無事建物群に到着。
普段は三角点まで行って登頂だと思っているが,今回は気力が無かったので伊吹山寺でゴール。
伊吹山寺の中まで立ち入ることはほとんどないが,
今回はゴーグルを曇らせてしまい予備と交換する必要があったので,珍しく中に入って休憩。
おみくじは末吉だそうで。
復路も同じルートを歩くつもりなので,中尾根に向かって歩き始めるが,
気が付いたら南東に向かって下っている。
わずか10mほど前には方向確認をしているのに,
大きな起伏を乗り越した際に進路が大きく変わったらしい。
以前も気が付いたらドライブウェイ駐車場に向かって降りようとしていたことがあったし,
視界の無い時の伊吹山頂上エリアは気を抜いていると本当に危ない。
6合目辺りまで降りてくると,ガスが消え琵琶湖や比良山系まで良く見える。
着氷で白くなった樹林帯もなかなか綺麗なのだが,
残念ながらデジカメのバッテリーが低温で出力不足になってしまい,記録に残せない。
3合目付近までは多くの人が登ってきているようで,
トレースはとても強固になりつつあり,つぼ足で歩いている人もいる。
朝は人気のなかった1合目も,要所要所が除雪されていつもの雰囲気になりつつある。
あまりの大雪にダメもとで登ってみたが,
なんとか無事登頂できて,なかなか達成感ある山行になった。
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