幌尻岳 糠平ルート肉離れ再発？

2023年07月08日(土) ~ 2023年07月09日(日)

• GPS: 27:46
• 距離: 29.6km
• 登り: 1,938m
• 下り: 1,919m

コースタイム

1日目

• 山行: 8:54
• 休憩: 1:48
• 合計: 10:42

距離 19.2km 登り 1,811m 下り 1,333m

4:57 第2ゲート
5:27 5:28 奥幌尻橋 登山口
6:37 6:38 北海道電力取水施設
8:09 8:38 幌尻山荘
10:01 10:09 命の水
11:54 11:57 大岩
11:59 12:00 振内・新冠コース分岐
12:07 13:07 幌尻岳
13:18 13:19 振内・新冠コース分岐
14:37 14:43 命の水
15:40 幌尻山荘

2日目

• 山行: 3:26
• 休憩: 0:00
• 合計: 3:26

距離 10.3km 登り 128m 下り 601m

15:40 幌尻山荘
6:59 6:59 北海道電力取水施設
8:11 8:11 奥幌尻橋 登山口
8:42 8:43 第2ゲート
8:44 ゴール地点

天候

初日午前は曇り。山頂付近で青空が広がる。午後は好天で熱射病直前の状況

アクセス

利用交通機関：

バス 自家用車 飛行機

新千歳空港からレンタカーでとよぬか山荘まで。とよぬか山荘からはシャトルバス4時便を選択。帰りのシャトルバスは17時を予約していたが前日すでに登頂していたので9時半便に振り替え。

コース状況／危険箇所等

渡渉に関して言えば行きは膝上、帰りは膝までくらい。初日に晴れだったため水量は減ったのかも。

その他周辺情報

登山中に知り合いになった地元の方に平取温泉ゆからを教えていただきました。ここは立派は施設で併設のレストランも平取牛が食べられます！

写真

とよぬか山荘に到着直前　あれがひょっとして幌尻？いや違うみたいです

とよぬか山荘。廃校利用の山荘。学校感出てます。

食堂。家庭科教室の雰囲気出てますね。素泊まりでしたのでジンギスカンには会えず。お茶や、翌朝のおにぎりが用意してあるなど昨日は普通の山小屋と一緒です。

廊下。いや学校です。夜中になんか出てこないよね？

2室ある宿泊部屋。2段ベッド６基で一部屋。到着の遅い自分は2段目となります。入り口前の椅子から自分が使うシーツを持って来てベッド作る感じです。快適。お風呂も20:45まで入れます。八方池山荘とか椹島にあるような浴槽です。清潔で大満足。ガス缶は他の人が置いて帰ったものを使わせていただきました。下山後返却です。

朝靄の中初日がスタート。いい感じです

今日はバス2台。チケット券売機が詰まってしまうトラブル発生。帰りにお支払いします。

行きのシャトルバスより。天気は上向くかな？

歩き始めの林道はこんな感じw。走れる人はどうぞ!っていう感じです。

北電取水堰の簡易トイレブース

北電の取水堰。渡渉はもう少し先です

いつも見る「渡渉注意」の看板

大成建設さんの名前で彫られた石碑

ここは左側(右岸)を歩いて行きます

弱っちい梯子です　でもないと困る

この水量は多いのか少ないのか

さていよいよ川に入ります。水はやはり冷たい

順調にこなします。水流の速いところでは脚を上流に向けて着水させました。

こんな感じ。足の置き場が見える限り安心。でも注意

初めてのモンベルサワーシューズ。これにゲーターと短パンで臨みます。結果大正解。サワーシューズは中に水が溜まって体温で温まり冷たい水を入れえない効果が。ネオプレーンの足首部分も冷たくなくgood。そしてふくらはぎを覆うゲイターで問題なく。

1人ずつ渡りましょうの梯子と橋

この岩も登りづらい

忠実に1人づつ渡ります

滝が見えます　立派な滝です。名前は分かりません

なんと幌尻山荘に到着。途中同じタイミング渡渉して来た方と仲良くなり一緒に山頂目指します。その前に受付をして寝る場所を確保、1000円を支払ってトイレ利用料と1回分の携帯トイレをいただきました。初の携帯トイレ体験

木々の間から見えるピーク

少し上がっていくととい面にいくつかピークが見えて来ます。おそらくあれはチロロ林道からきたら通るに違いないだろうコ
ピーク

多分戸蔦別です。なかなかかっこいい

命の水。ここまででふくらはぎに違和感が。サワーシューズが原因か、河原のゴロタ石を飛んできたためか、今回試し履きもせずトレランシューズにしたからか、単純にペースが早かったのか

芦別岳

芦別岳　拡大。

右端はおそらく幌尻の肩　あの向こうが7つ沼カールか

命の泉の上の急登を登り切ってドーンと見える幌尻と北カール

レンズが手汗で汚れているのですがカールの壮大感は伝わりますでしょうか？

どこが幌尻のピーク？脹脛が悲鳴をあげているのでペースが上がらない

この尾根を反時計周りに巻いて行きます！遠い。ふくらはぎがとにかく痛む方を先に前に出します・・・

くまさんはいるか？登山道に糞が落ちてました。あれはある意味マーキングだったのではと思います

花が綺麗なのですが名前が今ひとつ覚えられません

お花畑の雰囲気が出ません

コマクサみたいな色だけど絶対違うんだろうな

チロロからも遠そうだけど、左手のこの尾根道もなかなか。

立派な山肌

地味にキツい稜線。ふくらはぎの痛みを堪えつつ歩みを進めます

南西ひらけて来ました

山頂へ向かう道　フィナーレの序章

この時はどれカムイエクウチカウシなんだろうと疑問に思いながら進みます。

新冠陽希との分岐。林道16K歩きらしいです　でも糠平コースも8キロ弱の林道歩きと渡渉っていうのを考えるとこっちも見当の対象よね

ワオ! 絶景

念願かなってやっとここに自分が立つ

奥は十勝幌尻。こっちより高く見える

正面がカムイエクウチカウシです。あの福岡大学の山岳の惨劇があったとこですね

幌尻の方に向かう稜線。私以外の3人は7つ沼カールを見に行ってました。私は脚がね。

写真では分かりにくいですが北戸蔦別の方にはテントが貼られています

山頂から十勝側に見えるカール

さようならとかちぽろ

さようならカムイエクウチカウシ

ここにも素敵なカール

エサオマントッタベツ？

花の名前を教えてください　蝦夷岩石楠花？

下に見えるのはイドンナップのダム湖

何度も撮るカムイエクウチカウシ

湖アップ

これはチングルマでしょう

お花畑

お花畑2

ここ降りるんですよ　気絶しそう

あまりにも暑くて命の水に立ち寄り顔を洗って髪を濡らし首筋も濡らします

下山後沢水で冷えたビールを頂きます。ふくらはぎのアイシングと持ったのですが冷た過ぎて無理でした。夕暮れ羽虫が水面にダイブしてました。流石に魚はアタックしてませんでしたが。

青いビニールシートの上で車座になって夕食です。今日知り合った皆さんとご一緒させてもらいます。

朝の幌尻山荘。バスの時間変更をせねば。

ちょっと水減った？

いい雰囲気です

また滝です

1人の橋まできました

種別不明

アゲハグループ？

バス乗り場まで来ました。17時のバスを9時半に変更しましたがあまり伝わってませんでした。でも乗れたからok

下山後は平取温泉ゆから。500円で立派なお風呂に入れます。併設のレストランでは地元ブランドの平取牛が味わえますよ。こちらはモモカットステーキセット2200円。美味しかったです。因みにトマトジュースも地元ブランドで「ニシパの恋人」があります。237号の道沿いの野菜直売所だと冷えたのが売ってました。

いい眺めでした

感想

tmykskst

昨年の12月に幌尻山荘の予約開始、春に飛行機の予約開始。やっと捕まえたこの機会が絶好の天候に恵まれました。水量も多くなく、曇りと言っても高曇りで夕張岳、芦別岳、大雪山系まで見渡せました。昼くらいからは晴れ青空が出て来てあまり知識のない日高山脈の山の名前をおしてお貰いました。感謝です。十勝平野も見えたし大満足。戸蔦別から見る幌尻の勇姿は見れませんでしたがそれは仕方ない。渡渉がトラブルないとこれだけ快適なのですね。登山がやっぱり天候が第一ですね