甲武信岳・・新年の初山行は徳ちゃん新道往復

2015年01月02日(金) ~ 2015年01月03日(土)

• GPS: 29:41
• 距離: 16.1km
• 登り: 1,777m
• 下り: 1,779m

コースタイム

1日目

• 山行: 6:01
• 休憩: 1:23
• 合計: 7:24

7:00 西沢渓谷駐車場
7:20 7:20 ねとりインフォメーション
7:24 7:24 近丸新道登山口
7:29 7:31 徳ちゃん新道登山口
9:58 10:05 徳ちゃん新道分岐
12:18 12:18 木賊山まき道分岐
12:23 12:24 木賊山
12:46 13:52 甲武信小屋
14:08 14:15 甲武信ヶ岳
14:24 甲武信小屋

2日目

• 山行: 4:03
• 休憩: 2:04
• 合計: 6:07

6:31 甲武信小屋
6:50 6:59 甲武信ヶ岳
7:11 8:55 甲武信小屋
9:26 9:26 木賊山
9:30 9:30 木賊山まき道分岐
10:42 10:42 徳ちゃん新道分岐
12:03 12:12 徳ちゃん新道登山口
12:13 12:14 近丸新道登山口
12:18 12:18 ねとりインフォメーション
12:35 12:36 西沢渓谷駐車場
12:38 ゴール地点

天候

1日目　晴れのち曇り
2日目　雲が多めの晴れのち快晴

登山開始時−6℃〜日中−10℃〜夜間−18℃〜下山時0℃

アクセス

利用交通機関：

自家用車

西沢渓谷入口の無料駐車場を利用・・到着時下山時ともに空き多数

駐車場入口の坂が凍結気味（特に未明の到着時）だったので、スタッドレス＋4WD推奨

雁坂道（R140）で「道の駅みとみ」までなら駐車場も含めて除雪してありノーマルタイヤでOK

コース状況／危険箇所等

駐車場から雪道歩きで、冬靴が汚れずに済みました・・小屋番さんによれば年末年始の時期にしては積雪が多いとのこと

徳ちゃん新道はアップダウンが少なく傾斜も適度で、歩きやすかった印象

その先の戸渡尾根（近丸新道部分）もアップダウンは少なかったものの、緩急が適度な徳ちゃん新道に比べて急登部分が多く、木賊山手前で傾斜が緩むまでかなりキツかったです

年末年始のおかげでしょうトレースというより“道”がコース全体にできていて、迷うところや危険なところはありませんでした・・2日目の朝方は、木賊山への登りが強風で飛ばされてきた雪の吹き溜まりになっていましたが、僅かな距離だったのでスノーシューは装備から外して正解でした

アイゼンも6本爪で問題ありませんでした

甲武信小屋テント場1000円、水100円／L、秩父錦500円／合（これが天然冷凍庫の中でキュっと冷えて美味しかった）、コーヒー500円でした

夜は−18℃（テント内−10℃）まで冷え込みましたので、防寒対策は万全に

その他周辺情報

笛吹の湯（510円）・・銭湯レベルのシンプルな施設ながらサッパリするには必要十分

写真

1/2 6:49

「道の駅みとみ」のトイレ付近で前泊・・右手奥はこれから登る木賊山でその下が登って行く戸渡尾根

1/2 6:52

モルゲンロートの鶏冠山

1/2 6:58

坂が凍結気味で空き多数の西沢渓谷無料駐車場から登山開始

1/2 7:04

ゲートの登山ポストに届を投函

1/2 7:29

徳ちゃん新道入口

1/2 8:51

トレースはバッチリで道がシッカリできていました

1/2 9:31

標高1800mが近づくと、“出たぁ〜！！”という感じで突然現れる富士山の展望

1/2 9:59

近丸新道出合

1/2 10:03

ここから6本爪アイゼンを使用

1/2 10:53

戸渡尾根はキツい登りが長く続いた印象

木賊山頂上が近づいてきた標高2350m付近でこの日一番の展望地

1/2 11:57

少し雲がかかってきました

1/2 12:17

傾斜が緩んできて「ようやくか ・。・;」という感じで奥秩父主脈出合

1/2 12:25

展望はありませんが木賊山到着

甲武信小屋に向かう途中の展望地・・翌朝はここが厳しい冬山状態でした

1/2 12:31

目指す甲武信岳

その右手は榛名山を中心とした上州の山々のよう

1/2 12:33

朝日岳と金峰山

1/2 12:46

甲武信小屋に到着

1/2 13:48

テント設営して頂上へ
・・本日は自分1張で貸切状態

1/2 14:08

甲武信岳頂上到着・・約7年ぶりで、積雪期は初登頂

国師ヶ岳〜金峰山方面ですが、この時間帯は全般に雲がかかってきました

1/2 14:16

山域盟主の金峰山をズーム

奥秩父主脈東方面

1/2 14:18

雲取山をズーム

1/3 6:36

翌朝です

1/3 6:49

寒さと強風に耐えながらご来光を待ちます

1/3 6:49

来ました

1/3 6:49

山中泊の醍醐味ですね♪

木賊山の山腹から

1/3 6:54

針葉樹とのコラボもいい

1/3 7:01

樹林帯の中も日の光でいい感じに

ガスが少しかかって優美です

1/3 7:09

国師ヶ岳も幻想的な雰囲気

1/3 9:24

下山時の木賊山への登りは強風に飛ばされそうで冬山の厳しさを思い出させてくれました・・写真を撮る余裕は全く無し

1/3 9:40

再び展望地

1/3 9:41

南ア・上河内岳〜聖岳〜赤石岳〜悪沢岳のよう

1/3 10:51

奥秩父からの富士山は本当に端正です

1/3 12:32

ゲートにカメラを置いてセルフタイマー

1/3 12:36

前日とは打って変り春が来たような陽気の駐車場に帰着・・暖かく感じても気温は0℃でしたが

撮影機器：

EOS Kiss X7 CANON

Optio WG-1 ペンタックス

感想

sht

年末年始連休の最後の方も好天となりそうで、高山へと向かうことに。
今回は、毎度の南ア・八ではなく奥秩父の甲武信岳まで足を伸ばしました。

徳ちゃん新道→戸渡尾根は針葉樹林のいい森のスノトレで、約1年ぶりの雪山テント泊装備での登りは歩きごたえ十分。しかも中々いいルートなのに八ヶ岳等に比べて人は少なくて、穴場的なエリアとの印象でした。

天気も期待通りで、富士山を中心とした好展望に大満足。年の初めにいいものが見られた感じです。♪

一方で、帰路の木賊山への登りでは樹林帯から抜けると強風に吹き飛ばされそうで、寒さと合せて雪山の厳しさも短時間でしたが味わいました。

まだまだ、トレースのおかげ・営業小屋のおかげ（お金を出せば水・酒買えて万一の際のサポートも期待できる）という“お釈迦様の掌の上”の雪山山行から抜け出せませんが、無理せず楽しく、今回のような素晴らしい白銀の雪山を歩いていきたいと思います。