大峰山(山上ヶ岳)
- GPS
- 05:03
- 距離
- 17.3km
- 登り
- 961m
- 下り
- 948m
コースタイム
- 山行
- 4:42
- 休憩
- 0:21
- 合計
- 5:03
天候 | 曇り 後 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2023年07月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
近鉄「下市口駅」下車後、奈良交通「洞川温泉」バス停 |
コース状況/ 危険箇所等 |
往路のコースは多くの参拝者が利用しており、危険箇所も少なく、階段、橋など 整備されており、分岐もほとんどなく道に迷うこともほぼない。 復路のコースは、レンゲ辻まで急傾斜だが、階段などもあり、安全対策は 施されている。 レンゲ辻から先は、川が流れるガレ場と登山ルートが混在する場所 があり、沢下りのようなコースを正規ルートと勘違いしてしまい、 滑って転んで散々な目に遭った。 目印は結構付いているので、ピンクテープを見失ったら、引き返した方が良い。 |
その他周辺情報 | 洞川温泉バス停近くに洞川温泉センターがある(露天風呂・休憩室もあり)。 |
写真
感想
3連休の初日は曇り。梅雨明け間近ということで、間もなく猛暑がやって来る。
ギリギリ涼しいことを期待して、今回は今まで行ったことがない天上ヶ岳を選択。
往復6時間のちょっとした遠出。また、バスの本数も少ないので、
間違いなく午後6時までには下山しないと帰れない。
そう考えると、天上ヶ岳が最適。
気温は26度程度。洞川温泉バス停で標高千メートル近くあるので、
平地よりははるかに動きやすい。
また、完全に雲に覆われているので日差しもなし。
ただ、湿度は気になる状況。
下市口のバス停では、ちょっとした行列になっていたので、
バスは臨時便も用意された。
1時間の立って乗車は厳しいので、全員座れるようにとの奈良交通の配慮。
素晴らしい。
洞川温泉は、旅館や食事処など多くの観光客で賑わっていた。
宿泊者は、多くが翌朝に登るらしい。涼しい朝に昇るのが一番。
日帰りではできないので残念。
バス停から風情ある温泉街を抜けて登山口を目指すが、
あまり歩いている人を見ない。みんな登山口まで車。確かに、登山口までで
少し疲れてしまった。
登山口には早速、女人禁制の門。
当然、男性しかいない。注意書きに女性が入れないことが説明されている。
洞川温泉バス停で降りた登山予定の女性もいたが、
稲村ヶ岳を目指すのだろうか。
コースは参拝者に配慮して、安全対策が万全。
今日はちょっと湿っていて、歩きやすい。
木や金属の階段や橋など、随所に配置されていて
安全対策は十分。岩がむき出しのところは、鎖も設置されていて、さすが参拝道、
配慮されていた。
また、登山者同士の挨拶が変わっていて、「よーお参り」とか「お参り」。
気になったので参拝者に聞いたが、登りも下りもここではそういうらしい。
面白い文化。また、屋根付きの茶屋がいくつかあり、
そこ自体が登山路になっているのも面白い。売店もあって、
なかなかの風情で、良い雰囲気を醸し出していた。
かねかけ岩では、鎖で垂直に登る。
さすがにカメラが傷つきそうなので、迂回して、別ルートから、岩の上で
景色を堪能した。風がきつくて、帽子が飛ばされそうになったのは困ったが。
山頂に近づくにつれて、風もだんだんきつくなり、付近もガスってきた。
山頂のお花畑神秘的なのだが、隣接する山が見えにくくなり
ちょっと残念だった。
下山はレむらンゲ辻を目指す谷筋コース。
結構な急傾斜だが、金属の階段や木道などが整備されていて、
ゆっくり降りて行けば全く問題がない範囲。
ただ、レンゲ辻から先では、沢とルートが混在して正規ルートを
見失ってしまった。
沢だけに、ザレやガレで滑って危ない。何度かこけて膝を岩に打ちつけた。
アプリで何度か確認したが、方向は合っているのでしばらく、
滑る岩と砂利に格闘したが、水にはまったりと散々だった。
途中、上方から登山者の声が聞こえたので、
ようやく、この道が間違っていることがわかって、
無理やりよじ登り正規ルートへ復帰。この道なら確かに安全だと感じた。
途中ですれ違った方にこの道は下りは沢下りも多くつらいといわれたことを
過剰に反応してしまい、目印のテープもないみちを進み続けたのがいけなかった。
確かに、正規ルートには適度な距離にピンクのリボンが合った。
ここが大きな反省点。
前方に滑ってこけた際に、一眼カメラに岩がぶつかりそうになったが
守れて良かった。
正規ルート復帰後はそれほど傾斜も厳しくなく、
ほどほどの傾斜で特に危険箇所もなし。しばらく行くと、舗装道路となった。
最後は、バスの待ち時間もあることから、
温泉に行ってさっぱり流して本日終了。
本日は、今シーズン初となるハイドレーションも導入し、
水分補給だけは万全だったので、喉の渇きと疲労感は、汗の量の割には
軽減できた。
次は稲村ヶ岳の縦走もいいかもしれない。バスが間に合うのであれば。
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