ヤマレコなら、もっと自由に冒険できる

Yamareco

記録ID: 5714077
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
奥秩父

多摩川分水嶺源流域北側縦走

2023年07月15日(土) ~ 2023年07月16日(日)
 - 拍手
アムアム その他1人
GPS
17:35
距離
47.4km
登り
2,604m
下り
3,550m

コースタイム

1日目
山行
7:46
休憩
1:02
合計
8:48
9:40
20
10:00
10:02
10
10:12
10:13
4
10:17
10:18
9
10:27
10:27
10
10:43
10:43
10
10:53
10:53
12
11:05
11:05
6
11:11
11:12
8
11:41
11:41
15
11:56
12:07
30
12:37
12:40
66
13:46
13:46
28
14:14
14:14
13
14:27
14:48
10
14:58
14:58
5
15:03
15:03
5
15:08
15:08
19
15:27
15:38
8
15:46
15:47
10
15:57
15:57
26
16:23
16:23
4
16:27
16:28
21
16:49
16:49
38
17:27
17:35
34
18:09
18:09
5
18:14
18:14
8
18:22
18:22
6
18:28
2日目
山行
8:35
休憩
1:28
合計
10:03
4:43
92
6:15
6:24
37
7:01
7:10
29
7:39
7:39
31
8:10
8:11
6
8:17
8:17
14
8:31
8:31
47
9:18
9:19
18
9:37
9:37
42
10:19
10:28
34
11:02
11:43
1
11:44
11:49
0
11:49
11:52
13
12:05
12:05
14
12:19
12:19
4
12:23
12:24
20
12:44
12:45
8
12:53
12:53
11
13:04
13:08
7
13:15
13:17
2
13:19
13:19
22
13:41
13:41
10
13:51
13:51
34
14:25
14:25
4
14:29
14:29
13
14:42
14:44
2
14:46
ゴール地点
天候 1日目曇、2日目晴れ
過去天気図(気象庁) 2023年07月の天気図
アクセス
利用交通機関:
電車 バス
行き、塩山駅からバスで柳沢峠
帰り、鴨沢から奥多摩駅までバス
コース状況/
危険箇所等
笠取山までは、明瞭で歩きやすいトレイル
笠取山から唐松尾山までは、岩場も結構出てくるトレイル。登山道という感じのレベル。歩きやすいわけではないので、CTの0.8掛けとかは難しい。
将監峠から三条ダルミまでは、崩壊箇所あり、岩や石で歩きにくい箇所もある。また、道が細く、ちゃんと下を見ながら歩かないと、踏み外すまではしないものの、足をおいた箇所がそのまま崩れて滑落、という事態も想定できそうな箇所もある。
まずは、柳沢ノ頭
まずは、柳沢ノ頭
ハンゼノ頭
レンゲツツジの群落があるそうですが、もうちょっと時期が前ですね。
レンゲツツジの群落があるそうですが、もうちょっと時期が前ですね。
アザミが結構咲いていました。
アザミが結構咲いていました。
途中で、太陽光パネルが。メガーソーラーですね。あんまり好きくない。
途中で、太陽光パネルが。メガーソーラーですね。あんまり好きくない。
こんな柵を超えて、トレイルに入ったりします。
こんな柵を超えて、トレイルに入ったりします。
防火帯の伐採ゾーンが良いですね。
防火帯の伐採ゾーンが良いですね。
飛龍山。
小さなピークがいくつもあるので、ちょこちょこハント。
小さなピークがいくつもあるので、ちょこちょこハント。
有名な、廃トラック
有名な、廃トラック
やっぱすごい。
なんというか、ジプリ感すごい。
なんというか、ジプリ感すごい。
先に進むとさらにもう一台。脱輪して、捨て去られた感じですかね。
先に進むとさらにもう一台。脱輪して、捨て去られた感じですかね。
途中水場がありました。
途中水場がありました。
なんかの巣穴でしょうか?
なんかの巣穴でしょうか?
笠取小屋到着です。テン場
このテン場かなりいいですね。
笠取小屋到着です。テン場
このテン場かなりいいですね。
トイレもきれいそう
トイレもきれいそう
水場は、ちょっと下ったところにあります。水量豊富。
水場は、ちょっと下ったところにあります。水量豊富。
笠取小屋からしばらくは、こんな感じで整備されておりまして、すごいです。
笠取小屋からしばらくは、こんな感じで整備されておりまして、すごいです。
小さな分水嶺は、ここです。危うく、スルーするところでした。
小さな分水嶺は、ここです。危うく、スルーするところでした。
小さな分水嶺
多摩川、富士川
小さな分水嶺
多摩川、富士川
富士川、荒川
荒川、多摩川
笠取山、えー、これ登るの?疲れているから、きつ!
3
笠取山、えー、これ登るの?疲れているから、きつ!
先程登った倉掛山
先程登った倉掛山
笠取山三帳票
でも、本当の山頂は、先程の急坂を登った更に奥なんですよね。
でも、本当の山頂は、先程の急坂を登った更に奥なんですよね。
富士山も顔を出してくれ.....
富士山も顔を出してくれ.....
唐松尾山の登頂途中から振り向くと、奥北仙丈ヶ岳、国師ヶ岳
唐松尾山の登頂途中から振り向くと、奥北仙丈ヶ岳、国師ヶ岳
唐松尾山登頂
下りは、こんな感じの道になっていますので、要注意です。なかなか、見つからなかったりしますので
1
下りは、こんな感じの道になっていますので、要注意です。なかなか、見つからなかったりしますので
将監峠到着
将監小屋が見えてきました。将監小屋で小屋泊。私達を含めて、4名が宿泊。テントは、8張ぐらいだったかな?
将監小屋が見えてきました。将監小屋で小屋泊。私達を含めて、4名が宿泊。テントは、8張ぐらいだったかな?
翌朝、日の出の時間帯に出発。
翌朝、日の出の時間帯に出発。
お世話になりました。
お世話になりました。
機能とは打って変わっての空模様。奥北仙丈ヶ岳がきれいに見える。
1
機能とは打って変わっての空模様。奥北仙丈ヶ岳がきれいに見える。
龍喰などは巻いて、水源巡視道を歩きます。
それなりに崩壊しています。
龍喰などは巻いて、水源巡視道を歩きます。
それなりに崩壊しています。
飛龍山が近づいてきました。
飛龍山が近づいてきました。
大菩薩嶺と、富士山。
昨日の曇天が嘘のよう。今日は日の出とともに行動開始しているので、晴れていて嬉しいですが、昨日もこの天候だと暑くて死にそうだったでしょうね。
大菩薩嶺と、富士山。
昨日の曇天が嘘のよう。今日は日の出とともに行動開始しているので、晴れていて嬉しいですが、昨日もこの天候だと暑くて死にそうだったでしょうね。
途中シャクナゲが、まだ咲いていてくれました。
1
途中シャクナゲが、まだ咲いていてくれました。
禿岩到着。始めてきましたが、眺め最高。
大菩薩嶺も、こちら側から見ると、三頭山のようにも見える。いつも見ている奥多摩からの山容とは異なり、新鮮。
禿岩到着。始めてきましたが、眺め最高。
大菩薩嶺も、こちら側から見ると、三頭山のようにも見える。いつも見ている奥多摩からの山容とは異なり、新鮮。
西側の長めが特に素晴らしいですね。奥北仙丈ヶ岳、国師ヶ岳から甲武信ヶ岳に続く稜線が美しい。さらに、昨日歩いてきた、倉掛山からから松尾に続く稜線も明確にわかります。縦走はこの景観が好きなんですよね。
西側の長めが特に素晴らしいですね。奥北仙丈ヶ岳、国師ヶ岳から甲武信ヶ岳に続く稜線が美しい。さらに、昨日歩いてきた、倉掛山からから松尾に続く稜線も明確にわかります。縦走はこの景観が好きなんですよね。
東側は、前飛龍の露岩のほうが良いかな。
でも、三頭山、御前山、大岳山の奥多摩産座が連なる様子は、良いですね。
東側は、前飛龍の露岩のほうが良いかな。
でも、三頭山、御前山、大岳山の奥多摩産座が連なる様子は、良いですね。
連れは、前飛龍に足を伸ばしました。私は体力が持たなそうなので、前飛龍をパスして、一足先に飛龍山に登ります。
連れは、前飛龍に足を伸ばしました。私は体力が持たなそうなので、前飛龍をパスして、一足先に飛龍山に登ります。
飛龍権現の社......
地味すぎないかい?
飛龍権現の社......
地味すぎないかい?
飛龍山到着。
山梨百名山の山頂標
ここで、しばらく休んで、合流してから、雲取を目指します。
山梨百名山の山頂標
ここで、しばらく休んで、合流してから、雲取を目指します。
途中、こんなに素敵な場所が。きっと20年ぐらい前は、山小屋でもあったんじゃないかと。国土地理院の地図には、建物があったような印がついていますね。
途中、こんなに素敵な場所が。きっと20年ぐらい前は、山小屋でもあったんじゃないかと。国土地理院の地図には、建物があったような印がついていますね。
でもって、中間ふっとばして、雲取山到着!
避難小屋で、昼食を済ませました。大の字にねれたのは、最高でした。
でもって、中間ふっとばして、雲取山到着!
避難小屋で、昼食を済ませました。大の字にねれたのは、最高でした。
トンボいっぱい
山梨百名山の雲取山頂標
山梨百名山の雲取山頂標
さて下山しますか!
このときはわかっていませんでしたが、14:52のバスをのがすと、次は、16時代になってしまうのです。3時間で下山!
さて下山しますか!
このときはわかっていませんでしたが、14:52のバスをのがすと、次は、16時代になってしまうのです。3時間で下山!
ま、なんとなく小雲取。やっぱこれ山じゃないと思う。多摩百でいくつか山頂標撮れてないやつのひとつなので、写真撮影のために寄りました。
ま、なんとなく小雲取。やっぱこれ山じゃないと思う。多摩百でいくつか山頂標撮れてないやつのひとつなので、写真撮影のために寄りました。
鹿に遭遇
七ツ石山は巻いて、七ツ石小屋到着。途中水場があり、そこで生き返りました。
七ツ石山は巻いて、七ツ石小屋到着。途中水場があり、そこで生き返りました。
でもって、飛ばしまくって、一般道との合流ポイントまで来ました。間に合いそう。
でもって、飛ばしまくって、一般道との合流ポイントまで来ました。間に合いそう。
見事に間に合って、奥多摩駅に到着です。外科医は暑かったので、ガリガリ君をいただきました。この気温だと、ガリガリ君最高すぎ。
見事に間に合って、奥多摩駅に到着です。外科医は暑かったので、ガリガリ君をいただきました。この気温だと、ガリガリ君最高すぎ。

装備

個人装備
長袖シャツ Tシャツ タイツ ズボン 靴下 グローブ 防寒着 雨具 ゲイター 日よけ帽子 着替え ザック ザックカバー 昼ご飯 行動食 非常食 調理用食材 飲料 ガスカートリッジ コンロ コッヘル ヘッドランプ ファーストエイドキット 常備薬 日焼け止め ロールペーパー 保険証 サングラス タオル ツェルト ストック ナイフ カメラ ポール

感想

多摩川分水嶺を歩きたいと思って、源流域の南側を昨年歩きましたが、今年は、源流域の北側を柳沢峠から鴨沢まで歩いてみました。2泊しないと、厳しいな〜と思って、計画を立てていたのですが、やまともと、ご一緒させていただくことになり、彼の考えを聞くと、一泊で......とのこと。1日目がきつすぎる!と思ったものの、1泊で頑張ってきました。
今回の計画は、1日目は昭文社CTの0.8掛けで休憩無しで回らないと、日没一時間前に宿に入れないという、厳しいものです。なので、休憩時間は0.8から更に縮めた分になります。実質0.7倍。年甲斐もなく自分の限界に挑戦みたいな感じになりました。

柳沢峠への始発バスは、塩山駅8:30発なので、かなり遅め。7時台には出してもらえないんですかね。峠に近づくと、雨模様。到着後、トイレを済ませて、レイン装備に着替えたりと、予定を20分オーバーして出発となりました。ここから笠取山までは、あとは順調。アップダウンはありますが、急峻な部分も少なく、歩きやすいトレイルが続きます。雨も、1時間程度で完全に上がり、20分遅れも挽回して、倉掛山ではお昼ごはんを食べてもお釣りが来るほどタイムを縮めることができました。笠取小屋までは、至って順調。40分巻きで、到着。20分ほど水補給、休憩をして、スタートを切ったのですが、いや、笠取山の前に立つと、はー?という、絶望感というか、なんと行ったら良いのか、コレ登るの?と言いたくなるような急登。そこまで飛ばしてきた足には、堪えました。皆さんのレコを見ると、やる気をくじくとか、色々記載がありましたが、行ってみると、皆さんの記載されていることがよくわかりました。たかだか、120m登るだけなんですけどね。疲れていたので、CT1.0かかてしまい、さらに此処から先は岩が出て来るため、CTより若干早いぐらいのペースしか出せず、前半の貯金をあっという間に使い果たしてしまいました。やっぱり、10時間山行を全部、0.7-0.8で歩くのは、しんどいですね。唐松尾山は、多摩川源流域最高峰なんですが、景観が....。なんにも見えないので、実感がわかない。東側の木がなければ、実感できるんですけどね。無理か。
なお、将監小屋には35分遅れで到着。20分のスタート遅延を考えると、15分遅れ。休憩0の予定のところ、1時間以上確保できたことを考えると、まーまーの速度ですかね。

二日目、朝アルファ米で食事を済ませて、飛竜山を目指します。以外だったのは、道がそんなに良くないということ。登山道としては、普通だとも思うのですが、細かったり、岩越えたりが結構あるので、とばせません。細いところでは、足の置き場を考えないと、足場が崩れて、危うく滑落しそうになるパターンもあるんじゃないかと。ただ、所々で、木々が切れているところがあり、富士山や大菩薩嶺がきれいに見れます。歩いていてきつかったのは、やはり山上ダルミからの雲取山ですね。40%勾配ぐらいあるのかな?疲れている足には、堪えました。雲取山では、避難小屋に転がり込んで、すぐに大の字に、気持ちよかったですよ〜。少し休んでからお昼を済ませて、山頂で記念写真を...
あとは下るだけなんですが、ここで一つ問題が。水がギリギリ。七ツ石小屋で補給すれば、なんとかなるレベルでしたが、暑さで、クールダウンに使う水がなくなってしまったということです。仕方がない。バスも、14時台に二本あったはずで、それを逃すと16時台になる。ちょっと飛ばさないと、と思いつつ下り始めました。どんどん暑くなっていくのがわかります。キツさを感じていたところで、七ツ石山の水場が!頭から水を被り、復活。水もがぶ飲みです。七ツ石山でバスの時刻をチェック。1.5hで降りれれば、14時台のバスに乗れるようです。昭文社CTが2.2h程度。頑張れば行ける、ということでとばしました。ちょっと膝に疲労もたまりましたが、なんとかバス時刻の5分前には到着。増発便が来てくれたおかげで、奥多摩駅ゆったり座って、エアコンがガンガン効いている中で休ませていただきました。エアコンホント涼しい。

今回の山行は、体力的にハードでしたが、満足感はMAXとなりました。自分の限界レベルで歩けると、満足感が上がりますね。
なお、翌日膝の外側が傷んで、湿布張って養生していました。こんなの初めて。無理しすぎたかな?

お気に入りした人
拍手で応援
拍手した人
拍手
訪問者数:158人

コメント

まだコメントはありません
プロフィール画像
ニッ にっこり シュン エッ!? ん? フフッ げらげら むぅ べー はー しくしく カーッ ふんふん ウィンク これだっ! 車 カメラ 鉛筆 消しゴム ビール 若葉マーク 音符 ハートマーク 電球/アイデア 星 パソコン メール 電話 晴れ 曇り時々晴れ 曇り 雨 雪 温泉 木 花 山 おにぎり 汗 電車 お酒 急ぐ 富士山 ピース/チョキ パンチ happy01 angry despair sad wobbly think confident coldsweats01 coldsweats02 pout gawk lovely bleah wink happy02 bearing catface crying weep delicious smile shock up down shine flair annoy sleepy sign01 sweat01 sweat02 dash note notes spa kissmark heart01 heart02 heart03 heart04 bomb punch good rock scissors paper ear eye sun cloud rain snow thunder typhoon sprinkle wave night dog cat chick penguin fish horse pig aries taurus gemini cancer leo virgo libra scorpius sagittarius capricornus aquarius pisces heart spade diamond club pc mobilephone mail phoneto mailto faxto telephone loveletter memo xmas clover tulip apple bud maple cherryblossom id key sharp one two three four five six seven eight nine zero copyright tm r-mark dollar yen free search new ok secret danger upwardright downwardleft downwardright upwardleft signaler toilet restaurant wheelchair house building postoffice hospital bank atm hotel school fuji 24hours gasstation parking empty full smoking nosmoking run baseball golf tennis soccer ski basketball motorsports cafe bar beer fastfood boutique hairsalon karaoke movie music art drama ticket camera bag book ribbon present birthday cake wine bread riceball japanesetea bottle noodle tv cd foot shoe t-shirt rouge ring crown bell slate clock newmoon moon1 moon2 moon3 train subway bullettrain car rvcar bus ship airplane bicycle yacht

コメントを書く

ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。
ヤマレコにユーザ登録する

この記録に関連する登山ルート

この場所を通る登山ルートは、まだ登録されていません。

ルートを登録する

この記録で登った山/行った場所

関連する山の用語

この記録は登山者向けのシステム ヤマレコ の記録です。
どなたでも、記録を簡単に残して整理できます。ぜひご利用ください!
詳しくはこちら