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記録ID: 572605
全員に公開
ハイキング
奥多摩・高尾

高尾山ー景信山ー陣馬山ー藤野駅(徹夜ハイク)

2015年01月10日(土) [日帰り]
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GPS
--:--
距離
20.8km
登り
1,277m
下り
1,239m

コースタイム

0:00  高尾山口駅
0:05  ロープウェイ高尾山口
0:10  6号路ー病院分岐
0:15  びわ滝
0:35  大山橋
0:50  6号路ー稲荷山コース分岐(6号路の沢道分岐)
1:05  高尾山頂
1:20  もみじ台
1:40  一丁平
2:00  城山
2:30  小仏峠
3:00  景信山
4:00  堂所山分岐(陣馬山側)
4:10  底沢峠
4:20  明王峠
4:30  奈良子峠
5:05  栃谷尾根分岐
5:10  陣馬山頂
5:20  陣馬山一の尾根下山開始
6:33  ふじの北小バス停分岐
6:40  上沢井ー落合分岐
7:00  NTTドコモ送信塔
7:20  登山口近道入り口(今回は利用せず)
7:25  一の尾根ー栃谷コース分岐(登山道入り口)
7:45  トンネル
7:50  藤野駅
天候 快晴
過去天気図(気象庁) 2015年01月の天気図
アクセス
利用交通機関:
電車
取り付きは京王線高尾山口
下山後は中央線藤野駅
陣馬山登山口-藤野駅までバス便があります。歩いても30分足らずです。
コース状況/
危険箇所等
快適なハイキングコースです。夜間の場合は標識の見落としに注意が必要です。陣馬山の一の尾根コースの入り口は馬の彫刻の裏側

高尾山6号自然観察路は途中少しだけ沢を歩きます。飛び石がありますが凍っている場合があります。水量が少ないので、防水の効いた靴ならば飛び石に乗らないのも手です。
高尾山口に到着。日中はハイカーでにぎわうこの駅も終電間際で降りるひとはほとんどいない。今夜は私ひとりだった。

目下駅のトイレは改装中。多機能トイレは使用可能。
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高尾山口に到着。日中はハイカーでにぎわうこの駅も終電間際で降りるひとはほとんどいない。今夜は私ひとりだった。

目下駅のトイレは改装中。多機能トイレは使用可能。
清滝駅の脇を抜け、びわ滝コースを歩いた。びわ滝まではところどころ該当もあるという親切さ。もっとも街頭の感覚がそこそこあるのでヘッドランプは必須。びわ滝(一応この写真はびわ滝を取ったつもり)を過ぎると本格的に登山道になる。
清滝駅の脇を抜け、びわ滝コースを歩いた。びわ滝まではところどころ該当もあるという親切さ。もっとも街頭の感覚がそこそこあるのでヘッドランプは必須。びわ滝(一応この写真はびわ滝を取ったつもり)を過ぎると本格的に登山道になる。
大山橋を通過。木陰は真っ暗だったが、月明かりが強く、木のないところはヘッドランプなしでも歩けるくらいであった。
大山橋を通過。木陰は真っ暗だったが、月明かりが強く、木のないところはヘッドランプなしでも歩けるくらいであった。
6号路はおおむね踏み固められたハイキング道だが、少しだけ沢の中を飛び石伝いに歩く箇所があった。ハイキング道から外れる道が正規のルートだが、道沿いに稲荷山コースへ合流しがち。ここは写真の標識に従って直進した。樹木の切れた箇所では川面につきが移って美しい場所もちらほらあった。なおこの沢の水量は少ないので、登山靴を履く限りは濡れの心配は少ない。
6号路はおおむね踏み固められたハイキング道だが、少しだけ沢の中を飛び石伝いに歩く箇所があった。ハイキング道から外れる道が正規のルートだが、道沿いに稲荷山コースへ合流しがち。ここは写真の標識に従って直進した。樹木の切れた箇所では川面につきが移って美しい場所もちらほらあった。なおこの沢の水量は少ないので、登山靴を履く限りは濡れの心配は少ない。
高尾山頂から東京方面の夜景を見る。さあここからは裏高尾登山道だ。
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高尾山頂から東京方面の夜景を見る。さあここからは裏高尾登山道だ。
一丁平では展望台で裏丹沢のシルエット、そして月明かりにぼんやりと白く浮かぶ夜富士を堪能した。そして富士の上空には巨大なオリオン座が張り付いていた。
 一丁平の説明ではヤマザクラが美しいとあったが、なるほど、ここを過ぎるとヤマザクラの巨木が並んでいた。もちろん今は枯れ木だが、脳内風景で枯れ木に花を咲かせながら縦走を続けた。
一丁平では展望台で裏丹沢のシルエット、そして月明かりにぼんやりと白く浮かぶ夜富士を堪能した。そして富士の上空には巨大なオリオン座が張り付いていた。
 一丁平の説明ではヤマザクラが美しいとあったが、なるほど、ここを過ぎるとヤマザクラの巨木が並んでいた。もちろん今は枯れ木だが、脳内風景で枯れ木に花を咲かせながら縦走を続けた。
城山を通過。広くて次の標識をサヶすのに若干の時間を要した。
城山を通過。広くて次の標識をサヶすのに若干の時間を要した。
小仏峠のへの道では、枝道に入り込んでしまい、藪をこぎそうになったので引き返した。なお地図によるとこの枝道は茶屋跡を巻いて直接峠へ降りるらしい。
小仏峠のかわいい狸も、真夜中では妖怪っぽい。
小仏峠を過ぎると若干の岩っぽい急登などを経て景信山へ。高尾山以来2度目の夜景を堪能した。
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小仏峠のへの道では、枝道に入り込んでしまい、藪をこぎそうになったので引き返した。なお地図によるとこの枝道は茶屋跡を巻いて直接峠へ降りるらしい。
小仏峠のかわいい狸も、真夜中では妖怪っぽい。
小仏峠を過ぎると若干の岩っぽい急登などを経て景信山へ。高尾山以来2度目の夜景を堪能した。
景信山を過ぎると尾根伝いに陣馬山へ進む。先回通った堂所山は今回は巻いていくことにした。
景信山を過ぎると尾根伝いに陣馬山へ進む。先回通った堂所山は今回は巻いていくことにした。
底沢峠を通過。何度見てもこの標識はどん底っぽい。
底沢峠を通過。何度見てもこの標識はどん底っぽい。
奈良子峠
明王峠の標識はローマ字表記。
明王峠の標識はローマ字表記。
栃谷分岐、そのうちこのコースも通る予定。
栃谷分岐、そのうちこのコースも通る予定。
陣馬山頂到着。富士見者茶屋の向こうに夜富士が見えるが、天候の変化があったのか、一丁平からのほうが迫力があった。今回はお決まりのお馬様の写真は省略した。一の尾根コースの標識はこの山頂標識のそばにある。
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陣馬山頂到着。富士見者茶屋の向こうに夜富士が見えるが、天候の変化があったのか、一丁平からのほうが迫力があった。今回はお決まりのお馬様の写真は省略した。一の尾根コースの標識はこの山頂標識のそばにある。
一の尾根は快適なハイキングコースだが、やや単調で物足りなさも感じられる。ふじの北小バス停分岐を過ぎると遠くに人里の気配を感じはじめる。
一の尾根は快適なハイキングコースだが、やや単調で物足りなさも感じられる。ふじの北小バス停分岐を過ぎると遠くに人里の気配を感じはじめる。
上沢井・落合分岐まで来るとあたりが明るくなり始めた。
上沢井・落合分岐まで来るとあたりが明るくなり始めた。
夜が明けると、落ち葉と枯れ木の美しいハイキングコースが目に入る。
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夜が明けると、落ち葉と枯れ木の美しいハイキングコースが目に入る。
登山道を過ぎて落合集落に入ったころ、裏丹沢のモルゲンで出迎えられた。
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登山道を過ぎて落合集落に入ったころ、裏丹沢のモルゲンで出迎えられた。
バス道理への合流点には写真のような看板がある。あと30分足らずで駅に到着だ。葉を落とした針山のようになった冬の広葉樹林を楽しみながら駅へと急いだ。
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バス道理への合流点には写真のような看板がある。あと30分足らずで駅に到着だ。葉を落とした針山のようになった冬の広葉樹林を楽しみながら駅へと急いだ。
トンネルを抜けるとすぐに中央線の踏切があり、踏切を越えて右へ曲がれば藤野駅だ。
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トンネルを抜けるとすぐに中央線の踏切があり、踏切を越えて右へ曲がれば藤野駅だ。
富士の駅では待ち時間ほとんどなしで東京方面の列車に乗ることができた。車窓からの山の景色を眺めながら、今回の夜の山旅を思い返した。
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富士の駅では待ち時間ほとんどなしで東京方面の列車に乗ることができた。車窓からの山の景色を眺めながら、今回の夜の山旅を思い返した。

装備

備考 ヘッドランプは必須です(夜間なので当然ですね)。
目だし帽(バラクラバ)は顔の防寒に便利です。
アイゼンは不要ですが、万一のアイスバーン対策に簡単な滑り止めを持つといいと思います。

感想

登山道でヘッドランプを消すと、視界が闇に閉ざされるのではなく、月明かりによって目の前全体の景色がくっきりと浮かび上がる。注意深く一歩ずつ歩くごとに自分の性能が向上していくように感じる。

登山道わきの沢に月が映っているのが見える。

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