剱岳 早月尾根から早月小屋一泊ピストン 劔にはストーリーがあった！

2023年07月21日(金) ~ 2023年07月22日(土)

• GPS: 07:32
• 距離: 5.3km
• 登り: 1,589m
• 下り: 101m

コースタイム

1日目

• 山行: 2:54
• 休憩: 0:00
• 合計: 2:54

距離 2.8km 登り 751m 下り 1m

6:53 スタート地点
7:56 7:56 松尾平
9:47 宿泊地

2日目

• 山行: 3:57
• 休憩: 0:41
• 合計: 4:38

距離 2.5km 登り 838m 下り 119m

3:53 早月小屋
5:31 5:37 標高2600m標識
6:44 6:50 標高2800m標識
7:37 7:39 カニのハサミ
8:00 8:17 剱岳
8:20 8:31 カニのハサミ
8:31 ゴール地点

天候

一日目登り、霧、曇り。2日目登頂、下山、晴天。

アクセス

利用交通機関：

自家用車

前日、馬場島荘に一泊したので、そこの駐車場に置かせてもらった。

コース状況／危険箇所等

早月尾根で、早月小屋に一泊し、ピストンで下山。危険箇所なし。

その他周辺情報

登山前日、馬場島荘に一泊。翌々日、山頂から馬場島登山口までの下山が9時間もかかり、大変暑く疲れ果て、その日に帰宅は無理と判断し、空きがあったので馬場島荘にまた一泊。

写真

7/21 6:54

AM７時出発　馬場島登山口付近　キャンプ場有り　

7/21 6:55

7/21 6:55

石の案内板　向かって右側に景色が反射していた

7/21 6:59

400人程の亡くなられた登山者が、祀られているとのこと。

7/21 7:01

早月尾根登山道　入口に来た。

7/21 7:18

この年季の入った大きな木が、これからの森林尾根を想像させる。

7/21 7:46

馬場島登山口から1.0km来た。標高1000m。この標識は、200m毎に立っているらしい。馬場島荘のご主人から聞いた。

7/21 8:00

茂みの中を、ゆっくり歩く。

7/21 8:14

晴天だった。

7/21 8:18

急登になってきた。

7/21 8:36

標高1200m。

7/21 8:40

ずっーと森林の中をひたすら登る。

7/21 8:46

青いムカデが横断していた！

7/21 8:48

日を浴びて綺麗なコケだった。

7/21 8:51

アジサイが今、見頃だった。

7/21 8:53

小さくてカワイイ！

7/21 8:56

これもツーショット。

7/21 9:01

大きな木。

7/21 9:04

7/21 9:11

7/21 9:12

景色が和ませてくれた。

7/21 9:25

7/21 9:25

標高1400m。

7/21 9:32

ミノムシ？上からぶら下がってヘルメッに降りてきた。

7/21 10:00

ジブリの世界のようだ。

7/21 10:01

標高1600m。

7/21 10:28

7/21 10:29

ガスってきた。お陰で涼しい。

7/21 10:33

7/21 10:38

7/21 10:53

標高1800m。

7/21 11:02

7/21 11:02

なんかいい光景だった！

7/21 11:03

紅白でお出迎え。

7/21 11:07

7/21 11:23

山、とだけは読めた。

7/21 12:01

キレイなビンクのシャクナゲ。

7/21 12:09

標高2000m。登山から5時間、林の中、急登をひたすら登り続ける。

7/21 12:22

幻想的！

7/21 12:24

7/21 12:24

7/21 12:25

7/21 12:26

神秘的な池が現れた！山椒魚がいそうだった。ここで出会った人から、山椒魚は両生類だから、そのうち息をしに水面に出てくると聞き、待っていたが出てくる気配は無かった。

7/21 12:31

2つ目の池。

7/21 12:45

ここからハシゴが増えてくる。

7/21 12:49

7/21 12:56

滑らないでいけた。

7/21 13:02

ちよっと広い丘になった。

7/21 13:07

登山口から６時間にして、早月小屋が見えた！　汗びっしょり。でも霧のシャワーがあったり、仲間一人と話しながら、ゆっくり登ったので、又、初日だったのでまだ体力があり、そんなにキツくは無かった。　〜が、帰が・・・。

7/21 13:09

キレイなピンク。

7/21 13:10

PM13時　早月小屋に到着。

7/21 13:37

馬場島荘で注文したお昼を食べた。鱒寿司小分け4個とお茶。さすが富山県の名物だけあって美味。
左のオレンジジュースはこの早月小屋で、二本1000円で購入。

7/21 16:55

早月小屋の夕食、美味しかった！お味噌汁、美味しく、鯖の味噌煮はご飯が進んだが、最初のご飯茶碗に盛られたご飯の量がとても少なく、すぐお代りした。ご飯・お味噌汁、おかわり自由。

7/21 18:30

7/21 20:06

早月小屋二階の部屋窓から、月と星も見えた。

7/22 3:10

翌朝、3時起床。下界の灯りだ。

7/22 4:08

AM4時 早月小屋を出発！薄っすら明るくなってきた。

7/22 4:26

7/22 4:36

目が覚める紫色。

7/22 4:41

標高、2400m。あっ、2200mを撮り忘れた！

7/22 4:41

そろそろ日の出。薄っすらキレイな朝焼。清々しい。

7/22 4:44

7/22 4:51

剱岳の方かな？

7/22 4:59

地平線が薄っすら朝焼。日の出、ご来光は見えなかった。

7/22 5:07

シャクナゲと険しい山々。

7/22 5:09

険しそうな崖、ちょっとビビる。

7/22 5:09

岩肌にある赤い印を辿って登っていたが、途中から、登りやすそうな印の無い方へ行ってしまい、その内、足をかけられる所が無くなってしまい、ちょっと下にずり落ちてしまった。上から、そこではないと言われ軌道修正できたが、怖かった！

7/22 5:18

遅い御来光！

7/22 5:28

標高2600m。剱岳まで1.6km,

7/22 5:31

写真より実際はなだらか。登りなのでアイゼンをつけなくでも、滑らなかった。

7/22 5:38

7/22 5:40

7/22 5:49

ユリと山。

7/22 5:49

ヤマユリ？標高の高くなった所に咲いていた。

7/22 5:50

いい天気になりそうで良かった。

7/22 5:51

こんな標高の高い所に手前、タンポポが種をつけて健気に咲いていた。

7/22 5:54

7/22 6:06

7/22 6:17

高い所まで来た。

7/22 6:30

7/22 6:43

標高2800m。あと700m。ちょっと緊張してきた！

7/22 6:44

あの奥の山、剱岳？

7/22 7:13

花の名前忘れてしまったが、珍しい花らしい。

7/22 7:13

7/22 7:33

左は剱沢。右は剱頂上。憧れの剱岳に近づき、涙が出そうになった！

7/22 7:35

標識、左は登って来た早月。右は頂上。ここを右側に降りていくと、別山尾根。早月尾根下山時、別山に降りる登山者が、ここを間違えて早月方面に行ってしまい慌てて引き返している人がいた。早目に気付いて良かった。頂上まであと少し。

7/22 7:35

この標識、年代を感じる。赤い毛糸の編み物に注目！

7/22 7:49

AM7時45分　頂上到着。遂に憧れの剱岳登頂！無事の感謝と下山祈願を込めてお賽銭を入れる。写真を撮らないと、という頭が先に立って涙は出なかった！　また同じ赤い毛糸の編み物が付いていて、何の意味だろう？可愛いアクセント！

7/22 7:55

頂上の北側に注意書きあり。「北方稜線、この先キケン　一般登山者は入らないでください」

7/22 7:55

中央少し下に「三角点」があった。馬場島荘のご主人が山のガイドをされていた頃「剱岳 点の記」という映画の撮影が来ていて、その山ガイドを努めたという。浅田次郎/著の明治末期、軍からの命令で剱岳の高さを図るため測量士と案内人が、前人未到の剱岳を登頂するという実話に基づいた物語。この三角点を築いたと思うと、感慨深い！

7/22 7:56

標識「キケン　通行止め」

7/22 7:59

早月小屋から4時間、登頂出来てホットした。
別山尾根（行ったことはないが）のような険しい岩場が無く、本当に良かった！

7/22 8:06

眼前に大パノラマ。

7/22 8:06

頂上は15人ぐらいいて、ちょっと混んでいた。別山尾根から来た登山者たちはハイテンションで写真を撮っていた。

7/22 8:07

AM8時 下山開始！丁度人がいない時に撮影できた

7/22 8:08

いざ下山！

7/22 8:17

頂上から少し降りた所に「結婚記念碑」があった。「剱岳山頂にて結ばれる ２人に幸あれ 1978年10月19日」今は70歳ぐらいのご夫婦か？ステキ！！

7/22 8:25

「早月尾根は真っ直ぐ」と赤いペンキで表示されていた。左からは別山尾根からの登山者。

7/22 9:10

7/22 9:15

7/22 9:15

7/22 9:25

7/22 9:27

7/22 9:29

7/22 9:40

岩がゴツゴツしている。ここを下りた。

7/22 9:45

２番目に恐かった箇所。岸壁から太いボルトが一本横に出ていて、そこを踏んで渡る。鎖を両手で持って、下を見ないで足元だけを見て渡れば、大丈夫。

7/22 10:16

ここを登って、降りる。

7/22 10:45

下り雪渓。アイゼンは面倒立ったので付けなかった。ちょっとすべりそうになった。他の登山者も付けていなかった。

7/22 11:06

7/22 11:12

7/22 11:17

ここの登り、降りが一番恐かったので後ろを振り返り撮った！

7/22 11:46

7/22 11:59

PM12時 あと少しで、早月小屋。

7/22 13:22

PM13時　早月小屋での朝ご飯をお弁当に代えてもらい、小屋でお昼を食べた。太巻きとおいなりさん、美味しかった。頭痛があったが、薬を飲み治ったので、早月小屋を後にした。

7/22 13:45

ギンリョウソウ（銀竜草）。花びらが竜の顔をしていることが名の由来らしい。早月小屋から１時間弱下山した所に、隠れるように咲いていた！

7/22 14:32

7/22 14:52

毒キノコ。

7/22 15:47

7/22 15:54

暑さと疲れで、体力限界。

7/22 16:23

急な下り坂。

7/22 17:44

PM17時45分 やっと馬場島登山口に到着。今日剱岳頂上から早月小屋まで4時間。早月小屋から馬場島登山口まで5時間。下山9時間。超キツかった！早月尾根からの登山を敬遠する人の意味が納得。日帰りピストンしている人たちがいたが超人だ。

ヤマレコのスマホ操作を誤ってしまい、又途中携帯の充電が無くなり、通しで山行履歴を残せず、失敗してしまいました。コースタイム等も測れなく、中途半端な記録になり、お見苦しいものに。すみませんでした。一泊した山行の初めてのヤマレコだったので、準備・学習不足で迂闊でした。休み休み、速さはゆっくり登りました。

撮影機器：

Pixel 6a Google

感想

はる

百名山の最難関をなるべく早く踏破したく、昨年から槍ヶ岳・幌尻岳、今年は皇海山、そして今回の剱岳と登ってきました。
私は岩登りがビビリで、昨年槍ヶ岳登頂では涙が出て、その時頂上で出合った方が、剱のTシャツを着ていらっしゃって、劔の話になり「剱はこの槍の岩登りの３倍体力必要だよ！」と言われ、その着ているTシャツは岩登りのキツくない早月尾根登山口方面の上市市中央店ﾌｧﾐﾏで買ったもので、早月尾根から登れば大丈夫と教えてくれました。

１年後、私は早速そのﾌｧﾐﾏでTシャツを買い、それを着て今回、登頂しました。この私のヤマレコは見ないと思いますが、一応、この場を借りてそのお兄さんにヤマレコを通してお伝えします。「言われた通りTシャツを買い、剱岳 早月尾根から無事登頂・下山できました！有難うざいました。」

*山行記録が失敗してしまいました。お見苦しい、中途半端なものになってしまい、すみませんでした。ヤマレコ操作ミス、又携帯充電が途中で無くなり、履歴ができませんでした。準備・学習不足で迂闊でした。参考にならず申し訳ありません。写真で時間を見てご確認ください。歩く速さは、ゆっくりでした。