天然クーラーの畦ヶ丸(反時計回り)
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- GPS
- 06:37
- 距離
- 11.1km
- 登り
- 981m
- 下り
- 1,061m
コースタイム
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2023年07月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
G 大滝橋BS (新松田駅←→西丹沢ビジターセンター線 富士急湘南バス Suica可) ★谷峨駅から乗車しても余裕で座れた。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
よく歩かれていて危険個所はない。ただ、以下に留意した。 ・登りの前半の沢をいくルートはそもそも踏み跡がないので、ルートを見極める必要あり(ただどこを歩いても良いとも言え、この日は水量が少なかったので、丸太橋を無視した渡渉も容易だった)。 ・下りの後半の沢沿いの山道は、手当はされているが崩落個所が数か所ある。 |
写真
感想
1週間前は標高1500mの志賀高原でも暑かった。標高2000mはいかないとダメだなあと、日帰りできる山を探すが、そうありはせず、泊りがけの北アルプスを計画するしかないが、混みそうだしなあ、とつらつら考えていた。
折しも関東の梅雨明け宣言が出た土曜日。日曜は雨模様の予報だったのに、一斉に晴れ予報となった。土曜も暑かったが、心なしか、風は爽やかだった。これなら丹沢でも涼しいかもしれない。
夏の丹沢と言えば、畦ヶ丸だ。8年ぶりに行ってみるか。暑さは覚悟の上なので、8年前の8月と全く同じコースにし、いつも3本の水筒を倍増した。
予想に反して、畦ヶ丸は終始、涼しかった。登山口の標高は、550mだからせいぜいマイナス1℃。しかし、このコースは登りの始めから半分まで渓流沿いなので、マイナス5℃はいく。そして、後半、渓流を離れると、山頂までブナ林が続く。これでマイナス3℃。森の中も、気持ちの良い風が吹く。これらを天然クーラーと言わずして何と言おう。水筒も半分は残した。
8年前と言えば、高校のワンゲル以来、ウン十年にわたり山から離れ、登山を再開したごく初期の頃だ。全くの初心者と言って良い。
切れ切れの記憶を辿ると、丸太橋を嫌って無理に渡渉したこと、沢登りなぞしたことないので水に浸からなくてよいとはいえ沢を登るのに苦労したこと、崩壊地を恐々と下ったこと等々、なんだか、全く進歩がないことに気付かされた。
同じと言えば、意外に簡単に登れたので、体力もそうは落ちてなさそうだったのは、うれしい収穫だった。
変わったことと言えば、少しは樹や花のことを知ったことかな。ここのブナ林はこんなに立派だったけ、と嬉しくもあった。もっとも、それは、コロナの2年半の間、登山を中断して他にやることがなくて、近所の森(高麗山)の樹々を観察したためなのだが。
今回、登って降りるという登山そのものを楽しめたと思う。危険はないが、気を抜けないことも、このコースのよさだろう。しかし、そのためか、あまり馴染みのなかった渓畔林をもっとよく見ればよかったとも思う。いくつか宿題も残したので、この山は、何度も行ってみたいと思う。なにせ近いのだし。
そして、あの場所があれば猛暑も大歓迎!
私も、近いうち、本棚に初心者さんを案内しようと計画しています。
本棚に1時間もいればぶるぶる震えるほどの寒さに!
毎年、本棚に行ったり、大滝沢で泳いだりしています♪
近くにお住まいだなんて、ほんとに羨ましい!!
初心者さんには、せっかくだからぜひブナ林まで案内してあげてください。眺望がないので、一般受けはしないだろうけど、きっと登山にはまるんではないでしょうか。
思い返すと、8年前に再開したとき、たまたまそれが真夏だったので、早速このコースを歩いて、そのお陰で完全にはまってしまったような気がします。
ただ、ルートに怪しいところがあるので、完全な初心者向けではないのかな。でも、たんぽりんさんが先導してあげれば大丈夫でしょう。
新緑、夏、紅葉、冬枯れと歩きましたが、どの季節も良かったです。
たしかに、ルートは怪しいところありますよね。
いつも、畦ヶ丸を何度も登ってる友人と一緒に行っているので、一人で初心者さんを案内するとなると、不安はありますが、連れて行ってあげられるよう計画したいと思います。
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