燕岳〜常念岳を縦走
![情報量の目安: S](https://yamareco.info/themes/bootstrap3/img/detail_level_S2.png)
![都道府県](/modules/yamainfo/images/icon_japan_white.png)
![](https://yamareco.info/include/imgresize.php?maxsize=90&crop=1&fname=%2Fuploads%2Fypaa6e1e11cdc85c4.jpg)
- GPS
- 24:54
- 距離
- 24.0km
- 登り
- 2,329m
- 下り
- 2,533m
コースタイム
- 山行
- 5:14
- 休憩
- 3:35
- 合計
- 8:49
- 山行
- 10:11
- 休憩
- 1:22
- 合計
- 11:33
天候 | 晴れ後曇り |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2023年07月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
普通の登山道で整備されている |
その他周辺情報 | 下山後はしゃくなげの湯で入浴 |
写真
装備
個人装備 |
雨具
昼ご飯
非常食
地図(地形図)
コンパス
笛
計画書
ヘッドランプ
予備電池
GPS
筆記用具
ファーストエイドキット
保険証
携帯
時計
ツェルト
カメラ
ストック
着替え
|
---|---|
共同装備 |
無し
|
感想
7月17日
一昨年、昨年とも雨天中止になり三度目の正直での燕岳〜常念岳縦走で、2006年5月以来17年ぶりです。
午前4時半前に穂高駅の登山者用駐車場に到着した時は3連休の最終日で満車状態。かろうじて1台(?)残っていたスペ-スに駐車出来、最も心配していた第一関門クリア-です。準備後穂高駅まで行くと、臨時便の4時40分の最後の便が待っており早速乗り込みます。途中の停留所からの登山客を乗せて結局満車状態で中房温泉に到着。
3連休の最終日にも関わらずすごい登山者です。午後から雲が出るとの天気予報ですが今は快晴です。今日は燕山荘までですので大勢の登山者に追い抜かれながらゆっくりと第一〜第三ベンチで休みながら登ります。富士見ベンチでは名前の通り雲に覆われかけた富士山、北岳、八ヶ岳連峰が望めますが、あと何年かすると木が成長して「(不)富士見ベンチ」になりそうです。
合戦小屋も大勢の登山者で賑わっており、我々も名物冷やしスイカ(¥500)を食して熱くなった体を冷やします。合戦沢ノ頭まで登ってくると展望が開けて来ますが、生憎安曇野から雲が上がって来て東側は雲に覆われて来ます。此の辺りから道端に花が現れて来て、Yさんに名前を教えてもらい写真を撮りながらの登行ですので益々スピ-ドダウンしながら燕山荘への稜線まで登り着きます。
登り着いた稜線からは槍ヶ岳〜裏銀座の峰々が夏空の下に広がっており、この景色を見るだけで今までの疲れは吹っ飛んでしまいます。足下の砂礫地にはコマクサの群落ですが、残念ながら最盛期を過ぎています。
燕山荘でゆっくりうどんを食べて燕岳を往復します。夕方になり後立山の峰々が見えるようにはなりましたが東側の展望は無いままに陽が落ちます。
7月18日
午前3時半頃起床し小屋の外に出ると冬から春の星座が見えているはずですが空は薄雲に覆われてはっきり見えませんが、天気予報通り午前中は良い天気の様です。午前5時からの朝食を終えて出発。
槍ヶ岳を見ながら進みますが、昨日と同様、大天井岳方面へ縦走する登山者が次々と抜かしていきます。道は稜線の西側を通っており裏銀座方面の峰々ははっきりと眺められますが時々稜線を乗り越して東側を歩く時には既に昨日よりも早く雲が沸き上がって来て展望は有りませんが日陰の無い稜線の直射日光が堪えます。
大天荘に登り付き広場のベンチで一息ついてから大天井岳へ空身で向かいます。今日は3連休明けの平日ですので山頂は昨日の燕岳とは大違いで数名の方が思い思いに休憩されているだけです。東側は雲が湧き出していますが西側の穂高〜槍ヶ岳〜裏銀座〜後立山の峰々は少し雲が掛かってはいますがはっきりと展望が有り、全員大満足。集合写真を撮って頂いて後半の行程に掛かります。
正午頃から天気予報通り徐々に悪くなりますが、直射日光に曝されないので随分楽です。明日は朝から雨天予報ですので疲れてはいますが、今日のうちに常念岳に登っておきたいとの希望ですので常念小屋に到着後、水と行動食、雨具を持って常念岳の登りに掛かりますが、疲れている上に急登ですのでなかなか厳しい登りです。
やっと辿り着いた狭い山頂で少し雲が掛かった穂高岳を背景に集合写真を撮って頂き下山に掛かります。常念小屋に下り5時半からの夕食は昨夜と同じハンバ-グ定食ですが、本日の頑張りを祝して乾杯。
7月19日
起床後、小屋の外に出て見ると予報よりはかなり良い様子ですが、昨日のペースでは蝶ケ岳を経由して三股に下山後、帰宅するのはまず不可能なので常念乗越から一ノ沢に下山する事に変更し、タクシ-会社に下山場所と時間の変更を連絡し曇り空の下を下山に掛かります。10名程のツア-パーティ-がリーダ-の説明後軽装で山頂に向かって出発しています。
最終水場までは山腹のジグザグ道ですが、そこからは沢沿いの道になり道脇には色々な花が咲いており、分からない花は帰宅後調べるべく其の度に足を止めて写真を撮りながらゆっくり下ります。沢沿いの道は所々水が小川の様に流れている所も有り、滑らない様に慎重に下ります。
一ノ沢登山口にはタクシ-予約時間の20分前に到着し、暫く待ち予約したタクシ-に乗り穂高駅の登山者用駐車場に到着。止まっているのは数台でがらがらです。その後入浴の為にあずみ野ランドに行ったのですが、午後からの営業との事で、しゃくなげの湯に変更。入浴中に激しく雨が降って来ましたが、山も雨だったのでしょうか。
ゆっくりと入浴後昼食を食べて帰宅の途に就きます。3日間そこそこの良い天気で3年越しの山が無事に終了しお疲れ様でした。
いいねした人
コメントを書く
ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。ヤマレコにユーザ登録する