甲斐駒ヶ岳 アサヨ峰 北沢峠in 早川尾根経由 広河原out
- GPS
- 19:40
- 距離
- 20.4km
- 登り
- 2,146m
- 下り
- 2,663m
コースタイム
- 山行
- 7:38
- 休憩
- 1:05
- 合計
- 8:43
- 山行
- 8:30
- 休憩
- 2:16
- 合計
- 10:46
天候 | 快晴。 ただ、両日とも、甲斐駒ヶ岳山頂は10時頃には雲がかかる感じ。 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2023年07月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
アルペン号 復路 広河原から山梨交通バス |
コース状況/ 危険箇所等 |
良好。 |
予約できる山小屋 |
北沢峠 こもれび山荘
|
写真
感想
1日目
土曜日朝5時。アルペン号で戸台口着。
南アルプス林道バスには強烈な行列。難民の列車待ちレベル。
この瞬間、自分の心は砕けたガラス状態。🥺
北沢峠到着は最悪9時もありえると懸念。
あー、もう、今日は甲斐駒ムリゲーっぽい。行き先、仙丈ヶ岳に変えるかな?と思いつつ、念のため、ヤマレコで新たなプランを作成。
ただ、なんとか7時20分ごろの便に乗れた。運ちゃんは、いつもの漫談も控えめに飛ばす。乗客が皆んな殺気🔪だってる中で、言っちゃ悪いが、あのありがた迷惑で寒い漫談をやらかし、更に遅らせたら、身に危険が迫ることくらいは察したのかもしれない。北沢峠7時50分頃着。
ギリギリ間に合いそうなので、急ぎこもれび山荘の受付を済ませ、先を急ぐ。
だが、暑い。足は進まない。自分は、暑さにからきし弱い。かつ、数ヶ月続くオーバーワークに睡眠不足もある。
六方石(実は、真面目にずっと、六万石と勘違いしてました。💧)辺りで、ガスガスとなり、涼しくはなったけど、なんだろう、俺、何のために登ってるんだ?的な賢者モードに陥り、帰りたくなる。あの花崗岩の砂場チックでスリッピーなルートも、ガスガスだと彼岸の様で、気味が悪いし。
が、帰らぬ。「男には、無駄とわかっていても、やらねばならぬ時がある」と、原哲夫作品(いや、車田正美かも)の主人公の様な言葉を脳内に補充し、なんとか登頂。やはり、ガスガス。
以下、あるある。
降りてきたら、わりと山頂から雲が外れがち。特に、駒津峰にいた時には、綺麗に雲が消えていた。。。😣
なんか、辛いだけの1日だったけど、こもれび山荘の食事🍽️と居心地は最高だった。夕食のハンバーグは肉がみっちり詰まり、東京の変なレストランより遥かに美味い😋。
東京(厳密には埼玉)の某山荘で提供される、業務用スーパーで30円くらいで売ってそうなクソまずいハンバーグとは、別次元の食べ物と言えよう。
そして、こもれび山荘と言えば(自分的には)不二家ネクター。250ml缶になったのは残念だが、健在。
こもれび山荘に救われた1日。
2日目
これまた美味しい朝食を食し、出発。栗沢山へ。
約700m急登。着いたら、あまりの絶景に長居。
でも、1時間いるだけでも、空気が霞んでくるのがよくわかった。
次にアサヨ峰へ。
稜線上は、もう、かなり暑い。🥵
岩を触ってもヒヤッと感、皆無。
と言うわけで、ペースを意図的に落とす。岩岩で急な降りと登り返しも多いし。
アサヨ峰からは、早川尾根と広河原が眼下に見渡せる。先の長さを目の前に見せつけられた感じ。
その後は、早川尾根へ。
前半は、ルートの大半が稜線上。岩は触ると、明らかに熱い。アスファルトならともかく、自然の岩がここまで熱くなるとは知らなかった。当然の如くバテる。また、水が不安になってくる。
早川小屋の水場がどうなのかわからなかったし、後半は樹林帯も増えるので、しばしば昼寝で体力温存😴。1640までに広河原に着けば良いのだし、急ぐ意味もない。
早川小屋は、再オープンしていて、若い管理人さんは極めて感じヨシ。また、内装も改修されて、清潔感もあり好印象。水場もしっかり生きてます。
休憩しつつ、管理人さんに話を伺いましたが、色々と感心。
山小屋にも、本当に、なんか、こう、腐ってるというか、完全に既得権益感覚で経営していたり、利用者目線が完全に皆無なところもあるけど、こういう方がやってるなら、良い小屋に間違いない。次の機会には、是非、泊まってみたい。
その後は、広河原にむけ、ひたすら降り800m。
樹林帯をただただ降る、降りやすいルート。自分はマッタリと降りましたが、急げば75分くらいで降りられそう。
でも、このルート、登るのはかなり辛そう。。。
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