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Yamareco

記録ID: 5776115
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
甲斐駒・北岳

天気よし、眺めよし、雷鳥との遭遇あり南アルプスの女王 仙丈ヶ岳ピークハント

2023年07月30日(日) [日帰り]
 - 拍手
ohto その他7人
体力度
3
日帰りが可能
GPS
08:21
距離
11.5km
登り
1,299m
下り
1,273m
歩くペース
標準
0.91.0
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
6:25
休憩
1:51
合計
8:16
6:12
28
7:42
7:42
71
8:53
9:04
45
9:49
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27
10:16
11:22
9
11:31
11:32
5
11:37
11:47
23
12:11
12:11
9
12:20
12:31
6
12:37
12:38
8
12:46
12:46
23
13:09
13:21
42
14:03
14:03
28
14:31
天候 晴後曇り
過去天気図(気象庁) 2023年07月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
中央道 諏訪インターチェンジから一般道で仙流荘駐車場
コース状況/
危険箇所等
よく整備されております。山頂近くに鎖場数ヶ所ありますが、慎重に通過すれば問題なし
その他周辺情報 仙流荘日帰り湯600円、ボディ&リンスインシャンプー備え付けあり
予約できる山小屋
馬の背ヒュッテ
北沢峠 こもれび山荘

感想

地元のラン仲間8人で仙丈ヶ岳登山を決行した。
このためにとも言えるが、昨年、ピンで視察を兼ねて登っている。本音は仙流荘に宿泊したかったが、企画が急に立ち上がったので前日、車中泊の弾丸となった。地元を夜の10時に出発、現地入りが2時前に到着した。現地に向かう車中からの空模様で星が見えていたので気持ちがたかぶっていた。バスチケット売り場前を偵察したところ、すでに物での順番待ち行列が出来ていたため我々も真似た。2時間位仮眠する時間があったが、いつものように車中ではなかなか寝付くことが出来なかった。ほぼ睡眠時間0で登ることになりめちゃくちゃ身体が辛い。お陰様でチケットは20番目前後で購入でき、バス待ちの行列も同様の手段を取ったので2〜3台目のバスに乗れ想定した時間に乗れた。
昨年も感じたが、北沢峠までのバスはかなりスピードを出し怖さを感じた。ハンドルを切り損ねたら崖下なのでもう少し安全運転してほしい。

北沢峠に到着、前々日から南アルプス入りしていた仲間と合流し、いつものランチームの練習で行っている体操をしてから出発した。身体が眠っていたので、起こす意味でも、怪我防止のためにも有効だった。

登り始めはスローペースで後続者を先行させるなどしながら登る。他のパーティと休憩ポイントが違うためかで同じ人たちと抜きつ抜かれつしながら高度を上げていく。
直射日光が避けられる樹林帯を進んでいく、身体を動かすに連れ、汗も吹き出してくる。
ところどころで、小休止しながらメンバーが、上着を脱いでいく。最初の休憩地点の目処である2350m地点を過ぎ樹林帯の稜線に出たところで休憩を取る。複数人のメンバーと一緒だと、お互いに励まし合う言葉を掛け合える点や、感動を共有できる点でも意義深いし、有難く、楽しさも倍増する。
余談だが、思い思いで用意してきた行動食のおすそ分けが、なんとも言えないうれしさを感じる。前々日におすすめしていたヤマレコアプリとAR山ナビのアプリをメンバーが使ってくれていて、樹林帯のところどころで姿を見せる甲斐駒ヶ岳にむけて、山座同定を確かめてくれていたのは嬉しい。

仙丈ヶ岳が人気な百名山である理由は、言わずと知れた。登山口の北沢峠2030m付近まで高度を上げてくれるため、山頂が3033mとの高低差が約1000mである事が一番の理由だと思う。
しかしながら、高度を上げるにつれ空気の薄さを感じ高山病にならないか何人かのメンバーは恐れを抱いていたのも事実。我々は週一集まって以外とガチなラントレをしていることから、皆、一般人よりは体力もあり問題なく行けるだろうと思っていたので全く心配はしていなかった。
ところどころで見せる辛い顔も、森林限界を過ぎた地点の景色を見たら、きっと疲れも少しは吹っ飛び、息を呑む絶景に感動してくれるだろうと思っていたとおり、皆、足を止めて写真を取りまくっていた。
今回、ほぼ初めての登山で3000m級の山を体験するメンバーもいるが、過去、企画した塔ノ岳、赤岳も素晴らしい絶景だが、曲がりなりにも様々な山を登ってきている私も感動するこの絶景は大げさかもしれないが、人生感が変わりそうな体験だと思う。
元々、この瞬間をメンバーに味わってほしいと思って企画したことなのでメンバーの感動以上に嬉しい。

山の中腹あたりから、甲斐駒ヶ岳から鋸岳の稜線
遠くを望めば、北アルプスの槍ヶ岳のトンガリや
双耳峰の鹿島槍ヶ岳がくっきりと肉眼で確認できた。
そして、この仙丈ヶ岳からでしか見られないという、
富士山、北岳、間ノ岳日本の高い山ランキングで
1位、2位、3位の山が一つのファインダー内におさまるというこのロケーションは、山登りに向けた素敵なオプションです。

あと残すは?山頂にたどり着く前位に、出会えるか?どうか?の雷鳥さんとの遭遇。
昨年、運良く、親鳥と雛のパーティに遭遇することができたので、1年後の同じ週に今回来ているので、期待も膨らんでいました。
登っている最中に、行き交う人に雷鳥いました?
と聞くこともあるが、聞いてしまった際にいなかったと言われるとモチベーションが下がるので、聞かないようにしていたが、2800mだったか?付近ですれ違った元気そうな若い女性がいて、幸運の女神と思ったのか、思わず、雷鳥さんいました?と聞くと、いました!という回答を得た。どんな会話をしたか記憶が定かではないが、雛と一緒に? 出会えるといいですね?だったか?
エネルギーが回復して、そこからの足取りは、とても快調でした。

いました! いました! ほぼ昨年の地点から100mと、離れていないところでした。
何人もの人が、写真を取っているので、すぐにわかりました。

今回、メンバーのMMさんが雷鳥との出会いに強い思いがあった事もここを選んだ理由の一つだし、今回、初めて参加したメンバーにとっても、なかなか、またとない体験となるので、今回、遭遇出来た事はラッキーです。
そ〜っと近づき、雷鳥にむけて写真や動画を取りまくりました。雛が我々に近づいて来たので、より、大きな音を立てないように周囲の登山者にもシーッとゼスチャーを送り協力してもらいます。

1羽の雛が、小さな岩のほこら状の下に入って日陰に入って休んだときは、すごく、可愛かったし、心がほっこりとして最高に癒やされた瞬間でした。

メンバーに速攻で伝えて、雷鳥との出会いを共有出来て本当に良かったです。

あとは、山頂からのパノラマを満喫し、カップラーメンを食べるだけかと、頑張って登り、山頂に到着しました。

下山到着時間まで、天気も荒れることなく、安定していそうだったので、山頂では、かなり、長い時間を過ごしました。

全員で集合写真を取り、山頂の一番高いところにある石の上でみんな写真を取りまくりました。
お湯を沸かし、持参したカップラーメンを頂き、
限定者だけですが、ドリップコーヒーを飲んで
プライスレス、これ以上無いような至福の時を過ごすことが出来ました。

予定より遅れ気味でしたが、小屋経由での下山ルートで山を下りました。途中、1名古傷の足首捻挫を再発させてしまったので、テーピングで固定して無事に北沢峠に下山しました。
北沢峠では、すでに100人近くの下山者の列が出来ており、戸台口行きのバスがリターンするまでの間、バス停の番号札入りのベンチに座り、30分ほどの間コーラを飲みながら時間を潰しました。
メンバーの方、初めての百名山バッチを購入された方もいました。最初で最後の百名山バッチにならないように次も企画したいと思います。

ここまで、目を通して頂き有難う御座いました。

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