赤岳〜硫黄岳
- GPS
- 56:00
- 距離
- 20.2km
- 登り
- 1,752m
- 下り
- 1,755m
コースタイム
天候 | 1日 冬型 曇りのち晴れ 2日 冬型ゆるむ 晴れ 3日 高気圧張り出し 曇りのち晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2015年01月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
美濃戸までは4WDでないと厳しい |
コース状況/ 危険箇所等 |
美濃戸口駐車場横に登山ポスト。 赤岳まではしっかりトレースあり。 横岳登り〜硫黄岳はトレースがない部分もあるため、ルートファインディングが必要。 全行程アイゼンを使用。 赤岳〜横岳間は急斜を登行するアイゼン技術が必要。岩混じりの斜面や、高度感のあるトラバースもあるので、確実なアイゼンワークが求められるだろう。 |
写真
感想
1日目
美濃戸口に駐車し、遅めのスタート。
最初は林道を歩き、赤岳山荘からは登山道に入る。さすが八ヶ岳、トレースはばっちり踏み固められていて、ツボでもラッセルはなし。たっぷり雪をまとったタンネの森を歩いて行く。
薄暮、行者小屋に到着。水場もトイレもついていて、快適天場。1泊 1000円/人。
2日目
7時に天場を出発。上のほうはガスっているが、回復傾向。
赤岳までは文三郎道を行く。上部は鎖の掛かる岩場。多少高度感あり。
ひたすらアイゼンでガシガシ登るうちに、どんどんガスが飛んでいき、ピークでは快晴となる。中央アルプス、南アルプス、遠くは北アルプス、東に見えるのは奥秩父か。ここは甲斐、山国だ。ゆっくり山座同定したいが、稜線上は風が強く、すぐに歩きはじめる。
地蔵ノ頭から日ノ出岳までは急斜面のルンゼ。鉾岳は西から巻くが、高度感のあるトラバースとなる。この辺りからトレースが分かりにくくなり、何度かルートを探す。
右手から杣添尾根が合流すると、奥の院先の下りが一瞬細くなるほかは今までの険しい景色とは一転、広々とした硫黄岳が前方に開け、穏やかな稜線になる。アルペン的風景からたおやかな山並みまで、この変化の多さが八ヶ岳の人気の秘密だろう。
強風の大ダルミ付近を足早に過ぎ、屏風のように切り立った崖に驚きながら、硫黄岳へ。ここも風が強く写真を撮ってさっと下る。赤岩ノ頭への下りは広くて白い尾根。状況によっては雪崩は怖い。下り始めると風が弱まり、やっと赤岩ノ頭でゆっくり休む。その後は樹林内をジグザグひたすら下る。
赤岳鉱泉でアイスキャンデーを見学した後、行者小屋へ。夜は雪の降り積もる音を聞きながら酒を飲む。
3日目
本日は下るだけ。
朝のうちは曇っていたが、昼前には快晴となった。
林道は所々ショートカット可能。
振り返ると阿弥陀岳。青空の中、稜線には白く雪煙が舞い、神々しい美しさ。
蓼科で蕎麦を食べて、諏訪湖の片倉館でお風呂に入って帰宅。
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