南木曽岳(長野県木曽郡南木曽町)

2023年08月05日(土) [日帰り]

• GPS: 05:49
• 距離: 6.5km
• 登り: 806m
• 下り: 808m

コースタイム

日帰り

• 山行: 4:56
• 休憩: 0:51
• 合計: 5:47

6:50 南木曽岳山麓避難小屋
7:07 7:09 南木曽岳登山道入口
7:24 7:25 下山道分岐
7:27 7:29 金時ノ洞窟
7:39 7:45 金明水
8:48 8:55 かぶと岩
9:14 9:15 南木曽岳
9:15 9:16 見晴台
9:25 9:41 南木曽岳避難小屋
10:03 10:11 摩利支天
12:00 12:02 下山道分岐
12:17 12:26 南木曽岳登山道入口
12:39 12:39 南木曽岳山麓避難小屋
12:40 ゴール地点

天候

晴れていましたが、山頂付近では時折雲がかかっていました。
恵那山、御嶽山なども雲がかかって、山頂付近の稜線が見えませんでした…残念。

アクセス

利用交通機関：

自家用車

南木曽岳蘭駐車場まで自家用車で行きました。
国道256号から南木曽山麓蘭キャンプ場の看板に従って山道に入っていきます。
たまに離合ポイントはありますが、道幅はかなり狭いです。
途中からアスファルト舗装がコンクリートになり、路面も荒れてきます。車高の低い車は避けた方がいいと思います。

コース状況／危険箇所等

山頂付近は一部笹に覆われますが、迷うことはありません。
途中で登山道と下山道が分かれて、時計回りの一方通行となります。その分岐点までは比較的穏やかです。
分岐点からが本領発揮。木製の階段や梯子が連続します。きつい登りでは写真を撮る余裕がなくなるほどです。
下りも同じような傾斜の階段・梯子が連続し、一歩間違えば大怪我をする緊張が延々続きます。

その他周辺情報

国道19号方面には妻籠宿があり、下山後に観光するのもいいと思います。

写真

8/5 6:37

南木曽岳蘭駐車場。終点の手前で左に登る入口があります。こちらに停めました。
この日は6時35分時点で先客1台でした。

8/5 6:38

南木曽岳蘭駐車場から登山口までの道。登山口にも5台ほど車が停められます。
この日は6時40分時点で1台のみでした。

8/5 6:45

登山口にあるトイレ。
トイレットペーパーはありませんのでご注意を。

8/5 12:39

協力金200円をポストに入れました。他の方の投稿を読んで知っていたので、100円玉を準備してありました。

8/5 6:51

さぁ出発。右手が登山道です。

8/5 6:59

この花はキンミズヒキかな？

8/5 7:07

しばらく進むと斜面に取り付く道になります。

8/5 7:13

これから登る南木曽岳が遥か上方に見えています。あそこまで行くのか…

8/5 7:25

登山道と下山道の分岐。ここから木製の階段や梯子が始まります。

8/5 7:29

分岐後すぐに木製の梯子や階段が現れます。
どれもしっかりした作りで、腐って壊れる、という心配は少なさそうでした。

8/5 7:42

「渡り通路」のような箇所もありました。このくらいなら歩きやすくて有難いのですが…

8/5 8:12

階段、梯子の連続。
これだけのものを設計し、資材を調達し、現場まで運び、そこで組み立てて完成させ、さらにそれをメンテして維持していただいていることを考えると、もう感謝しかありません。

登りで唯一(だったと思う)視界が開けた場所から。
恵那山は山頂付近が雲の中でした。

8/5 8:50

ハクサンオミナエシ（白山女郎花）
黄色い花が鮮やかなオミナエシの仲間です。

8/5 8:55

山頂に近づいても梯子・階段は続きます。

8/5 8:57

リョウブかな？

8/5 8:59

ヘビイチゴ。
プチプチいちご。
動物が食べに来るのかな？

8/5 9:04

南木曽岳山頂。
他のかたの投稿にあった通り、突然到着しました。眺望はありません。

8/5 9:12

山頂近くの見晴台からの眺め。
大きな岩の上から見ています。足を滑らせたら30メートルは落っこちます。怖かった。

8/5 9:13

見晴台にあるお地蔵さん。「御岳見守り地蔵」だそうです。

8/5 9:17

ヒヨドリバナ。
花期は夏〜秋 8月〜11月 。

8/5 9:24

しばらく進むと避難小屋に着きます。

8/5 9:25

室内はきれいに整頓されていました。時計は止まっていましたが。

8/5 9:26

バイオトイレ。これは有難い設備です。利用させていただきました。

8/5 9:32

トイレの仕組み。使った紙は流さずに、備え付けの箱に入れることになっています。
「酵素(月1回投入)」と書いてあります。このトイレの維持のためにどなたかが投入してくださるんですね。ありがとうございます。

8/5 9:32

参考までに内部の様子です。

8/5 9:38

避難小屋からすぐのところに眺望のきく場所があります。ベンチもあるので、ここで食事が良いです。この先の見晴台等はスペースが狭くて食事には不向きでした。

8/5 9:53

山頂方向を振り返りました。この後すぐに雲がやってきて見えなくなりました。

8/5 9:55

ここまで緩やかに下ってきたのに、「下山道」と書いてある場所から登りに転じます。
「下山ちゃうんか〜い」

8/5 10:05

「摩利支天」近くの見晴台。
下山道から分岐してすぐです。大きな岩によじ登ります。怖い…
平坦なスペースがほとんどなくて、ここで食事は困難です。

8/5 10:42

下り途中の見晴台から。
着いた時は雲で真っ白でしたが、少ししたら視界が開けてきました。良い眺めですが、ここも狭く、岩の上で足下が不安定なのであまり長くはいられませんでした。

8/5 10:44

先ほどいた摩利支天近くの見晴台の大きな岩が写真右上に見えます。
こう見ると急斜面に巨岩がたくさんあります。よく崩れないですね…登山中に崩れたら、と思うと、また怖い…

8/5 11:36

梯子・階段は下りの方が遥かに怖い！
足の筋肉を使うので、下りでも汗だくです。
これが延々1時間以上。一歩踏み外せば大怪我かと思うと、集中力も必要です。

8/5 11:55

集中力切れそう…膝の関節もガクガクになってきました。

8/5 12:18

なんとか下山。途中にこんな看板が。登り道では気づきませんでした。

8/5 12:19

工事現場の方々が使うための「快適トイレ」(商品名？)を使わせていただけるようです。これは有難い！

感想

HERZY

階段・梯子の連続、特に下りでは延々と続くので、この山に登る際は覚悟して行かれた方がいいです。その割には展望がきく場所も少なく、たまにあっても不安定な岩の上で、なかなか落ち着けません。
しかし避難小屋とトイレがここまで整備されていることは、他の山ではなかなかないことだと思います。
怪我なく無事に下山できてホッとしました。

kitto8362

狭い階段が多くて安全のために登り下りが一方通行。色々な階段があって面白かったです。
でも景色はあまり見えなくて残念でした。