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Yamareco

記録ID: 579434
全員に公開
山滑走
槍・穂高・乗鞍

乗鞍岳 剣ヶ峰直登〜BCスキー滑降は厳しくも最高でした!!

2015年01月24日(土) [日帰り]
 - 拍手
体力度
4
1泊以上が適当
GPS
07:57
距離
12.8km
登り
1,439m
下り
1,426m
歩くペース
速い
0.70.8
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
6:50
休憩
1:10
合計
8:00
9:15
9:25
35
10:00
10:00
175
車道(肩の小屋口付近)
12:55
13:40
20
14:00
14:00
25
14:25
14:25
20
15:15
ゴール地点(休暇村駐車場)
天候 快晴。
ただし、稜線上は西から厳しい強風。
過去天気図(気象庁) 2015年01月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
中央道 中津川ICよりR19、R26、梓湖を経て約110km。
休暇村乗鞍高原の駐車場を利用(無料)
他に松本IC、高山ICからのアクセスも可能です。
コース状況/
危険箇所等
●休暇村駐車場〜かもしかリフト終点;
Mt.乗鞍スキー場のゲレンデを上がっていきます。シール登高で直登可能。
●かもしかリフト終点〜ツアーコース〜位ヶ原山荘分岐(ツアーコース終点);
新雪の登りやすい登山道のような斜面です。
一部急なところもありますが、シール登高で問題なしです。
●ツアーコース終点〜車道横切り地点(肩の小屋口付近);
最初だけ急になってますが、ほとんど平らな雪原です。
●車道横切り地点(肩の小屋口付近)〜剣ヶ峰直登谷筋ライン;
ウインドスラブと氷結斜面になっています。シュカブラの凹凸が凄いです。
ウインドスラブは一ヶ月以上前からのもので焼結済み。
この日も安定しており標高2800m過ぎくらいまでは問題なくシール登高できました。
標高2900m過ぎくらいで完全に氷結斜面だけになります。
ウィペットも刃部しか刺さらず、アイゼンも前爪のみしか刺さりません。
スキー背負って立って進むのは危ない斜度とアイス状態です。四つん這いで進みました。
●剣ヶ峰直下;
稜線に出てからは歩きやすい氷結面ですが、西から猛烈な風が吹いています。
危険個所はないですが、まともに歩くのが大変です。

[スキー滑降]
●剣ヶ峰直下〜蚕玉岳付近;
まず岩場とツルピカ氷結斜面しかない上に猛烈な風が襲うので板履き替えが大変です。
両足板を履いてしまえばアイスバーンのようになんとかドロップポイントに移動できます。
●蚕玉岳の直下ドロップポイント〜車道横切り地点(肩の小屋口付近);
硬めの高速パウダーで快適です。雪崩もなさそう。
時折アイスバーンが現れますが、エッジがかかるので乗っても問題なし。
●車道横切り地点(肩の小屋口付近)〜ツアーコース〜かもしかリフト終点;
シュカブラの凹凸を吸収しながら緩斜面を滑ったあとはツアーコースに合流。
午後なのでツアーコースは食い荒らされてる上に、重雪で太腿にキマス・・
●かもしかリフト終点〜休暇村駐車場;
ゲレンデに合流です。正面の中級斜面を滑った後は、右方面へ滑って行けばゴールです。

●docomo電波状況
スキー場では電波良好。
ツアーコースから先も概ね良好ですが、低温強風なので機器がフリーズしてしまいます。
その他周辺情報 ●下山後の温泉;
休暇村施設内「天峰の湯」600円/人。鍵付きロッカー無料。タオルなし。
露天あり。飲泉あり。ボディソープ、シャンプーあり。
前夜準備中。
相変わらず、ビーコンが好きみたい。。
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前夜準備中。
相変わらず、ビーコンが好きみたい。。
あらかじめシールを貼ってから積みます。
2015年01月23日 21:07撮影 by  iPhone 5c, Apple
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1/23 21:07
あらかじめシールを貼ってから積みます。
中津川インターを出ます。
2015年01月24日 04:29撮影 by  iPhone 5c, Apple
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1/24 4:29
中津川インターを出ます。
道中、乗鞍岳の白さにテンション上がります。
2015年01月24日 06:37撮影 by  iPhone 5c, Apple
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1/24 6:37
道中、乗鞍岳の白さにテンション上がります。
休暇村へ。
2015年01月24日 06:44撮影 by  iPhone 5c, Apple
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休暇村へ。
こちらの隅っこに駐車。
登山者何人かおられました。
2015年01月24日 06:48撮影 by  iPhone 5c, Apple
1/24 6:48
こちらの隅っこに駐車。
登山者何人かおられました。
気温は-14℃・・
外に出たくないですね。。。
2015年01月24日 06:51撮影 by  iPhone 5c, Apple
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1/24 6:51
気温は-14℃・・
外に出たくないですね。。。
寒いのでそそくさと準備。
2015年01月24日 06:54撮影 by  iPhone 5c, Apple
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1/24 6:54
寒いのでそそくさと準備。
嫁さんが持たせてくれたカツサンドを朝食にいただきます。
2015年01月24日 06:56撮影 by  iPhone 5c, Apple
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嫁さんが持たせてくれたカツサンドを朝食にいただきます。
7:15 それでは行きましょう!
2015年01月24日 07:13撮影 by  iPhone 5c, Apple
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1/24 7:13
7:15 それでは行きましょう!
まずは営業前のゲレンデをハイクアップしていきます。
2015年01月24日 07:17撮影 by  iPhone 5c, Apple
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1/24 7:17
まずは営業前のゲレンデをハイクアップしていきます。
リフト一本目の終点が見えてきました。
乗鞍岳も映えます。あのてっぺんを目指します!
2015年01月24日 07:32撮影 by  iPhone 5c, Apple
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1/24 7:32
リフト一本目の終点が見えてきました。
乗鞍岳も映えます。あのてっぺんを目指します!
近いような遠いような・・
2015年01月24日 07:33撮影 by  DMC-TZ7, Panasonic
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1/24 7:33
近いような遠いような・・
もうこの時点でiPhoneはオカシクなってます・・
2015年01月24日 07:44撮影 by  DMC-TZ7, Panasonic
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1/24 7:44
もうこの時点でiPhoneはオカシクなってます・・
キレイに整備されてますね〜
滑りたい衝動を抑えて。。
2015年01月24日 07:46撮影 by  DMC-TZ7, Panasonic
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1/24 7:46
キレイに整備されてますね〜
滑りたい衝動を抑えて。。
かなり日差しが強いので日焼け止めを塗りましょう。
2015年01月24日 07:48撮影 by  DMC-TZ7, Panasonic
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1/24 7:48
かなり日差しが強いので日焼け止めを塗りましょう。
かもしかコースは急斜面ですが、ヒールアップMAXで直登できました。
2015年01月24日 08:03撮影 by  DMC-TZ7, Panasonic
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1/24 8:03
かもしかコースは急斜面ですが、ヒールアップMAXで直登できました。
8:10 ようやくリフトの最高点へ。
2015年01月24日 08:07撮影 by  DMC-TZ7, Panasonic
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1/24 8:07
8:10 ようやくリフトの最高点へ。
ここからはまずはツアーコースです。
2015年01月24日 08:09撮影 by  iPhone 5c, Apple
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1/24 8:09
ここからはまずはツアーコースです。
雪質はこんな感じ。
2015年01月24日 08:09撮影 by  iPhone 5c, Apple
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1/24 8:09
雪質はこんな感じ。
でもトレースがあるので楽させてもらいます。
2015年01月24日 08:12撮影 by  DMC-TZ7, Panasonic
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1/24 8:12
でもトレースがあるので楽させてもらいます。
振り返り。
ゲレンデがもう遠くなってます。
2015年01月24日 08:18撮影 by  DMC-TZ7, Panasonic
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1/24 8:18
振り返り。
ゲレンデがもう遠くなってます。
トレースは続いています。
2015年01月24日 08:27撮影 by  iPhone 5c, Apple
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1/24 8:27
トレースは続いています。
8:30 ”玄院
こんな感じでいくつか看板があります。
いくつまであるのかは知りません。
2015年01月24日 08:32撮影 by  DMC-TZ7, Panasonic
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1/24 8:32
8:30 ”玄院
こんな感じでいくつか看板があります。
いくつまであるのかは知りません。
だいぶ木々が低くなってきました。
乗鞍岳もはっきり見えます。
2015年01月24日 08:51撮影 by  iPhone 5c, Apple
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1/24 8:51
だいぶ木々が低くなってきました。
乗鞍岳もはっきり見えます。
山頂をアップ。
もう誰かいたりして?
2015年01月24日 08:34撮影 by  DMC-TZ7, Panasonic
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1/24 8:34
山頂をアップ。
もう誰かいたりして?
雪煙が舞ってますね。
2015年01月24日 08:56撮影 by  DMC-TZ7, Panasonic
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雪煙が舞ってますね。
稜線は風がきつそうです。
2015年01月24日 08:56撮影 by  DMC-TZ7, Panasonic
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稜線は風がきつそうです。
剣ヶ峰を注目。
ここから見ると、直登できそうな感じがします。
2015年01月24日 08:56撮影 by  DMC-TZ7, Panasonic
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1/24 8:56
剣ヶ峰を注目。
ここから見ると、直登できそうな感じがします。
麓の方も見えるようになってきました。
2015年01月24日 09:02撮影 by  iPhone 5c, Apple
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1/24 9:02
麓の方も見えるようになってきました。
あの尾根、直登できそうだけどな・・
2015年01月24日 09:03撮影 by  DMC-TZ7, Panasonic
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あの尾根、直登できそうだけどな・・
9:15 ツアーコース終点です。
2015年01月24日 09:18撮影 by  DMC-TZ7, Panasonic
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1/24 9:18
9:15 ツアーコース終点です。
注意書きがしてあります。
2015年01月24日 09:18撮影 by  DMC-TZ7, Panasonic
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1/24 9:18
注意書きがしてあります。
振り返ると遠くの山が見えてます。
2015年01月24日 09:28撮影 by  DMC-TZ7, Panasonic
1/24 9:28
振り返ると遠くの山が見えてます。
見たことあるような無いような・・
浅間山かな??
2015年01月24日 09:28撮影 by  DMC-TZ7, Panasonic
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1/24 9:28
見たことあるような無いような・・
浅間山かな??
ここからはノートレース。
2015年01月24日 09:36撮影 by  DMC-TZ7, Panasonic
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ここからはノートレース。
吹きさらしなので、アウターを着ます。
2015年01月24日 09:37撮影 by  DMC-TZ7, Panasonic
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1/24 9:37
吹きさらしなので、アウターを着ます。
でもまだほとんど無風のような状態です。
2015年01月24日 09:42撮影 by  DMC-TZ7, Panasonic
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でもまだほとんど無風のような状態です。
風の通り道なのでしょう。
シュカブラが発達しています。
2015年01月24日 09:43撮影 by  DMC-TZ7, Panasonic
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風の通り道なのでしょう。
シュカブラが発達しています。
目指す剣ヶ峰。
近いような遠いような・・やっぱ遠いな・・
2015年01月24日 09:46撮影 by  iPhone 5c, Apple
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目指す剣ヶ峰。
近いような遠いような・・やっぱ遠いな・・
ウインドスラブじゃない部分は氷結でしょうか?
なんとか登れそうな気がします。
2015年01月24日 09:47撮影 by  DMC-TZ7, Panasonic
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1/24 9:47
ウインドスラブじゃない部分は氷結でしょうか?
なんとか登れそうな気がします。
通常はあのコルの肩の小屋を目指すルートです。
2015年01月24日 09:49撮影 by  DMC-TZ7, Panasonic
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通常はあのコルの肩の小屋を目指すルートです。
シュカブラはますます大きく。
2015年01月24日 09:50撮影 by  DMC-TZ7, Panasonic
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シュカブラはますます大きく。
やっぱり直登へ向かいましょう!
2015年01月24日 09:57撮影 by  DMC-TZ7, Panasonic
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やっぱり直登へ向かいましょう!
振り返ると、北アルプスのビッグネームがばっちり見えています。
2015年01月24日 09:59撮影 by  DMC-TZ7, Panasonic
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振り返ると、北アルプスのビッグネームがばっちり見えています。
すぐにアップしたがる・・
2015年01月24日 09:59撮影 by  DMC-TZ7, Panasonic
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1/24 9:59
すぐにアップしたがる・・
10:00 バスの車道を横切ります。
2015年01月24日 10:02撮影 by  DMC-TZ7, Panasonic
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10:00 バスの車道を横切ります。
シュカブラはこうなると芸術の域ですね。。
2015年01月24日 10:05撮影 by  iPhone 5c, Apple
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1/24 10:05
シュカブラはこうなると芸術の域ですね。。
スキー板も浮いてしまいます。
2015年01月24日 10:09撮影 by  DMC-TZ7, Panasonic
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1/24 10:09
スキー板も浮いてしまいます。
南側を見ると太陽がまぶしい。。
2015年01月24日 10:10撮影 by  DMC-TZ7, Panasonic
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南側を見ると太陽がまぶしい。。
北側は槍穂高が癒し。
2015年01月24日 10:10撮影 by  DMC-TZ7, Panasonic
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北側は槍穂高が癒し。
ホント、芸術品。。
2015年01月24日 10:12撮影 by  iPhone 5c, Apple
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ホント、芸術品。。
もう完全に浮いてます。
2015年01月24日 10:13撮影 by  DMC-TZ7, Panasonic
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もう完全に浮いてます。
シュカブラを踏みながら進みます。
2015年01月24日 10:13撮影 by  DMC-TZ7, Panasonic
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シュカブラを踏みながら進みます。
摩利支天方面。バス停の建物が見えています。
2015年01月24日 10:16撮影 by  DMC-TZ7, Panasonic
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摩利支天方面。バス停の建物が見えています。
意味もなくアップ。。
2015年01月24日 10:16撮影 by  DMC-TZ7, Panasonic
1/24 10:16
意味もなくアップ。。
剣ヶ峰はますます全貌が見えてきました。
2015年01月24日 10:20撮影 by  DMC-TZ7, Panasonic
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1/24 10:20
剣ヶ峰はますます全貌が見えてきました。
また振り返り。
お!良く見ると、、
2015年01月24日 10:21撮影 by  DMC-TZ7, Panasonic
1/24 10:21
また振り返り。
お!良く見ると、、
誰かスキーヤーが登ってます。
こんなことして気分転換しながら歩いてます。
2015年01月24日 10:21撮影 by  DMC-TZ7, Panasonic
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誰かスキーヤーが登ってます。
こんなことして気分転換しながら歩いてます。
山頂付近は雪煙が舞ってますね。
2015年01月24日 10:22撮影 by  DMC-TZ7, Panasonic
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1/24 10:22
山頂付近は雪煙が舞ってますね。
カナリの強風が予測されます・・
2015年01月24日 10:23撮影 by  DMC-TZ7, Panasonic
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1/24 10:23
カナリの強風が予測されます・・
風も強くなってきたのでオーバーグローブ装着。
ついでに少し腹に入れます。
2015年01月24日 10:24撮影 by  DMC-TZ7, Panasonic
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1/24 10:24
風も強くなってきたのでオーバーグローブ装着。
ついでに少し腹に入れます。
やはりスラブ以外はツルピカ斜面のようです。
2015年01月24日 10:27撮影 by  iPhone 5c, Apple
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1/24 10:27
やはりスラブ以外はツルピカ斜面のようです。
さっきのスキーヤーはどこまで行ったかな??
2015年01月24日 10:41撮影 by  DMC-TZ7, Panasonic
1/24 10:41
さっきのスキーヤーはどこまで行ったかな??
だいぶ進んでますね。。
負けてられません!
2015年01月24日 10:42撮影 by  DMC-TZ7, Panasonic
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1/24 10:42
だいぶ進んでますね。。
負けてられません!
雪が硬くなってきました。
2015年01月24日 10:44撮影 by  DMC-TZ7, Panasonic
1/24 10:44
雪が硬くなってきました。
今日はとても好条件だと思いますが、それでも時折、強風が襲います。
白い砂漠のような光景です。
2015年01月24日 10:44撮影 by  DMC-TZ7, Panasonic
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1/24 10:44
今日はとても好条件だと思いますが、それでも時折、強風が襲います。
白い砂漠のような光景です。
強い風をまともに受ける時間が多くなってきました。
2015年01月24日 10:55撮影 by  DMC-TZ7, Panasonic
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1/24 10:55
強い風をまともに受ける時間が多くなってきました。
標高2800m付近。
もうすぐのように見えるが。。
ちょっと雪面状態がスキーシールでは厳しくなりました。
2015年01月24日 11:00撮影 by  DMC-TZ7, Panasonic
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1/24 11:00
標高2800m付近。
もうすぐのように見えるが。。
ちょっと雪面状態がスキーシールでは厳しくなりました。
シール登高はここまでですね。。
2015年01月24日 11:14撮影 by  DMC-TZ7, Panasonic
2
1/24 11:14
シール登高はここまでですね。。
潔く担ぎます。
2015年01月24日 11:19撮影 by  DMC-TZ7, Panasonic
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1/24 11:19
潔く担ぎます。
ただ、蹴り込める雪質なのでまずはアイゼンは着けないで行きましょう。
2015年01月24日 11:22撮影 by  DMC-TZ7, Panasonic
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1/24 11:22
ただ、蹴り込める雪質なのでまずはアイゼンは着けないで行きましょう。
伊吹山の8〜9合目くらいの感じかな。。
2015年01月24日 11:30撮影 by  DMC-TZ7, Panasonic
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1/24 11:30
伊吹山の8〜9合目くらいの感じかな。。
自分のトレースを振り返る。
2015年01月24日 11:30撮影 by  DMC-TZ7, Panasonic
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1/24 11:30
自分のトレースを振り返る。
だんだん斜度は急に。
スキーブーツ蹴り込んで上がります。
2015年01月24日 11:38撮影 by  iPhone 5c, Apple
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1/24 11:38
だんだん斜度は急に。
スキーブーツ蹴り込んで上がります。
岩の辺りの方が安定してるでしょうから向こうへ行きましょう。
2015年01月24日 11:48撮影 by  DMC-TZ7, Panasonic
1
1/24 11:48
岩の辺りの方が安定してるでしょうから向こうへ行きましょう。
結構斜度あります。
2015年01月24日 11:58撮影 by  DMC-TZ7, Panasonic
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1/24 11:58
結構斜度あります。
標高2900mを過ぎたあたり。
距離にしてもあと200mほどなんですが・・
完全氷結斜面となります・・
2015年01月24日 12:04撮影 by  DMC-TZ7, Panasonic
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1/24 12:04
標高2900mを過ぎたあたり。
距離にしてもあと200mほどなんですが・・
完全氷結斜面となります・・
ここからアイゼン。
2015年01月24日 12:06撮影 by  DMC-TZ7, Panasonic
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1/24 12:06
ここからアイゼン。
斜度があるので装着にも一苦労です。
15分くらいかかりました・・
2015年01月24日 12:16撮影 by  DMC-TZ7, Panasonic
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1/24 12:16
斜度があるので装着にも一苦労です。
15分くらいかかりました・・
さあ行きましょう!
アイゼンでも「ザリっ」って感じで前爪までしか刺さりません。
2015年01月24日 12:23撮影 by  DMC-TZ7, Panasonic
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1/24 12:23
さあ行きましょう!
アイゼンでも「ザリっ」って感じで前爪までしか刺さりません。
ウィペットも埋まるのは刃の部分のみ
2015年01月24日 12:27撮影 by  DMC-TZ7, Panasonic
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1/24 12:27
ウィペットも埋まるのは刃の部分のみ
嫌な斜面ですね〜・・
もろに風を受けて危ないので四つん這いで進んでいます。。
2015年01月24日 12:28撮影 by  DMC-TZ7, Panasonic
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1/24 12:28
嫌な斜面ですね〜・・
もろに風を受けて危ないので四つん這いで進んでいます。。
そんなときは振り返って槍穂高でも。。
2015年01月24日 12:30撮影 by  DMC-TZ7, Panasonic
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1/24 12:30
そんなときは振り返って槍穂高でも。。
槍ヶ岳アップ。
またあの飛騨沢を滑りたいな〜
こう見るとカナリの斜度ですね。。
2015年01月24日 12:30撮影 by  DMC-TZ7, Panasonic
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1/24 12:30
槍ヶ岳アップ。
またあの飛騨沢を滑りたいな〜
こう見るとカナリの斜度ですね。。
ようやく剣ヶ峰へ続く稜線が見えてきました。
右は蚕玉岳標識。あと一息です。
2015年01月24日 12:35撮影 by  DMC-TZ7, Panasonic
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1/24 12:35
ようやく剣ヶ峰へ続く稜線が見えてきました。
右は蚕玉岳標識。あと一息です。
稜線へ登りあげました。
あとは歩くだけです。
2015年01月24日 12:40撮影 by  DMC-TZ7, Panasonic
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1/24 12:40
稜線へ登りあげました。
あとは歩くだけです。
エビのシッポとかもツルピカ状態です。
2015年01月24日 12:45撮影 by  DMC-TZ7, Panasonic
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1/24 12:45
エビのシッポとかもツルピカ状態です。
朝日岳からの稜線を振り返ります。
やはりこの強風の中、稜線を歩いてくるのは厳しそうです。
2015年01月24日 12:48撮影 by  DMC-TZ7, Panasonic
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1/24 12:48
朝日岳からの稜線を振り返ります。
やはりこの強風の中、稜線を歩いてくるのは厳しそうです。
猛烈な風が吹く中、歩きやすい道を歩いて・・
2015年01月24日 12:48撮影 by  DMC-TZ7, Panasonic
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1/24 12:48
猛烈な風が吹く中、歩きやすい道を歩いて・・
そしてやっとのことで・・
2015年01月24日 12:54撮影 by  DMC-TZ7, Panasonic
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1/24 12:54
そしてやっとのことで・・
いよいよ、、
2015年01月24日 12:54撮影 by  DMC-TZ7, Panasonic
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1/24 12:54
いよいよ、、
鳥居の向こうに山頂です。
2015年01月24日 12:55撮影 by  DMC-TZ7, Panasonic
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1/24 12:55
鳥居の向こうに山頂です。
12:50 剣ヶ峰頂上。
ヤリマシタ〜!
2015年01月24日 12:56撮影 by  DMC-TZ7, Panasonic
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12:50 剣ヶ峰頂上。
ヤリマシタ〜!
奥社も氷結状態です。
2015年01月24日 13:07撮影 by  iPhone 5c, Apple
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奥社も氷結状態です。
鳥居にもビッシリ。。
2015年01月24日 13:07撮影 by  iPhone 5c, Apple
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鳥居にもビッシリ。。
担いできた相棒とともに。
2015年01月24日 12:58撮影 by  DMC-TZ7, Panasonic
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担いできた相棒とともに。
別の角度から。。
奥には御嶽山。
2015年01月24日 13:06撮影 by  iPhone 5c, Apple
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別の角度から。。
奥には御嶽山。
御嶽山は噴煙が見えます。
噴火してからは初めて見ました・・
2015年01月24日 12:58撮影 by  DMC-TZ7, Panasonic
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御嶽山は噴煙が見えます。
噴火してからは初めて見ました・・
北アルプス方面。
2015年01月24日 12:59撮影 by  DMC-TZ7, Panasonic
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北アルプス方面。
南アルプス方面。・・だったかな・・
2015年01月24日 12:59撮影 by  DMC-TZ7, Panasonic
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南アルプス方面。・・だったかな・・
八ヶ岳。・・たぶん。
2015年01月24日 13:30撮影 by  DMC-TZ7, Panasonic
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八ヶ岳。・・たぶん。
西の方角には・・
2015年01月24日 13:00撮影 by  DMC-TZ7, Panasonic
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西の方角には・・
白山もキレイ!
2015年01月24日 13:01撮影 by  DMC-TZ7, Panasonic
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白山もキレイ!
東側へ移動すると風避けになっていて過ごしやすかったです。
2015年01月24日 13:05撮影 by  iPhone 5c, Apple
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東側へ移動すると風避けになっていて過ごしやすかったです。
こちらからも御嶽山。
2015年01月24日 13:05撮影 by  iPhone 5c, Apple
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こちらからも御嶽山。
滑る斜面を見てみたり。
2015年01月24日 13:06撮影 by  iPhone 5c, Apple
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滑る斜面を見てみたり。
何度でも北ア。ホント最高の展望でした!
2015年01月24日 13:07撮影 by  iPhone 5c, Apple
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何度でも北ア。ホント最高の展望でした!
シールを剥ぐっておきましょう。
2015年01月24日 13:14撮影 by  DMC-TZ7, Panasonic
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シールを剥ぐっておきましょう。
余裕はないですが、お腹が空いてるので昼食を。
結局、45分以上もノンビリしてしまいました。。
2015年01月24日 13:18撮影 by  DMC-TZ7, Panasonic
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1/24 13:18
余裕はないですが、お腹が空いてるので昼食を。
結局、45分以上もノンビリしてしまいました。。
ではスキー滑走準備を。
猛烈な風の中、全面でツルツルなので板を履くのも超苦労です。
2015年01月24日 13:46撮影 by  DMC-TZ7, Panasonic
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ではスキー滑走準備を。
猛烈な風の中、全面でツルツルなので板を履くのも超苦労です。
片っぽでエッジをかけて、片っぽでアイゼンを脱ぐ・・
2015年01月24日 13:51撮影 by  DMC-TZ7, Panasonic
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1/24 13:51
片っぽでエッジをかけて、片っぽでアイゼンを脱ぐ・・
ようやく履けました。
10分以上かかりました。。
2015年01月24日 13:55撮影 by  DMC-TZ7, Panasonic
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1/24 13:55
ようやく履けました。
10分以上かかりました。。
では、この斜面をいただきます。
2015年01月24日 14:02撮影 by  iPhone 5c, Apple
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1/24 14:02
では、この斜面をいただきます。
少し滑って振り返り。
風ですぐに消されるためシュプールは残りませんが、極上の斜面です。
2015年01月24日 14:05撮影 by  DMC-TZ7, Panasonic
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1/24 14:05
少し滑って振り返り。
風ですぐに消されるためシュプールは残りませんが、極上の斜面です。
まだまだ滑ります。
2015年01月24日 14:08撮影 by  DMC-TZ7, Panasonic
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まだまだ滑ります。
最高です。
剣ヶ峰にお礼を。。
2015年01月24日 14:14撮影 by  DMC-TZ7, Panasonic
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最高です。
剣ヶ峰にお礼を。。
マッタリでも10分くらいで取付きまで降りてきました。
風もほとんどありません。
2015年01月24日 14:14撮影 by  DMC-TZ7, Panasonic
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マッタリでも10分くらいで取付きまで降りてきました。
風もほとんどありません。
ここからは安定した斜面です。
もうウィペットも不要でしょう。
2015年01月24日 14:15撮影 by  DMC-TZ7, Panasonic
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ここからは安定した斜面です。
もうウィペットも不要でしょう。
また剣ヶ峰を振り返る。
相変わらずの強風のようですね。
2015年01月24日 14:15撮影 by  DMC-TZ7, Panasonic
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また剣ヶ峰を振り返る。
相変わらずの強風のようですね。
14:20 車道を跨ぎます。
2015年01月24日 14:20撮影 by  DMC-TZ7, Panasonic
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14:20 車道を跨ぎます。
あとはツアーコース。
2015年01月24日 14:24撮影 by  DMC-TZ7, Panasonic
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あとはツアーコース。
ツアーコースは一部残ったところを振り返るくらいしかできませんでした。。
2015年01月24日 14:28撮影 by  DMC-TZ7, Panasonic
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ツアーコースは一部残ったところを振り返るくらいしかできませんでした。。
朝、あんなにキレイだった斜面が食い荒らされてる・・
2015年01月24日 14:28撮影 by  DMC-TZ7, Panasonic
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朝、あんなにキレイだった斜面が食い荒らされてる・・
・・・っと、、油断してたら大転倒。。
2015年01月24日 14:35撮影 by  DMC-TZ7, Panasonic
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・・・っと、、油断してたら大転倒。。
スキー場が見えてきました。
順調に楽しみながら滑って・・
2015年01月24日 14:42撮影 by  DMC-TZ7, Panasonic
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スキー場が見えてきました。
順調に楽しみながら滑って・・
14:45 スキー場に合流。
なんだかとてものどかで落ち着きます。
2015年01月24日 14:46撮影 by  DMC-TZ7, Panasonic
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14:45 スキー場に合流。
なんだかとてものどかで落ち着きます。
15分ほどノンビリ休憩します。
2015年01月24日 14:58撮影 by  DMC-TZ7, Panasonic
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15分ほどノンビリ休憩します。
最後にゲレンデを滑って・・
2015年01月24日 15:05撮影 by  DMC-TZ7, Panasonic
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最後にゲレンデを滑って・・
10分くらいであっと言う間に、、
2015年01月24日 15:12撮影 by  DMC-TZ7, Panasonic
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10分くらいであっと言う間に、、
15:15 駐車場へ。
2015年01月24日 15:13撮影 by  DMC-TZ7, Panasonic
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15:15 駐車場へ。
お疲れ様でした!
キミたち、今日もありがとう!
2015年01月24日 15:16撮影 by  iPhone 5c, Apple
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お疲れ様でした!
キミたち、今日もありがとう!
休暇村のお風呂に入って、、
2015年01月24日 15:36撮影 by  iPhone 5c, Apple
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休暇村のお風呂に入って、、
お土産はそばパスタとリンゴバターです。
今日も一日楽しかった〜
2015年01月24日 16:18撮影 by  iPhone 5c, Apple
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お土産はそばパスタとリンゴバターです。
今日も一日楽しかった〜
翌朝。こちらも登頂&滑降です!
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翌朝。こちらも登頂&滑降です!

装備

個人装備
GPS
1
GARMIN VENTURE HC
ストーブ・ライター
1
ダウン防寒着
1
オーバージャケット
1
ビーコン
1
シャベル
1
アイゼン
1
10本爪
ゾンデ棒
1
3m
ヘッドライト
1
ピッケル
1
携帯電話
1
iPhone5c
地図
1
1/25000
ツエルト
1
2人用
カイロ
3
ゴーグル
1
グローブ
2
携行食
1
2日分
熊鈴、笛
1
救急セット
1
着替え
1
アンダー、ソックス
ピッケルストック
1
スキー板一式
1

感想

今シーズンも標高3000mから滑りたい!
しかし、例年の御嶽山に登れなくなったので、家から同じような距離の乗鞍岳をチェック。

春にバスを利用しては滑ったことあるが、この時期は初のため、入念に情報収集。
年末からのレコを大いに参考にさせてもらい計画。
氷結斜面かも知れないが、たまには氷を滑るのも良いだろう。

仕事から帰宅後に仮眠して自宅を2:30発。
御嶽山と同じ中津川インターから乗鞍岳の起点となる乗鞍高原休暇村を目指します。
御嶽山への道中のように、真っ白な乗鞍岳の姿が見えてテンションアップ。
あそこまで行くのかー。遠いような近いような・・なんてこの時点では呑気なもんです。

休暇村からはまだ営業前の整備したてのゲレンデを7:15ハイクアップ開始です。
それにしてもいわゆる雲一つない絶好の登山日和スキー日和。レイヤーは2枚で十分です。
滑りたい衝動を抑えながらリフト3本分を歩いて登って1時間ほどでツアーコース入り口に。
ラッセルも覚悟してきたが、さすがの好天気。トレースはあるようです。

ツアーコースは初めて来るので全てが新鮮。目の前に見えてる剣ヶ峰に向かって。
一部少し急な箇所はあるものの、青空の下、概ね順調にツアーコース終点へ。
ここからは風吹きさらしでトレースは消えており、ある意味自由行動?となります。

360°広がるフリーな雪原。前に誰もいないので、剣ヶ峰までのルートをどう取るか。
予報では岐阜側の天気が悪く西から強風。
肩の小屋を目指す通常ルートは稜線で西風をまともにうけるので歩けないかも・・
できれば直登して風は最小限にしたい。
ウインドスラブの安定感は?焼結度は?氷結斜面の硬さは?斜度は?風は?
遠目には行けそうな気もする・・
吹き溜まりも年末からあって焼結が済んでいるようだし、ほぼ山頂まで続いてるし。
そのままシール登高で取り付きへ。氷結斜面とウインドスラブの境界線を進んでみる。
シュカブラは凄いが、雪質は安定してそうだ。大丈夫。直登できると判断。
でも何が起きるかわからないので、ウインドスラブの端を歩くことにします。
・・もちろん?後続者は通常ルートへ向かっていきます。

しばらくは順調。
絶景に囲まれる中、雪も安定感があり、氷結斜面にもクトーがよく噛むし、風も弱い。
しかし当然のことながら斜度はどんどん急になっていき、風も強くなっていきます。
さらには、表面1cmほどがサラサラのためシールが噛まなくなります。
だいたい伊吹山でいう8〜9合目くらいの斜度。
半ば無理矢理シール登高を続けていたが断念し、板を背中に担ぎます。
雪面はまだ柔らかいので、アイゼンなしのスキーブーツ蹴り込みでも十分です。
残りは250mほど「これならまぁ30分もすれば着くかなー?」気分も変えて再スタート。

・・が、やはり甘かった・・
雪面が柔らかいのでプチラッセル状態。
一歩踏み込んでもズズズっと半歩くらい落ちる感じ。さすが3000m峰は違います。
強風に乗った雪粒に耐え、少々の疲労も出てきて、5分で10mくらいしか進んでない・・
おまけにiPhoneで写真を撮ろうとするとフリーズで再起動繰り返したりして余計にロス。

それでもなんとか牛歩で登り続け、残り150mほどに。
「もうすぐだ!」
このままアイゼンなしで行けるかと油断しかけたその時。。急に現れました氷結斜面。。
誰がどう見てもツルツルテカテカ。。
スキーブーツ蹴りこみでは無理なので、急斜面テカテカ状態の中でアイゼンを履きます。

それにしても氷の硬いこと・・
ウィペットも刃先しか刺さらないし、アイゼンで思い切り蹴り込んでも前爪が入るのみ。
斜度も立てるか微妙でちょっと怖いので四つん這いでダブルアックスで進みます。
時折、背中のスキー板が風で持っていかれるので斜面に貼りつきながら一歩また一歩・・

そんなこんなで悪戦苦闘し、剣ヶ峰頂上に立てたのは、12:50でした・・
あまりの厳しさに思わず雄叫びとガッツポーズしてしまったくらいです。。。

頂上付近は予報予想通りの猛烈な豪風が吹きつけています。
高速道路で窓を開けて体を出したような感じ。普通に歩けたもんじゃありません。
それでもやはり山頂に来た者への十分なご褒美。360°の大絶景が広がっています。
噴火後の姿を初めて見た御嶽山は本当にドキっとするほどキレイだし、
槍穂高、南ア、中央ア、八ヶ岳、白山、全てクッキリ鮮明に見えています。
ただ、太陽が眩しすぎるのと、風で目がショボショボするのとで山座同定の余裕はナシ。
神社の東側はいくぶん風を避けられるので昼食に。ほんと生き返った〜。
だいぶノンビリしすぎて体が冷えてしまいました。。
40分以上も休憩し、いよいよ下山スキーの準備します。

本来お楽しみのスキー滑降のはずなんだが、問題が。。
まず雪の上でアイゼンからスキー板に履き替える場所が無い。。全面ツルピカなので・・
そして板もしっかりギュッと掴んで抱きしめておかないと風にすっ飛ばされそう・・
バンドや紐、フードなど、フリーなものは全て風に強く舞っています。
なんとか山頂直下の狭い岩場で滑らないように慎重にアイゼンを外しビンディングへ。
そのままエッジでブレーキ。しかし凸凹な上に氷結してるのでズリズリと滑る・・
なんとか堪えて岩を掴みながらもう片方も・・
そんなこんなで履き替えに大苦戦。15分も要してしまいました・・

両足履き替えさえできれば、氷結斜面も問題ナシ。あとはお楽しみのみです。
雪質を確かめながら登った直下の大斜面を、大絶景に向かって飛び込みます。
大部分はウインドスラブなので、狙い通りの高速パウダーです。超最高!!!
シュカブラの凹凸は柔らかいし、氷結部も、ゲレンデでいう硬めのアイスバーンくらい。
こんだけ気持ち良い斜面ってのは、山スキー人生で最高だったかも知れません。
何度も止まったり振り返ったりしながら味わうようにして降りました。

あとは朝と違う食い荒らされたツアーコースを順調に滑り、ゲレンデに降りると雰囲気一変。
あの厳しさは何だったんだろ?というほど平和です。
ノンビリ余韻に浸っていると、ゲレスキーヤーさんまでも「登頂おめでとうございます」と。
どうやらこの日の登頂者は僕だけのよう。最高のコンディションをまさに独り占めでした。

来る前はカナリ不安も多かった乗鞍岳剣ヶ峰。やはり現場に来てこそですね。
とても厳しいことも多かったが、終わってみると満足感でいっぱい。
またお気に入りのゲレンデが一つ増えました。

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コメント

登頂おめでとうございます
乗鞍の山頂はいつも強風が吹いているような感じで、未だに肩の小屋か摩利支天止まりです。テカテカつるつるだけに、アイゼンの履き替え、板の装着と、最新の注意が必要な状況に読んでいるこちらまで緊張してしまいましたよ〜

それにしてもいい天気でしたね。
苦労が感動に代わる瞬間が最高だったことでしょう。
2015/1/25 14:42
Re: tekapoさんへ
ありがとうございます!
御嶽と違って、乗鞍は強風が止まないみたいですね。。
ただ、山スキーなら摩利支天の斜面が本当は良いみたいです。
私も春にしか滑ったこと無いので、機会があったらそちらの斜面も滑ってみたいです。
スキー履くのはホント苦労しました。。
よく他の人の記録でスキー履くのに数十分要したみたいなこと書かれてるのを見ますが、
まさに今回それを体験できました。。よい経験だったと思います。

滑降は本当に幸せでした。。
いつもピークハントにこだわると良い雪を味わえないんですが、今回はさすがこの時期、最高の雪質でした!
2015/1/25 20:48
やってますね〜!
Mahitoさん、おはようございますpaper  お久しぶりですね
この季節が到来してからがMahitoさんの真骨頂でしょうか
僕は乗鞍岳に行った事がなので手に取るように状況が分からないのですが、BCの方はビックリするような斜面も滑って行くのできっとMahitoさんもそういう方なのでしょうね

僕もiPhoneを使っていて、正月の南アルプスの小屋の中で「高温注意」と出て何で逆なんだ?としばらく考えました
低温に何か良い対策は無いのですかね?
2015/1/26 8:38
Re: kaikaireiさんへ
こんばんわ!
お久しぶりというか、、ご活躍はいつも見させていただいておりますよ。。
僕はどちらかというと、まったり滑る方なので、想像されているような感じじゃないかもですが、、冬は大好きな季節です。
・・・kaikaireiさんの足元にも及びませんケドネ・・・

iPhoneはホントなんとかしてもらいたいですよね・・
撮りたいときに限って「高温注意」や電源が落ちてたり・・復帰まで時間かかるし・・
結構、ネットとかで調べましたが、まだ対策は温める以外ナシですね。。電池が弱ってるのかも知れませんが。。
2015/1/26 23:17
Mahitoさん こんにちは!
◎ いやぁ〜凄いパワーで登頂ですね! 何処からそのパワーが!?素晴らしい景色や良質のパウダーが呼んでるのでしょうか!?
◎ レコも完璧でハラハラドキドキが伝わって来ました! 急斜面で氷結、しかも強風の中でどう考え行動したら良いのか勉強に成りました!と言っても今はやりたくない気持ちです。 怖い!怖い!
◎ 苦労して登った分、倍返しで感動が帰って来て良かったですね! 何時かは真似したい!でも出来ない! >^<;;
◎ ゆっくり休んで下さい! そして又完璧で勉強に成るレコを期待してます! お疲れ様でした! m(_ _)m
2015/1/26 13:32
Re: mypaceさんへ
いつもありがとうございます!
ホントその通りで、山頂からの景色は山頂に立たないと見ることはできませんのでね。。
ついつい頑張ってしまいます。。
氷結斜面や強風に対しては、やはり今までの白山や槍での経験が活きている気がします。。
でもまだまだ僕も勉強の段階ですので、すべてが新しい良い経験です。
mypaceさんも、これからピンチ迎えたりするでしょうが、無理せずトライ続けてくださいね!!
2015/1/26 23:22
位ヶ原山荘の分岐で
こんばんは!
分岐のところで少しお話させてもらった者です

ハイクアップ、早かったですね〜
真っ直ぐ直登ルートに行かれたのでアイスバーンになっていないか
気にして見ていましたが、見る見るうちにガリー直下まで行かれてましたね。
ガリー右側のウインドスラブは良さそうで魅かれましたが、無難な肩の小屋
経由ルートを選んで見事に強風の洗礼を受けてしまいました。

スキルも装備も計画も万全だからの結果ですね!
素晴らしいです。
2015/1/26 21:05
Re: K_2さんへ
こんばんわ!コメントありがとうございます!!
あの時お話できて良かったです。こちらも孤独だったので元気がでました。。
私も現場に着くまではアイスバーンやウインドスラブが不安でしたが、なんとか登ることができて良かったです。
見守っていただいてありがとうございました!
結果的には直登でピークハントできましたが、条件によっては肩の小屋経由の方が良い場合もあるでしょうね。。

BCスキーを楽しむ者同士、またどこかでお会いできることを楽しみにしています!!
2015/1/26 23:31
完全氷結
くるんパッカーさん、こんばんは

氷結急斜面、よう登られましたね。
自分、以前この時期ここで「氷の中って青いんや」って知りましたよ
登頂おめでとうございます。

プチ情報
ビーコンがスマホの信号を拾っちゃうって、どこかのブログでみましたよ。
たぶんMahitoさんの使ってるモデルで!
一応用心をば
2015/1/27 23:21
Re: ko-さんへ
くるんパッカー。。
ついにその称号を得ることができましたか。。光栄です。。
・・でも実はいつも1本か2本しか食べれないんですよねー・・まだまだ本物のパッカーにはなれていない気がします。。

氷結斜面は厳しかったですが、白山や塩見とかよりは短かったし、
ウィペットを両手に持てるとだいぶ楽ですね。。

ビーコンの件、プチ情報というか、とても重要な情報ありがとうございます!
家で電源入れると、いつも2〜3人遭難者を拾うのでおかしいなぁと思っておりました。。
頭にいれて行動したいと思います。
2015/1/28 6:52
プロフィール画像
ニッ にっこり シュン エッ!? ん? フフッ げらげら むぅ べー はー しくしく カーッ ふんふん ウィンク これだっ! 車 カメラ 鉛筆 消しゴム ビール 若葉マーク 音符 ハートマーク 電球/アイデア 星 パソコン メール 電話 晴れ 曇り時々晴れ 曇り 雨 雪 温泉 木 花 山 おにぎり 汗 電車 お酒 急ぐ 富士山 ピース/チョキ パンチ happy01 angry despair sad wobbly think confident coldsweats01 coldsweats02 pout gawk lovely bleah wink happy02 bearing catface crying weep delicious smile shock up down shine flair annoy sleepy sign01 sweat01 sweat02 dash note notes spa kissmark heart01 heart02 heart03 heart04 bomb punch good rock scissors paper ear eye sun cloud rain snow thunder typhoon sprinkle wave night dog cat chick penguin fish horse pig aries taurus gemini cancer leo virgo libra scorpius sagittarius capricornus aquarius pisces heart spade diamond club pc mobilephone mail phoneto mailto faxto telephone loveletter memo xmas clover tulip apple bud maple cherryblossom id key sharp one two three four five six seven eight nine zero copyright tm r-mark dollar yen free search new ok secret danger upwardright downwardleft downwardright upwardleft signaler toilet restaurant wheelchair house building postoffice hospital bank atm hotel school fuji 24hours gasstation parking empty full smoking nosmoking run baseball golf tennis soccer ski basketball motorsports cafe bar beer fastfood boutique hairsalon karaoke movie music art drama ticket camera bag book ribbon present birthday cake wine bread riceball japanesetea bottle noodle tv cd foot shoe t-shirt rouge ring crown bell slate clock newmoon moon1 moon2 moon3 train subway bullettrain car rvcar bus ship airplane bicycle yacht

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