破風山へピンポイントで みとみ より
- GPS
- 07:26
- 距離
- 15.3km
- 登り
- 1,444m
- 下り
- 1,438m
コースタイム
天候 | 晴れ 次第に雲が多くなる |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2023年08月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
写真
装備
個人装備 |
半袖シャツ
アームカバー
ズボン
靴下
グローブ
雨具
日よけ帽子
靴
ザック
昼ご飯
行動食
非常食
飲料
地図(地形図)
コンパス
予備電池
GPS
携帯
時計
タオル
ストック
カメラ
ライト
ロープ
|
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感想
ピンポイントで破風山へ行ってみた・・・みた。。。
暑い日が続いて低山は温度が高過ぎるので、ある程度の高山の方が良い事と、鶏冠山大橋から北へ続く防火帯らしき伐採してある所が気になっていたので、道の駅「みとみ」から防火帯の尾根を破風山に登り、隣の林道から降りてくるルートを考えてみた。防火帯の尾根はよく判らない所が多いし厳しいことが予想されるので登りに、林道からのルートはある程度歩かれている準コース的な感じのようなので下りにしてみた。
道の駅に到着したのは8:40頃。混み合うとは思えないが、第2駐車場の端に停めさせて頂く。自宅からは115kmほど有り、非力な本田原二郎で柳沢峠を越えて来るのは大変なので、この時間になってしまうのは仕様がない。塩山でコンビニに寄って昼食を仕入れて来たし。(塩山のあたりを逃すとコンビニが無いので)
日は既に高くなり、標高が1,100m近い道の駅も、日向はかなり高温になっている。日影でも25℃位だった。
道の駅を出て、荒れた林道ちっくな所で西沢大橋をショートカットして鶏冠山大橋へ。
大橋手前の北側にある階段が山中への取付き。
尾根までコンクリートバーを固定した階段が有るので楽々歩ける。土砂崩れ防止らしい金網を敷いた細い尾根道を上がると広めな防火帯に出る。
防火帯は草原のようになっており、日影も多いので快適に歩ける。防火帯の刈込は定期的に行われているようで、防火帯の草原にはいく筋かの踏み跡が有る。
暫く歩いて行くとワラビの群生やツワブキの群生が見られた。
三角点ナレイ沢:草原の中に真鍮の小さ目な三角点が有る。お印の杭が少し離れているので、最初は「本当にコレ?」と思ったが、真鍮に刻印された内容を見ると確かに四等三角点と書いてあった。
三角点の有る丘のような所を降ると防火帯は終わり、落枝の多い森の中になる。
倒木・落枝の多い中を暫く行くと下草が笹原になる。膝下以下の小さな笹なので倒木などが多いが、隠れて見過ごしてつまずくようなこともあまり無く、歩くにはそれ程支障は無い。
三角点ナメラ沢:ここも真鍮の小さ目な三角点とお印の杭が有る。笹原だが笹は小さいのでスグに見つかる。
この後は、段々と大きな倒木が増えてきて、入り組んで倒れているので越えて行くのが大変になってくる。
もう少し進むと大き目な岩が混じり始め、ますます難路になってきた、などと思っていると最後に出てきたのはしばらく続く岩場。暫し唖然としたが、よく見ると見上げるような大岩は無いので、ルートを探して立ち止まる様なことは無く、注意しながら足場を辿って行く感じだった。大きな岩場なので、当然振り返ると180°の良い眺めが楽しめる・・・が、さっきから雷鳴が聞こえるようになったので先を急ぐ。
大きな岩場を終えた所はピンク案内テープが有ったので、ほぼ前人のとおりに歩いてきたようだ。ココからは岩と低木の薮中を少し登れば尾根上のコースに出る。
出た所は破風山のすぐ横だった。
破風山:三角点と多数のお印が有る。木に囲まれているので遠望は無い。
破風山からは、時々岩の有るシャクナゲなどの木の間を降りて行く。途中からは背の高い木は無くなり、避難小屋の有る尾根や広瀬ダム、山梨の市街から続く山々などが良く見える。北側の方は、今日はガスっていて今日は真っ白だったが。
岩っぽいコースを降り切ると避難小屋。
破風山避難小屋:頑丈そうな薪の積まれた小屋があり、脇には休憩テーブルが有る。尾根が広くなっているので、眺めはそれ程良くない。隣に有る小さな丘っぽい所に登ったら、たぶん最高の眺めだと思うけれど、北側はガスってるので登るのは止めとく。
避難小屋の前で南側を見ていると、これから降りて行く尾根に斜めに向かってピンクの案内テープと笹原の中の細い踏み跡が見える。もしかしたら、下りに選んだコースは避難小屋からの退避ルートなのかも。
急坂ではあるけれども岩場とかも無い、両側から沢音が聞こえる尾根を案内テープと踏み跡に従って暫く降りて行くとヌク沢林道の終点ヵ所が見えるので、西側から廻り込んで降り立つ。
林道は崩落している所も有るけれど歩くには問題無いレベル。
最初の橋から見えた滝は木に隠れてはいるものの、なかなかの眺め。更に次の橋からは2つの谷にそれぞれの細長い滝が見えてGOOD。この林道が無かったら、とてもじゃないが横切れないような谷を越えて行く。
標高1,500mが近付くミラーの所からピンクテープと踏み跡に従って尾根を降りて行き、尾根先の手前で近丸新道に降りて戻る。
時間が遅めなことも有るが駐車場の車は増えてはおらず、催しでもなければあまり混むことは無いようだ。
往路の尾根は、快適な防火帯で始まり、倒木などの多い難路、暫く続く岩場、藪中とバリエーション豊かなトコで楽しめた。雲が多めなものの遠望を楽しめる所も有ったし、秘境感のある滝も見れて、GOOD・・・GOOD。。。
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